南十字星からアジアQZSS(日)/IGSO(中・印)を眺める

グローカルイースト視点
アジアQZS/IGSO軌道モニタ
高橋冨士信 fj鷹@gmail.com

22.4.30 落ち着かない連休の天気 東京コロナ5387->2979どうなる連休後? 5月中旬印Navic東西同期太陽合 IGSO/QZS衛星軌道8時間弱&QZSS4衛星軌道24時間アニメGIF

2022年04月30日 | アジアンQZSS(日)/IGSO(中印)軌道
2020 4/30 連休6日目 コロナ東京新規感染者46名 対象太陽合は5月中旬の印NavIC-1B,-1D南下ペア⇒6月初め北上QZS-2⇒6月中旬北上BD三姉妹
本年と昨年の4/30のアニメGIF比較については、以下引用記事内のアニメGIFと比較しながらご覧ください。1年前記事との比較により、日本社会の変化を垣間見ることができます。201......

21.4.30 東京新感染698 64(前週759 52 前々週667 43) 大阪医療崩壊状態 5月連休明けの印NavICペア東西並立太陽合まで約2週間、東アジア緊迫下でのモニタリング重要

2019 04/30 QZS-4太陽合平成余韻⇒令和NavIC東西両輪太陽合準備 IGSO/QZS軌道群の2/4倍拡大アニメGIF2019 04/30 追い越し型のゆっくりした平成......

22.4.30 関東は落ち着かない連休の天気です.昨日は冷雨,今日は好天,明日は雨天の予想です.東京コロナは前週比5387->2979と減少か連休後にリバウンドかどうかの分かれ目となってきているようです.

以下のURLのようなN2YOサービスを利用した全IGSO/QZS群衛星軌道8時間弱分と,QZSS4衛星軌道の24時間分のアニメGIFを記録します.5月中旬生起予定の印Navic東西同期まで太陽合の空白が続きます.その後,QZS-2単独合ついでBD3-IGSO-1, BDIGSO-3,BDIGSO-6三姉妹の同期並行太陽合が続く見通しです.

●全IGSO/QZSSの8時間弱のアニメGIF
https://www.n2yo.com/?s=42951|42917|36828|37256|37384|37763|37948|41434|42738|37158|42965|39635|40547|41241|44441|43286|43539|44204|40938|40549|44709|44337|49336
アンカーとしては、静止精度が高く安定に保持されている日本のBSAT-4A(NORAD ID 42951)を、2019年から使用しています.

上記URLによりN2YOサーバによる衛星軌道の表示がWEB上に現れましたら、各衛星マークをマウスオーバーすると衛星名が表示されます.
わが国のQZSSやインドや中国のIGSO衛星群にご関心の方は、是非ともご自身でWEB上の個別衛星をマウスオーバーされて、衛星名をご確認ください.

本日の全QZSS/IGSO軌道の10時JSTから18時JSTまでの8時間弱について,3倍拡大縦アニメGIFを記録します


●QZSS4衛星の24時間分アニメGIF
N2YOサーバに以下のURLをセットして24時間分の日本のQZSみちびき5衛星の軌道プロットを記録します.ただしQZS-3は静止軌道GEOのためプロットは静止点1点のみです.
https://www.n2yo.com/?s=40940|42917|37158|42738|42965|49336

8の字衛星軌道配置は,現在,西から東へQZS-1R,QZS-2,QZS-4, QZS-1と並んでいます(この順序は少しづつ変化しています).QZS-1Rの軌道のアポジー射影点は四国 紀伊水道の上空付近に滞留しています.
既にQZS-1はリタイアしているとのことですので,今後一番西側の後継機QZS-1Rの軌道をどのようにシフトさせてゆくかは,日本宇宙陣の腕の見せどころでしょう.



2010年に打上げを開始した日本QZS4機体制の貴重な経験の蓄積の上に立って,後継QZS衛星の打上げシリーズに入りました.来年度にかけて後継QZS3衛星含めて,7機体制への発展を目指しているとのことです.この後継QZS衛星(特に補強GEO2機)が大衆的スマホで受信できる(当ブログでは,これを「スマホ脱皮」ないし「脱皮」と呼びます)ことを,内閣府QZSS司令塔には熱く期待しましょう.

もし後継2機のQZ-GEOがスマホ脱皮できない場合には,寿命が近いとされるQZS-1を除くと,スマホでは3機のQZS軌道型衛星しか今後も受信できないこととなってしまいます.

日本QZSSは,中国やインドの円軌道IGSOとは異なり,より高度な軌道管制技術を要する,離心楕円の整った8の字軌道を描いて飛翔しています.当カテゴリーでは引き続き太陽合追跡に注目して,年周天文学的に後継みちびき衛星を記録してゆく予定です.また長期的かつ大衆的な立場から,人口が爆発的に増大しているインド・太平洋地域の視点から後継QZS/IGSO軌道のモニタを予定します.


衛星の軌道6要素は、春分点や軌道仰角や昇降点引数など殆どが太陽中心座標系と密接しています.太陽合エベントは衛星軌道運動の特徴を把握できる優れたキーといえます.特に月面着陸などの将来実験においてIGSO/QZSSの軌道運動位相を太陽系慣性座標(前世紀用語で歴表時系)規模で捉える基準として、太陽合同期状態の活用・分析が効果的といえるでしょう.
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