見てきましたー。ネタバレにて感想。レイトン教授シリーズのゲーム四作分のネタバレも若干含まれるかと思います。ゲームネタは出来る限り隠します(携帯からだと隠れません)が、映画だけ見た方にはあまりお勧めできない感想文になっています。ご了承下さい。後から絵をつけられれば付けるけど、早くても年越しますわ……。
祝「レイトン教授」アニメ映画化!
今回のアニメ映画の宣伝では、着ぐるみのレイトンやルークがいろんなところで営業していたようですね。というわけでぺたり。

これは、しばらく前(公開まで1か月以上間があったような……)にたまたま映画館に居合わせた教授。すごい驚いた。なんかの見間違いかと思ったけど教授でした。手にナゾの書かれた看板を持っています。解いても何も出ませんw
そしてこちらは動画サイトに投稿されていた、教授がスケートで宣伝……?する動画。何やってんスか教授!英国紳士はスケートも嗜むものなんですか!?誰だこんな宣伝方法考えたの……。面白かったけども。
この着ぐるみでなら、かつて話に出てた実写映画もありかも、と思いました(伝染るんです方式)(それは実写といえるのかどうか)。
映画は、魔神の笛をやった後の方がいいとどこかで制作者さんがおっしゃってた気がしますが、気になるほどではありませんでした。ゲームを全くプレイしていない人でも楽しめるんじゃないかと思います。ツッコミどころは……もちろんあるけど。
絵柄はモブキャラに至るまでゲームそのまま。実際に、ゲームの脇役たちも出ていたようです(私は気づけませんでしたが……)。制限時間付きだけどナゾ出題も有るので、ゲームがお好きな方には問答無用でお勧めです。
個人的には、公式サイトやパンフレットで紹介されていた楽譜のナゾ(というか、秘密?)が凄い良かったです。映画の中でもざっと説明されるんですが、実際に楽譜を見てそのことに気づくとビックリします。あんなことできるんだ、という驚き。永遠の歌姫というだけあって、歌も良かったな。
映画化に伴っていろいろとグッズも出ていて、折り紙とルークの手帳あたりが気になりました。
さて、そろそろ内容ネタバレ。
冒頭に、導入としておそらくエピソード4~6あたり(アロマがいて、ルークが4~6の格好)を舞台に、簡単な世界観の紹介があり、その出来が秀逸でした。レイトンとルークの掛け合いに始まり、ナゾ解き、犯人指差しに加えて犯人の逃走と追跡劇のお約束っぷりに吹いた。コンパクトにまとまってること含めていい仕事しています。
本編は派手なエンターテイメント、って感じだったけど、もやっとしてのりきれない部分もありました。前述の冒頭のシーンを満足度100とすると、60くらい?
良かったところももちろんいっぱいあります。
ナゾ解きのシーンで、ゲーム中のナゾ解きの音楽が、物語的にも何の不自然さも無い形で使われたのは素晴らしかった。エレガント。あのオルゴールの小さいやつ欲しい。
犯人指差しも良かったし、その関連の真相も良かったです。実際できるかどうかとか、細かいことはどうでもいいやと思えるくらいに良い流れだったと思います。
しかしながら、とてももやっとするポイントも残念ながらいっぱいあります。
何より、アレですアレ。もはやお約束なのか「巨大ロボ」。もういいよ!っていうか変形したとき「またか!」って思わず笑っちゃった。将来の地下のアレもデスコさんが作ったんじゃあるまいな……!
そして、いろいろある残念な部分の一番の原因であろう「もはや可哀想なデスコール」。退場の仕方が「魔神の笛」に輪をかけて酷い上に、見せ場のはずのクライマックスにすら結構なダメ補正が入って、いっそ不憫です。「パッと見や表面的な言動が格好良く、その分笑いに逃げられないドンポール」みたいな立ち位置になってませんか!敵役が真の意味で格好良いと、主人公もより輝くと思うんですけどね……。
デスコールが何をどうしたいのか、目的と行動原理が表に出せない?決めてない?からあんな扱いになっちゃうのでしょうか。謎の男が謎めいた行動をして格好良いのは登場とか序盤までで、物語が回っている段階では、普通「その舞台でどう行動するのか」でキャラが決まってくるのに「そのへん全部謎!こいつ謎の男だから。よろしく!」だけで押し通されてるような、そんな気がしています。行間読もうとしても行が無いよ!
少しでも登場するのであれば、何を考えてどう行動する人なのかを小出しにしてくれないと、さっぱり「わけのわからない人」です。ましてあんな醜態さらすので、この映画では「なんだかよくわからないけど、格好悪い人」になってしまってると思うのです。……episode2ではちゃんとした動機をもらえることを願って強く生きろ、デスコさん。
エンディングの演出も含めて、すごくゲーム本編を思い起こさせる、良い映画化だったなーと感じました。いいとこも、微妙なとこも似てる。
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最後に、関係あるような無いような話。
レイトンが活躍するのは架空の英国っぽいですが、日本では3月に公開になる実写映画の「シャーロック・ホームズ(英語公式サイト)」とどちらがエセロンドンなのか気になるところです。アメリカ映画の英国紳士も結構凄いことになってるな。
祝「レイトン教授」アニメ映画化!
