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カオスフル雑記

Qutのゲームやマンガの落書きと呟き。

春ゆきてレトロチカ

2022年05月29日 | ゲーム全般
面白かったぞー!話の内容や、トリック「ではない」部分の感想。ネタバレは無いです……たぶん。あ、映像特典の話もします。
たぶん、というのは人によってそのへんの閾値は違うと思うので……。

私はPS4DL版(というか、PS5DL版のPS4でもプレイできる版)を買いました。
めっちゃくちゃ語りたい部分が、全部致命的なネタバレなんですよねえ!どうやったら問題なく最後までプレイした人と語れるのか……クリアした人にならわかるパスワードとパスフレーズ(という名の感想)を送ってもらうとか……?あっ、こういう時にdiscordの鯖立てれば良いのか!?ちょっと頑張ってみます。できるかはわからないけどお絵描きもしたい。

全クリアした後に書いたこのツイートが自分でも好きで、

ていうか……直後はこれくらいしか書けなくて……。

どうも、ネタバレなく語れる操作性の部分があまり……なせいか、感想を検索するとそこにいろいろ言われているのが目立っていますが、私はそこまで気になりませんでした。Splatoonにおいて、R2ボタンがトリガーで人差し指で引きながら親指でRスティック操作するのが日常だったからかなーと思っています。
少なくとも、ゲーム体験がダメになるほどではなかった。まあ……ADVゲームの操作としては独特すぎますし、その独特すぎることにあまり意味は感じられないので良くもないですね。
Switch版&純正コントローラなら設定で変えられるようなので、Switch版で困っている方は是非これで。Steam版はマウスでいけるっぽい?のでそちらでやっちゃいましょ!PS4、5も純正にキーコンフィグはあるっぽい(たぶん、終わったら元に戻す必要があるかな)?

画面や音楽:基本が和、とはいえ地味ではなくゴージャスな感じがあって、めちゃくちゃ私好みです。PS4版は解像度がPS5版の半分ですが、高解像度にも耐える画面の密度になっている、と感じます。
効果音では、簡単なボタンの押下にも、鈴や太鼓の音が当てられていて、「猫侍」(PS1のゲーム……)をちょっとだけ思い出して嬉しくなっちゃった。

プレイ感覚:かなり独特。基本はずっと映像を追っていて、たまに「てがかり」や選択肢も出て、そして推理パートでは仮説をしっかりと組み立てて、次にドラマの続きをその組み立てた筋道で追っていく……みたいな感じ。ここまで実写ドラマであり、かつゲームでもあるっていうのは、おそらくは今このゲームでしかできない体験だと思いました。

細かいことですが、作中の年表に「2019年 COVID-19発生」の文字があって、ああ「今」のゲームをやっているなあ……と感じたりも。
これをネタバレほぼ無しでプレイできたのは、すっっっごく幸せで良いゲーム体験だったと断言できます。

対比?:独特なだけに、他のゲームとの比較にはあまり意味がないかも。428と比べてどうか?についてはうーん、発売前には私も気になっていましたが、プレイ後の今となっては2作の共通点は実写であることのみ、くらいかと思います。
好みの度合いはわずかに428の方が高めですが、本作も相~当好きですし、評価軸はだいぶ違います。なにせレトロチカは本編ほぼ全体が映像なので「小説とドラマ比べてどう?」と聞かれてもいやそれはそもそも比べられないよ、と答えるしかないです。

価格:実写ゲームというくくりで「街」や「428 封鎖された渋谷」に思い入れがあるため、初報からめっちゃ注目していた私にはあまり冷静に書けません。いわゆるフルプライスのお値段は全然あり、ていうか参加している人数考えたら安いまであると感じます。最近は完全版商法とか数量限定特典で倍額商法とかもあるしな……(某社を見つめつつ)。
とはいえ本作にも時限特典はありますが。発売日前まで(switch版は発売から少し後まで)のダウンロード版予約特典映像、舞台裏が見られる「Behind the scenes」を得ましたので、私の体感としては完全におつりが出ます。steam版の解像度問題が解決したら、買うか……?

