全てを忘れるその日まで

~明日への遺書~

さい

2018年12月15日 | 山歩記
「災」


今年の漢字です


私にとっても ホント 一生分の「災」がギュッと濃縮してやってきた


そんな平成三十年でした





ところで


今日もやっぱり白嶽さん



プリウスアプローチでは一択の白嶽トンネル登山口


 




今日もここから登ります
 




気温は先週よりもはるかに高いけど


お空の状態は まぁ まずまず
 




シグマの便利ズームでぼちぼち写真を撮りながら
 


 


 


 



師走の上見坂白嶽路を歩きます



鳥居着
 



ちょっと歩くと


下りてこられる師匠とばったり



お互い笑顔で立ち止まり あれやこれやとよもやま話に花をさかせ


そして 別れ際


今年一年のお礼の言葉を交わし


それぞれの場所に向け 再び歩みを始めます




最後の急登
 


 




登り上がって



西岩峰着
 




先客は空港の誘導灯工事で来島してある男性


空港から見える白嶽に登ってみたかったと空港直下の宿泊施設から歩きで来られたとの事


「(洲藻の)登山口まで2時間かかったよ」


「でも…いい山だねぇ 時間かけて来た甲斐があるよ」


カップ麺を食べながら、人の好さそうな笑顔をほころばせてそう話されます


 
自分のものじゃないけど


やっぱり この山を褒められると 嬉しくなってしまいます





食事の邪魔をしない様にと、早々に別れのご挨拶を済ませ


私は岩のテラスへ下ります

 



お昼を済ませ


元来た路を一人で歩く帰り道
 


 


 




なんだかもうちょっと歩き足んない




いつも白嶽トンネル駐車場途中下車行程だから


今日はちょっと足を延ばして


上見坂登山口まで行ってみようか…
 


 


 


 




何となく 路 思い出してきたけど…




ここは?
 


 


 




あぁ


思い出した…



8年前Tenさんと歩いた頃の写真
 



当時は鬱蒼としていたけれど



今では



これこの通り…
 



でも



この明るさ 解放感


私は嫌いじゃありません





上見坂登山口
 


 


 



…懐かしいなぁ



再び車止めチェーンをまたぎ
 




プリウスの待つ白嶽トンネル駐車場に向け




8年ぶりの路を歩きます
 


 


 








今年の漢字は「災」






 






ホント


これでもかっ!と言う程


一生分の「さい(災)」がやってきた一年だったけど





来年は



嫌な事 メモリー開放して




「さい(再)」起動




リスタートの年にしたいな





 





そんで





再来年は



「さい(祭)」





どんちゃん騒ぎの カーニバル





 






なんて





…意外とオプティミストな私です