albicoccaのrainbowな日々

日常の中の小さな小さな出来事。
小さな小さな足跡が。
集まってcolorfulになる。

そんな日々の記録。

父の自覚

2010年06月20日 | 想い
息子がうまれて、初めて迎える父の日。
だいぶ前に聞いてただんなっちの話。

母親って自分の体に命が宿って育っていくから、実感は自然と湧いて。
そのうち胎動とか感じるようになればなおさらで。
お腹も大きくなって、いろいろ不便にもなるしね。
だけど、父親って体に変化があるわけじゃないから。
ある意味ただ見てるだけ、で。
「自分の子」って実感が母親より薄いと思ったんだよね。
そこで、気になってだんなっちに聞いてみた。
「父親の自覚がでたのっていつ?」

そしたら。
3つの話をしてくれた。

1つ目はまだ息子がお腹の中にいるとき、確か6ヶ月くらい。
つわりもこえて安定期で。
仕事も休みの土曜日でテレビみながらゴロゴロしてたんだと思う。
それまであたしは胎動を感じてたけど、だんなっちは感じたことなくって。
何度もチャレンジしたけど、いまいちわからずな日が続いてて。
この日もお腹の中でもごもご動いてたから、だんなっちに声をかけて。
触ってもらったんだよね。
その時にはなしかけたら。
お腹の底?からドンッ!って。
今までの中ではかなり強く蹴って。
だんなっちの左手にその振動を伝えてくれて。
はじめての父子コミュニケーションがとれた瞬間。
それはそれは、感動してたのを覚えてる。
今でもその感覚は忘れられないって言ってただんなっち。
この時に父親になるんだなって感じたって言ってた。

2つ目は、うまれた時のこと。
立会い出産だったから、ずっと側にいただんなっち。
前日の夜9時からずっとつきっきり。
次第に強くなる陣痛に苦しむあたしの側で、さすったり、水分補給手伝ってくれたり。
叫びまくりで、汗だくで、なんかもうわけわかってない状態のあたしの側で。
とにかく側にいてくれた。
ホント心強かったなぁ。
そして無事にうまれてきてくれた息子と対面して。
最後一緒にがんばった分、家族の意識は強まるよね。

3つ目は、里帰りから帰って来た日。
息子がうまれて退院して。
しばらくあたしと息子は実家に帰省。
だから、ほぼ1人暮らし同然になってただんなっち。
それでもほぼ毎日会いに来てくれたはいたんだけど。
やっぱり家に戻ってきて3人の暮らしがスタートした時に。
その想いが強まったみたい。

また、母親とは違う視点で、おもしろいなぁと。
そんな想いで聞いていたあたし。
母親は体の変化もともなうから(産前、産後共に)これとはまた違ってくるしね。

息子にとって父親は同姓で、きっとこれからいろいろあるのかもしれないし。
まぁ、それはあたしにもいえるんだけど。
時にはバカやって、子どもみたいにはしゃいで。
ぶつかってけんかしたり、言いあったり。
でも息子にとって、「尊敬できる」ところをもった父親であってほしいなと思う。

体には気をつけて、これからも一緒にがんばろうね、だんなっち☆