尻焼温泉、そして野反湖へ

　昨日（17日）藤岡を出発し、目指すは群馬県の北部、新潟県に近い吾妻地方にある今日の宿泊地、「尻焼温泉」です。全国旅行支援（群馬県だと「愛郷ぐんま全国割」と言っています）の適用で何とか宿を確保しました。

　宿へ向かう途中の渓谷の景色です。紅葉にはまだ少しだけ早い時期でしたが、これで十分です。

　さらに途中にある「世立(よだて)八滝」の中の一つで「大仙(おおぜん)の滝」に立ち寄りました。時間と体力が無く他の滝は見られませんでしたが滝の下まで降りることが出来、周りの木々も紅葉が始まっていて、素晴らしい景色でした。
　晴れていれば、もっと木の葉の色が映えたと思うのですが、朝から曇りで持ちこたえていた天気もこの頃から雨がポツリポツリと降り始め、仕方なく宿へ急ぎました。
　宿からは星が綺麗に見えるということだったのですが、夜は雨だったので残念ながら見ることは出来ませんでした。

　宿で温泉と美味しい料理とお酒を堪能し、本日は次の本来の目的地「野反湖」に向かいました。

　野反湖の南側にある「野反峠休憩舎」付近からの野反湖です。まだ晴れているのですが、奥に見えている雲が段々と南に下がって来るという予報だったので早めに移動して景色を楽しむことにしました。この場所は北風が湖から峠に向けて吹き上げて来るので冷たい風に向かってシャッターを切っています。

　野反湖の北側にある「野反ダム」付近から南方向を見た写真その１です。

　同じく野反湖の南方向を見た写真その２です。

　こちらは野反湖の水が流れて行く新潟県方向をダムの上から見た写真です。

　野反湖の周りは紅葉する木が少ない事もありますが、野反湖へ行くまでの途中の道沿いにある雑木の紅葉が素晴らしかったです。紅葉は野反湖より少し標高が下がった所が今丁度良いようです。
　野反湖は良い所だと以前に知り合いの方から聞いていて、何時かは行ってみたいとずーっと思っていたのですが、今回実現出来たので良かったです。

　野反湖を後にし高速の渋川インターに向かう途中、「八ッ場ダム」のある吾妻川近くの道の駅「八ッ場ふるさと館」に立ち寄り土産物を調達。宿で受け取ったクーポン券を使いました。何しろクーポン券の期限が宿泊当日から翌日までの二日間しか無いので今日中に使うしかありません。
　写真の中に遠くに見える橋と重なって小さく見えているのが八ッ場ダムのようです。時間が無くダム近くの展望台には行きませんでした。

　というようなことで夕方慌ただしく家に戻ってきましたが、本日は菩提寺の「大施餓鬼」の日だったので、直ぐにお寺に行って塔婆を受け取りお墓に行ってお参りをしてきました。
　宿の予約が取れた日程に合わせて計画を立てたので結構バタバタでしたが、尻焼温泉や野反湖方面は観光客も少なかったので良い旅になりました。