先週末、グランドハイアットホテルの「フレンチキッチン」へランチにいった。
1ヶ月前から予約、楽しみにしていた企画イベント・フードフランスは、
“Food France”だとおもっていたら、“Fou de France(フランスに夢中)”
をかけた意味があるらしい。
フランス料理の中でも一番好きなプロバンス料理。
オリーブやハーブなどをふんだんに使っていて、ソースが重い印象の
北部のフレンチとはぜんぜん違う。
たった1週間だけの ランチメニュー はこんなのでした。
マム コルドン ルージュをグラスで
アミューズ(女性のお客様):カボチャのクルスティヤン 帆立
アミューズ(男性のお客様):鰯のマリネと茄子のキャビア仕立てのタルティーヌ
一つづつオーダー。カボチャと帆立って…ビミョ~…
クリアーなマグロのラビオリ クロカン野菜とともに
ラビオリだからこんな形◇かとおもいきや、円柱状のものが
立った状態で出てきた。斬新!付け合せのシェーブした野菜は何かと思ったら、
フェンネルの白いところ。食べられることを初めて知った。
仔羊のカノン ジロル茸 サラダ野菜 タイム風味の美しいパニス
かなり薄味だったので、もうちょっとソースが多くても良かったかな。
でも羊の香りが効いて美味しかった。
洋梨のブランマンジェ
プロバンスから持ってきたサフランで色付けした洋ナシ
だとシェフが説明してくれた。
小菓子(ハチミツのフィナンシエ、アーモンドとチョコレートのクロカン、
トジェンヌのタルトレット)
一つづつとても丁寧に作られていて、これぞフレンチって感じ。
カフェ or ティー
パンにも手抜きはなくて美味しかったし、レモン風味のオリーブオイル
はさすが絶品だった。 欲しい、買いたい
食事に行くときは頭が食べることでいっぱいになるんで、
またデジカメを家に忘れた。 もし持っていたとしても、
お皿を前にすると食事と会話で、さらにいっぱいいっぱいになる。
いずれにしても私は食の仕事はできそうにない。
だからといってはなんだけど、このサイトでちゃんと写真が
掲載されてるんでどうぞ♪
メインが違うけど他のは全部、私が食べたのとおんなじだよ。
さて何故わざわざ早くから予約をしてまで行ったのかはちゃんと理由がある。
来日中のロステルリー・ド・ラベイ・ド・ラセルのシェフ、
ブノワ・ヴィッツ氏が通訳を連れて私たちのテーブルに来た時の会話。
シェフ『食事はいかがでした?』
私「ランチには丁度良い量で、美味しかったです。」
『どこでこのイベントをお知りになりましたか?』
「ネット検索でたまたま見つけました。
実は8年前にプロバンスを周遊したときに、ラ・バスティーユ・
ド・ムスティエに予約を入れたんです。
でも満室でダメでした。以前ムスティエにもいらっしゃいましたよね? 」
『いました。あそこは人気があるので。何月に入れました?』
「6月です。」
『その時期は1年前から入れないと難しいですね。
次は私のオーベルジュにもいらしてください』 (一年!うっそ~!)
「でも遠そうですね」
『いや、ニースから車でエクス・アン・プロヴァンスまでくればすぐですよ』
(すぐってさ、ニースまでが遠いやん)
てなことで、今も私にとって、ラ・バスティーユ・ド・ムスティエは
死ぬまでに泊まりたいオーベルジュNO1。とにかく1つ1つの部屋にテーマが
あってインテリアがステキなの~
とにかくプロバンスはフランスで一番好きな地域です。
インテリアといえば、フレンチキッチンはオシャレで落ち着く。
フランスというよりもイタリアモダン風かな。
居心地が良すぎたせいで、3時間程も長居してしまった。
眼がとても優しい印象のヴィッツ氏
ランチの後は代々木の友人宅(購入したばかりの高級マンション)を見にいった。
マイセンなどの高級ブランド食器がたくさんあって、広かったよ~
○のままグリルしたのが、カボチャのピューレに乗っかってました。別々に食べたんですけど、量が少なかったんで、あとから思い出して“あれ?”ってかんじです。ちょっとお間抜け。
>サフランで色付けした洋ナシのブランマンジェ
サフランの甘いシロップに漬けた薄くスライスした洋ナシがブランマンジェの上に乗っていたので、ちゃんと土台はブランでしたよ~香りはおさえられていて、洋ナシの味もちゃんとしました。美味しかったです。
でもカボチャと帆立って、帆立はムースになっているんですか?それとも丸?どっちにしてもカボチャと合わせるのは確かに微妙かもw。カボチャの味しかしない気がします。
あと気になったのがサフランで色付けした洋ナシのブランマンジェ(色づけってそれすでにブランじゃないしって突っ込みはナシ?w)。サフランの香りって結構強いように思うけれど、どうでしたか?好き嫌いありそうな感じの味なのかな?