IN TERRA PAX 観劇記

東宝ミュージカルを中心に観劇感想を書いています。

タイタニック 1月23日ソワレ

2007-01-24 23:53:36 | タイタニック
ネット接続環境の関係で一日遅れましたが、
タイタニック 1月23日ソワレ
今回は前回より若干前方の上手サブセンターにて鑑賞。

相変わらず、ほんとにSSかよ?!という席(通称1F壁とお友達席)ですが。
前方席は上に何もないので後方席に比べて音響は圧倒的に良いですね。
アンサンブルもオーケストラも日を経てまとまってきたのと、客席もリピータが増えたことで落ち着いて見ることができました。

今回はもう最初からうるうるしてましたね。
まず最初の出航シーンでぐっときて、通信士とボイラー係のシーンはもうハンカチ準備。
一幕ラストのNo Moon No Windは初日の方が出来が良かった気がしたけど、アンサンブルの綺麗さは今回の方が抜群。
でも何といっても泣かせどころは脱出シーンでしたね。
前はなんだかちゃちく感じて泣かせどころなんだろうなぁと客観視してしまいましたが、今回はもうぼろぼろ泣けました。
また岡さんと綜馬さん、岡田さんの通る声がいいんだ。。。

老夫婦も素敵だったなぁ。
初日の方が緊張感があったからか、儚げな感じで切なかったけど、今回は二人の愛が実感できてこれはこれですごくよかった。

あ、そうそう、これは書いておきたい。
設計士さんがものすごく上達されてました。
歌はまあ初日は緊張してたんだろうけど、演技がすごくよかった。
通信室で誰のせいだと船長、設計士、オーナーが言い合いするシーンは初日は設計士だけが一人ついていけてなかったんだけど、今回は三人がぴたりと意気投合してすごい迫力でした。
みんなの息が合ってうまくなるといいシーンなんだなぁここ。
綜馬さんも松岡さんもうるうるしての熱演で、ここもぐっと熱くなりました。


全体的にはかなり満足な方で、その場は泣くような感動もするんだけど、なんか見終わった後がさらりとしすぎな気がするのはなんでだろう?
(浦井君の出番が少ないという、ファンのもやもやは脇に置くとしても)
動きが少ないとかそれぞれの印象が散漫だとかなのかなぁ?
主役のインパクトよりボイラー係岡さんと通信士綜馬さん、ベルボーイ原田君、見張り番松原君のが目立ってるもんなぁ。そのあたりが印象薄くなるのかも。
なんか群像劇として仕立てるのにも主役劇として仕立てるのにもどっちにも中途半端な感じになってしまっているけど、音楽があまりに素晴らしすぎるので全てのあらを帳消しにしている気がします。
まあ、でも違う人の演出ならもっと劇的に仕上げることも出来たのかな。
なんかせっかく音楽もキャストもゴージャスなのにあっさりしすぎて物足りなくなってくる気がします。贅沢だけど。

この回はアフタートークショーがありました。
老夫婦、光枝さんと諏訪さんのお二人。
お二人ともとってもおちゃめで愛らしくて更にファンになっちゃいました。
かわいいーvv
とっても満足して帰宅できた回でした。


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