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カオスフル雑記

Qutのゲームやマンガの落書きと呟き。

「狂気山脈~邪神の山嶺~」

2023年01月11日 | ├TRPG
プレイヤーとして参加しました~。雑多な覚え書きです。なんか絵もいっぱい描いたよ。
TRPG「Call of Cthulhu (6版)」を使用した、「狂気山脈~邪神の山嶺~」にプレイヤー(以下PL表記)として参加してきました。
KPははるかさん。PLはちびたさん(HO1A)、私(HO2A)、ナルミさん(HO3A)。

TRPG自体が久々でした。最後にやったの、5年とか前では……?(オフセ)(ところでオフセってレトロニムですよね)
あ、でも「物語を作る」ゲーム、ランドリームを入れればオンセでやってもいるし、一年前くらいでした。

CoCはほぼ初。流行っているらしいと聞いてさくっとるるぶを買ってきていたのは良いけれど、腰が重すぎてほぼ塩漬けになっていました。買ったの自体5年前とかでしたね……。
その間に7版も出るわ技術が進歩してCoCアプリが出るわブラウザ上でプレイ&キャラシ管理が完結できるわで、まー浦島太郎状態です。ココフォリア、めちゃくちゃ快適だったな……多分裏で作りこんであるからなんでしょうけど……。

プレイングに際してはだいぶKPのはるかさんにお世話になりっぱなしだったなーという気持ちです。
録音聞いてると私出しゃばりすぎでは?もっと待てを覚えた方が良いのでは?という感じで同行のおふたり、ナルミさんとちびたさんには申し訳ない部分もありつつも、あの、楽しゅうございました……。(好きにやってりゃそれは楽しかろうよ)

以下、内容のネタバレを含むので「狂気山脈 ~邪神の山嶺~」を最後まで視聴/プレイし終えた方だけどうぞ。
すごく面白かったので、機会が得られるのなら体験してみてから読むなり視聴した方が良いですよ~。

PC3人とNPC3人のブリーフィング想像図でネタバレ部分までの間を稼ぐ。

さてネタバレ感想、先にNPCに対しての雑感など。

コージー。減らず口は叩くけど邪悪ではなく、単に経験と配慮が足りていないボンボンっぽいな~となって、わりと序盤で可愛いなこいつ!(憎たらしい部分への怒り交じりで)という感想でした。

穂高さん。めちゃパワフルじゃありません?K2おぶって下降はすごい。つよくて冷静で医師でやるべきことをやれる、超クールな女性で好きです。

K2。メタな話で「到達できない」のつらいな~。
さておき、ヤバい山に対して「それでも行きたい」の源泉は彼にあると考えています。ので、PCの山上としても、そのPLの私も、彼ら(この隊のほぼ皆)を尊敬しています。

ほぼ?コージーはまあ……若い&無知って、楽ではあるなーって。(酷い)でも、登らないっていう選択肢を選べるのは勇気がいることだとも思います。自分にはできないという判断をするのは難しく、彼は(恐怖からだとしても)それをできたので、そこは良いところだと思っています。

ここからプレイにあたっての感想……というか、迷って言わなかったこと集です。

(作中ではなくPL的な意味での)1日目
プレイ中の山上としての考えに「信じたくはないが友人は帰ってきていない」「自分もナビに失敗し、明らかに技術的にアレなコージーが運良く成功していることもある。ということは、対偶をとれば運が悪ければ友人の腕があっても失敗する、した、その結果が今、なのではないか?」と実感していました。つまり、吹っ切れたのは自分の失敗とコージーの成功のダイス目のおかげです。(ええ?)
ただ「口に出すべきことではない」という自制が働き(そもそも共感も欲しいわけではないので)、この考えはこの時には表には出しませんでした。

2日目
コージーを置いていくシーンでどのように声をかけるか?のタイミングで、長めに止まっていたのは「ネズミにひかれるなよ」って言おうか迷っていたためです。マイナー目な方言?なのかな「一人で家などに残る人がいる時、残す側が残される側に言う言葉」で、意味としては単に「気を付けてね」です。
知り合いが使っていたこの言葉が面白くて可愛くて、そしてちょっとだけこわくて好きなのと、めちゃくちゃ状況に合っていたので迷っていましたが、これ多分私にしか通じない&受けないし長々と説明するほどでもない言葉だな……と思って、結局言いませんでした。
実際には「またな」と声かけして、これはこれで好きです。シンプルに戻ってくる意思があることを伝えられるかな、と。

