UGGの本物と偽物の見分け方

UGGムートンブーツとはハリウッドセレブ御用達の大人気フットウェアです。 品質の良い羊毛と羊皮を贅沢に100％使用したかわいくてとても実用的なブーツで、本命デートからお散歩のような普段使いまでとにかく活躍場面の多いおしゃれのマストアイテムです。でも、人気の高いUGGは偽造品やコピー品が数多く出回っているのも確かです。 特にネットで購入する場合にはどうしても不安を感じますよね。 きちんとした品質のUGGを間違いなく買うためにも、購入前にはできるだけ本物と偽物の見分け方を知っておくようにして下さい。

2010年秋のモデルから、UGG Australiaムートンブーツブランドの製品には箱やブーツ内のタグに反射式セキュリティラベルが付くようになりました。 「90度傾けると、反射ストリップに印刷された太陽のロゴが黒色から白色に変わる」という仕様になっています。
しかし2013年現在、UGG Australiaは公式に偽造業者によってこのラベルの偽造方法が解明されたことを認めています。 そのため、この仕様のセキュリティラベルの製品はすでに安全とは言えなくなっています。
確認したところ、海外では380元（約4,600円）で、このタイプのセキュリティラベルが付いた偽物が販売されていました。 業務用にセキュリティラベル部分のみの卸し売り販売もされており、刺繍付きの新しいヒールタグも問題なく入手可能です。 やはりこの仕様のセキュリティラベルの偽物は完全に広まっていると考えて良さそうです。
この状況を受けてUGG Australiaは、2012年秋から新しいセキュリティ対策を追加しました。 それが「ローリング・オプティクス」と呼ばれる3D印刷技術で、「ラベルを傾けると、UGG®のロゴが太陽のロゴを背景として回転するように見える」というものです。
問題はこの3Dラベルの偽造がすでに行われているかどうかですが、2013年8月現在、 海外のネットを確認してみましても、以前のように露骨にコピー品が横行しているといったことはありませんでした。 完全に安全とは言い切れませんが、少なくとも以前のモデルよりも安全性は上がっていると思って良さそうです。