今回のアニメ映画の宣伝では、着ぐるみのレイトンやルークがいろんなところで営業していたようですね。というわけでぺたり。

これは、しばらく前(公開まで1か月以上間があったような……)にたまたま映画館に居合わせた教授。すごい驚いた。なんかの見間違いかと思ったけど教授でした。手にナゾの書かれた看板を持っています。解いても何も出ませんw
そしてこちらは動画サイトに投稿されていた、教授がスケートで宣伝……?する動画。何やってんスか教授!英国紳士はスケートも嗜むものなんですか!?誰だこんな宣伝方法考えたの……。面白かったけども。
この着ぐるみでなら、かつて話に出てた実写映画もありかも、と思いました(伝染るんです方式)(それは実写といえるのかどうか)。
映画は、魔神の笛をやった後の方がいいとどこかで制作者さんがおっしゃってた気がしますが、気になるほどではありませんでした。ゲームを全くプレイしていない人でも楽しめるんじゃないかと思います。ツッコミどころは……もちろんあるけど。
絵柄はモブキャラに至るまでゲームそのまま。実際に、ゲームの脇役たちも出ていたようです(私は気づけませんでしたが……)。制限時間付きだけどナゾ出題も有るので、ゲームがお好きな方には問答無用でお勧めです。
個人的には、公式サイトやパンフレットで紹介されていた楽譜のナゾ(というか、秘密?)が凄い良かったです。映画の中でもざっと説明されるんですが、実際に楽譜を見てそのことに気づくとビックリします。あんなことできるんだ、という驚き。永遠の歌姫というだけあって、歌も良かったな。
映画化に伴っていろいろとグッズも出ていて、折り紙とルークの手帳あたりが気になりました。
さて、そろそろ内容ネタバレ。
冒頭に、導入としておそらくエピソード4~6あたり(アロマがいて、ルークが4~6の格好)を舞台に、簡単な世界観の紹介があり、その出来が秀逸でした。レイトンとルークの掛け合いに始まり、ナゾ解き、犯人指差しに加えて犯人の逃走と追跡劇のお約束っぷりに吹いた。コンパクトにまとまってること含めていい仕事しています。
本編は派手なエンターテイメント、って感じだったけど、もやっとしてのりきれない部分もありました。前述の冒頭のシーンを満足度100とすると、60くらい?
良かったところももちろんいっぱいあります。
ナゾ解きのシーンで、ゲーム中のナゾ解きの音楽が、物語的にも何の不自然さも無い形で使われたのは素晴らしかった。エレガント。あのオルゴールの小さいやつ欲しい。
犯人指差しも良かったし、その関連の真相も良かったです。実際できるかどうかとか、細かいことはどうでもいいやと思えるくらいに良い流れだったと思います。
しかしながら、とてももやっとするポイントも残念ながらいっぱいあります。
何より、アレですアレ。もはやお約束なのか「巨大ロボ」。もういいよ!っていうか変形したとき「またか!」って思わず笑っちゃった。将来の地下のアレもデスコさんが作ったんじゃあるまいな……!
そして、いろいろある残念な部分の一番の原因であろう「もはや可哀想なデスコール」。退場の仕方が「魔神の笛」に輪をかけて酷い上に、見せ場のはずのクライマックスにすら結構なダメ補正が入って、いっそ不憫です。「パッと見や表面的な言動が格好良く、その分笑いに逃げられないドンポール」みたいな立ち位置になってませんか!敵役が真の意味で格好良いと、主人公もより輝くと思うんですけどね……。
デスコールが何をどうしたいのか、目的と行動原理が表に出せない?決めてない?からあんな扱いになっちゃうのでしょうか。謎の男が謎めいた行動をして格好良いのは登場とか序盤までで、物語が回っている段階では、普通「その舞台でどう行動するのか」でキャラが決まってくるのに「そのへん全部謎!こいつ謎の男だから。よろしく!」だけで押し通されてるような、そんな気がしています。行間読もうとしても行が無いよ!
少しでも登場するのであれば、何を考えてどう行動する人なのかを小出しにしてくれないと、さっぱり「わけのわからない人」です。ましてあんな醜態さらすので、この映画では「なんだかよくわからないけど、格好悪い人」になってしまってると思うのです。……episode2ではちゃんとした動機をもらえることを願って強く生きろ、デスコさん。
エンディングの演出も含めて、すごくゲーム本編を思い起こさせる、良い映画化だったなーと感じました。いいとこも、微妙なとこも似てる。
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最後に、関係あるような無いような話。
レイトンが活躍するのは架空の英国っぽいですが、日本では3月に公開になる実写映画の「シャーロック・ホームズ(英語公式サイト)」とどちらがエセロンドンなのか気になるところです。アメリカ映画の英国紳士も結構凄いことになってるな。
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