特典映像:めちゃくちゃ良かった……後からはまった人も、パッケージ版を買った人も見られるように、有料DLCにして欲しい……!なんならクリアした人のソフトに直でアナウンスして欲しい……!
役でなく役者として喋っておられるインタビュー映像なので、ダメな人もいると思いますが、その入手の可否自体は選べた方が良いと思います。

舞台裏好きなので、クリアした後に見ました(PS4版は本編と別にダウンロードする必要がある&本編からはクリアしないと見られない)。メインキャストが作中の衣装やメイクのまま、顔つき、表情が本編とは違った雰囲気で話してるのが新鮮です。マジで役者さんすっごい。し、撮影本当に大変そうだな……(コロナ対策が)。
ていうかこれ、メインキャストのインタビューに加えて梶裕貴さんと麻倉ももさん、香川愛生さんの短編インタビューもあるの、もっと強めに宣伝しても良かったんじゃないかしら……。皆さんキュート。メインキャストも言うに及ばず。

ゲーム部分:このゲームにおける解き方、考え方について。

このゲームは独特ではありますが、一番仕組みとして似ているのは「TRICKxLOGIC」(PSPソフト、以下トリロジと表記)と考えます。リンクはプレステ公式サイト内のページ。VITAならまだダウンロードできるのかな?
トリロジ、主役の声はレトロチカの平岡さんが演じていますし、デーモン閣下も声優で出ますよ。昔感想も書いた描いた(ゴーストトリックと一緒に)けど、文章が今にもまして下手くそだし、平岡さんの演技にかなり辛辣だな……すみません……。

仮説作りの、模様は正直いらなかったかな~位置のヒントくらいは欲しいけど、ほぼ模様合わせになっちゃってたのがやや残念でした。難易度で選べても面白かったかも。
終盤では複数の論理空間が出てくるわけですが、その分け方にどんな意味があるのか?それぞれが何にフォーカスしているか?がわかりづらかった感があります。まとめでは結局最初の択分けくらいにしかなっていなかったように思いますし。

まあ、このへんはトリロジでも問題だった部分で、この仮説作り、ヒントがゼロだと難しすぎるんですよねー……。と書いていたら、トリロジを再プレイしたくなってきました。何年越し?PSP、電源入るかな……。

……本作に話題をもどして、「問題」「推理」「解決」のパート分けに対して推理の部分で「今どういう状況で何を考えるべきか」の導線が弱かったかな、という印象です。

推理パートは前半の「いくつかの論点にフォーカスし、手がかりを組み合わせて仮説を立てる(仮説作成)」部分と後半の「出てきた仮説をピックアップして検証する(まとめ)」部分に分かれていて、後者でパートナーが肯定的に反応したところを基点に考えるとわかりやすかったので、プレイヤーがそれぞれでやるべきことは

「仮説作成では、それぞれがありそうか、ありえなさそうか、あるいはその間か、を整理する(数々の仮説の中には、解決につながるものが必ず存在する)」
「まとめでは、自分の考えている内容と、その章でキーになる仮説が合っていそうかを確認する。具体的には、ありえそうと思ったところを深堀りしていって解決編の支えにする」

という部分こそが「推理」であり、プレイヤーが着目する点として肝心だったような気がする……のですが、そういう案内は無かったかな~って。(このくだり、勘違いかもなので二週目やりながら要再考です……)
まあ、ここをあまり親切にしすぎると、今度は過剰に簡単になってしまうんで、匙加減は難しかろうとも思います。

キャラ的な部分
ネタバレにならないように、公式サイトの登場人物紹介にいる人ならいいかな、と思って名前出そうと思ったらいないが!?じゃ、じゃあ……とりあえず主演についてだけ……。

はるか、伊夜、そして佳乃役の桜庭ななみさん。私はここ数年テレビ番組、いわゆる地デジを全くと言って良いくらい見ない人間で、本作ではじめて顔と名前を一致させました。よくテレビを見る人に聞いたら名前だけで誰かわかってくれたのでほんとあの、申し訳ございません……。

顔と名前だけじゃなくて声も一致できそうなくらい堪能しました。セリフだけの部分も結構あったから、撮影や声の収録大変だったろうな~。
そして、それだけたくさん出ているのに全カットうつくしー!し、演じられた三役どれもそれぞれに前向きで可愛らしく良かった。
二週目はもうちょっとミスしにいく予定なので、できるだけ多く堪能したいです。
なにせ、ミス分岐もほとんど映像があるらしいので!

クリアしても、もうしばらく楽しめそう。
そして今この記事は3,500字超えていますが、ネタバレ含められたら倍は余裕で書けますね!何せ、話の内容とかトリックの話とかキャラもえの話とか全然してませんのでね!!

全く同じではなくて良いので、操作部分は改善してもらいつつ、同系統の作品もやりたい……楽しみにしています。
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