春が来た

２週間ほど唄えない日が続いた。
日常生活では問題なかったのだが、医者に行き、薬を飲み、うがいをしまくった。

声が出る喜びを感じている。
唄えるってやはり気持ちのいいものだな、と。
唄えることを当たり前のように思っていたところがあったのだが、改めて感謝である。


いよいよ春である。

写真でも撮ろうかとバイクで出かけたが、全然いいロケーションがなく、一枚も撮れないのかとあきらめかけたときに、いいロケーションにめぐり合った。
たくさん写真が撮れたワケではないのだが、それでもいい写真が撮れたと思う。
家にこもっていたままでは、こんな写真は撮れなかった。

そとに出れば、なにかはある。

そんな感じ。


今年は唄に力を入れよう。

なんとなく

本音を言わせてもらえれば　キミじゃなくたっていい
さみしい夜に　そばにいてくれれば　誰だっていい
うわべの会話で　愛想笑いさえつくってればいい
ファッションやアクセサリー　髪型なんてどうだっていい

冷たい夜に　孤独を紛らわせて
衝動を受け止めて　心に仮面をつけて　すべてを隠して
肌のぬくもりで　溶かして

ただ誰かに熱を奪ってほしかっただけ
ただキミとたまたま出会っただけ
キミ以外の誰でもよかったのに
いつの間にかボクはキミに溺れてる

いま思えば　すべてキミの計画
心の隙間にあっという間に溶け込んで
知らないうちに心を溶かし　身体を虜にする

そして、かつがれて

先日、ちょっと肌寒い焼き鳥屋でG氏と会食した。
月末に控えたお披露目的なライブの曲を決めたり、ザックリと打ち合わせを兼ねた会食。


いろいろと話したが、やはり音楽の話は興味深い。
教えていただいたプリンスを改めてじっくり鑑賞したが、なんとファンキーなお方なのか。
ポップでおしゃれというか、いやはやブッ飛んだ方だ。
岡村靖幸氏もまあ、なんというかキモカッコイイ。
２０年ぐらい前にあんな洋風でポップな曲をつくっていたとは。

やっぱり知らないだけで、すごいひとっているもんだなあ、と改めて。


そしてやはりバンドはボーカルが命だと、感じる。

バンドにとってボーカルは御輿で、担ぎがいのある御輿であらねばならない。
御輿が輝けば輝くほど、担ぎがいが出てバンドは活性化する。
バンドが活性化すれば、御輿はさらに輝く。



喜んで担がれて、担ぎがいのある御輿に、わたしはなりたい。