稀有の実業家を悼む

7月に死去した木下茂氏のお別れの会が帝国ホテルで開かれました。

木下氏は小さな車１台で古紙回収の仕事を始め
生涯この仕事の拡大に身を捧げ、日本１,２を争う
大製紙原料商を作り上げた社長さんです。

お別れ会でも社長の顧客を大事にするイズムが継がれていて
夫人、ご親族、社員一同が出席者を暖かく出迎えてくれました。

カリスマ社長はいつでも、おもてなし精神で皆に幸せを届けてくれました。

素敵なお食事も頂きました

豊かで暮らしやすい安心・安全な社会を実現するために、
社会貢献活動もされていました。

私が会社を独立した頃はリーマンショックで厳しい時期でした。
同業者の方に「木下社長に会わせてあげるから相談してみたら」と機会をもらい
木下本社を訪ねた時に
ピンクのブレザーを着た木下社長がとても気さくに
経営や将来の事を相談に乗ってくれたのを今でも忘れません。

業界のカリスマが去ってとても寂しいですが
素敵なお別れ会に出席出来て
木下茂イズムはしっかり受け継がれているのを確信しました

木下氏のその偉業に対し、心から尊敬と感謝を捧げ
謹んで氏の御冥福をお祈り申し上げます