3日目
山上が登頂時に泣いたことについて。
前述の通り「友人がいないこと」にはある程度事前に心の中で整理をつけ、遺してくれていた手記や絵ハガキに心を揺さぶられてはいましたが、その場では泣けなかった。
山上は「友人がもういないのに登頂できてしまった」ことに泣きました。「登れてしまった、けどここに来たかったはずのお前はもういないんだ」って心境……でしたが、PLの口からは、泣いたっていう結論だけ先に出しちゃってましたね……。

「降り方」でどちらを選ぶかいろいろ話ができたところと、あまり通られていないっぽい?選択肢だったのは良かったです。結果体力がヤバでしたが。
というか三日目に限らずこのセッションは全体的にダイス目がめちゃくちゃ良く、コージーすらそんなに失敗していない上、彼が崖から落っこちた時のダメージも4d6で7とかでした。4d6で7て!(20/1,296、1.5%くらいらしいです。えっこわ……)

エピローグ
「紙を買ってきて、自前で絵ハガキを描くことにした。ただし下手」を柔らかく拾ってもらえたのが本当に嬉しかったです。この終わり方であれば山上もこの後を前向きに生きられそうだな、と感じています。

ただ素のCONは9なのがな……今後山上自身が進んで登ることはあんま無さそうかな……。

山上の後日譚の独自妄想。

峯山が実は既婚者で、山上は遺体を確認した時に結婚指輪(腐食がある)を回収していた。奥さんに届けるも「ガミくんが持ってて」「私は一度見られば十分。手元にあると……いなくなったことをずっと引きずっちゃいそう」「ガミくんが持っていてくれれば、ゆきちゃん(夫)も一緒に山を登っているんだって思えるから」「見つけてくれて、ありがとう」と言われた、的な……。
峯山夫妻と山上の三人が幼馴染。峯山夫妻には子供もいる、多分14才くらい、みさちゃん。奥さんは幸子、さっちゃん。
……マジで幻覚も幻覚です。つうか妻子がいたら「友人」が遺すメッセージはまずそっち宛になるでしょうから、その点で既にシナリオと乖離していると思います。申し訳ない。

閑話休題。
体格の話は昨今のコンプラ的に「そういう設定のPCでない限り」触れないでおく派閥なのですが、終わった後ならいいかなあ。三上・青鐘のSIZが13で山上が11なのには、なかなか風情があるな……と思っています。こう、対比の妙……というか……。
下は登頂時記念撮影風。


あと、正気を取り戻してくださいパンチ☆ が、絵面いいよな~※と思ってつい……。しかもこの時のダメージ、1。出目が良い。

※ハウスルール。精神分析(物理)にはいろいろ議論もあるようですが、この時彼は「釘付け」になっていたので、こぶしで解除される妥当性はあるかなーって思います。山上多分振り返ってないんだけど、寂しくてつい。

三者のエピローグ、スケッチ風。

何に見える?は言った後に無茶振りかなあって思ってましたが、この回答最高でしたね……。


青鐘さんと穂高さん、カップ麺談義かわゆい~。


三上さんとK2。K2にお礼を言ってくれたの嬉しかった~。


さて、狂気山脈そのものにまつわる諸々をちょっと視聴したり、読んでみたりもしました。


シナリオ元祖のこちら、幕間の登山動画部分を見ているとなんていうか……高いところ怖い人間としては……無理!!となります。ポータレッジもな~……。身近に「泊りがけで登りに行く」くらい実践していた人がいますが、雪山登山は身近にある畏怖との対峙そのものでもあるなあ……と思いました。

マンガ版の「狂気の山脈にて」全四巻。(なんかhontoは1/12までめちゃお安くなっています)
いやなんか……画力で殴ってくる感じマジすごかった……異種族の戦争の歴史を描写するのすごい。し、垣間見た「都市」についての疑問が解けて良かったです。テケリ・リ……。

ゲームからはかなり外れた話ですが、マシーナリーとも子さんがヒマラヤトレッキングされている様子をオンタイムでツイートされていてえええ面白れぇ―って追っかけています。
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