The beginning of freedom is the realization that you are not "the thinker." The moment that you start watching the thinker, a higher level of conciousness becomes activated. You then begin to realize that there is a vast realm of intelligence beyond thought, that thought is only a tiny aspect of that intelligence. You also realize that all the things that truely matter - beauty, love, creativity, joy, inner peace - arise from beyond the mind.
You begin to awaken.
自由の始まりは、あなたは、「思考している(あなた)」ではないということを認識することから始まります。思考している自分を観察し始める瞬間に、より高いレベルの意識がアクティベート(活性化)されます。そうすればあなたは、思考を超えたインテリジェンス(知性・情報)の大きな領域があることに、思考はその(大きな)インテリジェンスのごく一部の相でしかないことに気づき始めるでしょう。本当に重要なことの全て -美、愛、創造性、喜び、内なる平和 - は、(思考する)精神を超えて生起していることに気づくでしょう。
あなたは目覚めて行きます。
とにかく我々人間は、絶え間なく変化し続ける世界の中で、四六時中何かしらを思考しています、というより、思考してしまいます。おそらく皆さんも誰でもそうなのでしょう?考えることから生まれる出来事も、考えることから壊れる出来事もあるでしょうし、まあ、僕も自分で自分がいかに情けないことばかり考えているかと思って、さらに情けなくなったりするのですが、考えるから情けないのか、情けないのから考えるのか、は~あ~~~という日々これ毎日です。ですよね、みなさんも。
トーレさんは"Power of Now"と"The New Earth"の二冊の欧米でのベストセラーを著されていますが、日本でも翻訳が出ていると思います。手元にありませんので翻訳書の翻訳の良し悪しはわかりませんが、マーケティングやブランディングに難があるのか、日本ではあまり目立ちませんね。ちょっと残念。
Power of Nowは、- 我々に与えられている時は「今」しかなく、今だけを生きましょう - みたいな本なのですが、英語で書かれたスピリチュアル系、(と日本語で言うくくりでいうとちょっと違うのですが)の最近の本では、最もインテリジェンスに富み、読みやすく、気持ちの良い本で、いわゆる哲学や思想のくくりになる分野にも十分踏み込んでおられると思います。特に、The New Earthの方は、スピリッツより、より「世界の幸福」の方を向こうとした、意欲的な本です。今待たれているのは、ネグリ&ハートの”Multitude"とトーレの"The New Earthをつなぐようなことなのだと思われるほどです。
「思考する自己を離れ」、「今を生きる」とはどういうことなのでしょう。野球選手が、打席に入り、構えた後、ピッチャーの手を離れたボールを打つ瞬間のような状態でしょうか、とかなんとか。音楽家が、どう弾いたのかは覚えてないけど、すごく旨く弾けたときとかもかな。
昨日もかなり重いエマさんの言葉でしたし、あしたから、思考を、特に思考を通信する手段としては、未だに人類にとって強力な、言葉の思考により踏み込んで行きたいと思ってますので、「でも大事なのは思考ではない」という、本当にその通りなトールさんのQuotationを今日は入れておきました。