QPAN(ケベックパフォーミングアーツナビ)

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「デュルシネアの嘆き」

2008-09-20 | 来日公演情報
東京ではデュルシネア・ラングフェルダーの「デュルシネアの嘆き」が上演される。以前に見た「ヴィクトリア」は車椅子で生活する90歳のおばあさんの話だが、身よりもなく空想の中で生きている姿は身につまされました。どんな風に人生の最後を迎えるのか、もしかしたらアルツハイマーで何もわからなくなってしまうのかな、などと今から心配してもしょうがないのだけど、こんな風になるのだったらいいなあ、と思ったりして、ちょっと不安が軽減(?)された。女優のデュルシネアは、かわいらしさと哀愁のある演技が魅力で、今回はどんな姿を見せてくれるのか楽しみ。
               <右のちらしをクリックすると大きくなります>

☆「デュルシネアの嘆き」
スパイラルホール  9月22、23日 19:00開演

☆「ヴィクトリア」
石川県金沢21世紀美術館シアター21  9月26日 19:00開演 
島根県民会館中ホール 9月28日 18:00開演 
高知県立美術館ホール 10月2日 19:00開演
愛知県長久手文化の家森のホール 10月4日 19:00開演


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ルカバリエ&今津くん&エリック 東京滞在写真

2006-11-10 | 来日公演情報
青山劇場でのトリエンナーレに登場した待望の3人のダンス、
あっという間に終わってしまいました。こんなに短い日程なんて、本当に残念!

ルイーズは、美しく、かわいらしく、おどけているかと思えば、鬼気迫るものもあったりして、様々な魅力を見せてくれました。
作品評については、別の機会に。

テッド・ロビンソン振付の作品で、ルカバリエといっしょに踊ったエリックのホームページに、彼の目から見た日本の写真が、もう掲載されてました。
ルカバリエや今津君も写ってましたが、
温水トイレ噴出写真とか、ゴミ箱とか、いたずら書きとか、外国人からみた日本の面白さが切り取られていて、楽しいです。
ぜひご覧ください。
http://homepage.mac.com/cyberic007/website/PhotoAlbum41.html

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青山トリエンナーレが始まりました!

2006-11-04 | 来日公演情報
青山トリエンナーレ(ダンスフェスティバル)では、モントリオールベースで活動するアーティストの、ダニエル・デノワイエの作品と、ルイーズ・ルカバリエ+今津雅晴(テッド・ロビンソン振付)のデュエット作品が紹介されます。

昨日のトリエンナーレのディレクターズミーティングには、ダニエル・デノワイエが、モントリオールのダンスコミュニティの現状を、アーティストの立場から報告していました。アーティストがレポートしたのはダニエルだけで、他はフランス、イスラエル、ドイツ、韓国から、それぞれフェスティバルディレクターが、各国のフェスティバル事情を報告していました。

ルイーズ・ルカバリエのインタビューが掲載されました。
こちらもどうぞご覧ください。
http://culturecard.jp/culture-artist.html

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愛知万博(過去情報)

2005-06-28 | 来日公演情報
かねてより見たいと思っていた、レグランから独立してヒップホップのカンパニーを作った、ラバーバンダンスカンパニーが愛知万博のために来日していて見逃したことに気づきました。きょう帰国中の北斗くんにレグランの新作の話を聞いていたのですが、来日していたことを聞いてびっくり。愛知にきても、東京を素通りしてしまうカンパニーが多く、先日もニュージーランドからコンテンポラリーダンスのとてもユニークなカンパニーが来日していたのですが、東京ではクローズドな小さい公演のみだったのでとても残念でした。
 このラバーバンダンスカンパニーは、ベルギーやバンクーバーなどのダンスフェスティバルにも招待されていて、最近はダンスの短編映画も製作しCBCテレビにも出演していたようで、かなり残念です。来年は公演をお休みするそうで、ツアーなどもなさそう。

オフィシャルサイトはこちら

マリー・シュイナール公演情報をアップしました

2005-02-14 | 来日公演情報
カンパニー・マリーシュイナールがもう来月やってくるというのに、サイトにアップできずあせっていました。
著作権の関係で、公演の写真が掲載できるのも公演最終日まで。
こんなに贅沢に、素敵な写真を並べられるのも、あと一ヶ月ちょっとです。
なので、なんとかその時までに、もっと充実したサイトにしなくては、と思う日々です。
(海外サイトで、ちょっとだけムービーで見られるサイトを紹介しようかと思ってます。
でもほんとにほんのちょっとで、かえって見ないほうが良いかも、と思うくらいよくわかりませんが。)
とにもかくにも、なんとか更新しました。シュイナールの公演に向けて、ちゃんと更新ずみのサイトがあれこれとあるので、今頃ほっとしている、というのも少々お恥ずかしい次第です。

さて、サイトの表示も大幅に変えました。書き手が増え、これからも増えてくる可能性を考え、フレームを採用することにしました。タイトルと内容を分けた表示です。
 本当はインラインフレーム、というものもやりたかったのですが、使っているソフトがバージョンアップしてから、なぜかどうやってもうまく表示できなくなってしまいました。またサイトの中にプルダウンメニューでリンクを張るのもやりたかったのですが、
どうやらスタイルシートというものを駆使せねばならぬようで、これがどうにもうまく行きません。本は何冊かころがってますが、あまり役に立ちません。理解力を超える解説のようです(トホホ)
・・・・というわけで、マリー・シュイーナールの公演案内のリンクも、単なる表作成からリンクを張ったものですが、以前よりは少し見やすくなった(!?)ことと思います。

次の一山は、既にインタビュー済アーティストのページの掲載です。これができたら本当にほっとできるでしょう。

ではきょうはこのくらいで。

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マリー・シュイナール、待望の公演、3月にいよいよお目見え!!

2005-01-21 | 来日公演情報
マリー・シュイナールは、いまモントリオールの振付家の中で、いま一番アクセル全開、次々と新作をつくり、世界中を巡っている振付家なのでは、と思います。
昨年のシナール(2004年)で、今度来日公演をするコラールを見ましたが、唸り、息をのみ、体中が熱くなりました。

 シュイナールの、独特の個性的な様式美は健在で、あるモチーフを、洗練された方向へ向かわせてみたり、混沌とした宇宙へ放り出そうとしてみたり、自由気ままに創作を楽しんでいるように見えます。私が彼女が、糸をたぐりよせながら、見つけ出してきた、人間の野性、原初的な表現の中に見える、本質的なものを探りたい、という欲求の強さに感動しました。

きっとこの作品を見れば、内側の方から、うずうずと、あなたのいろいろな感性が開かれることでしょう。ぜひぜひオススメします。
ショパンのプレリュードは、とてもポピュラーなピアノ曲ですが、こんな風なダンスになるなんて、誰が想像したでしょう?わたしは、この曲を弾いてみたことがありますが、
こんなに豊かな音だったのか、こんなに想像力豊かに聞いてたら、もっと楽しく練習しただろうに、
と自らの才能の無さに気づかされた思いでした。

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