猫まみれ NEXT

気まぐれに、つれづれに

中年と秋と……

2012年11月22日 | インポート
大阪は箕面公園の紅葉がいい塩梅だという情報を得たので、休日を利用して散歩がてらカメラを持って出かけた。
午前中はあいにくの曇り空だったが、箕面公園に着いてしばらくすると快晴の空へと変わった。
風もなくほどよい気候。絶好の散歩日和となった。

箕面公園には、滝がある。
観光地ということもあって平日にもかかわらず多くのひとでにぎわっていた。
観光客たちは、ほとんどのひとがカメラを持って紅葉をカメラに収めている。
ぼくもご多分にもれず紅葉や風景をカメラに収めた。

赤や黄色や緑などのグラデーションが美しい。
数件ある露店も趣があっていい。

しばらく歩いていると、悪い癖が出た。
一般の観光客が歩いている舗装された道とは違う、横道に入った。
横道のほうは起伏が激しく、それほど舗装されていない。
挙句、だれも立ち入らないような獣道のような道なき道を思うままに分け入った。
400段近いガタガタの急激な石階段を登ったり、それこそ「最後にここをひとがとおったのはいつだろう?」と思うような山のなかで軽く迷ったり……

それでもなんとか方向だけはわかっていたので、なんとか車道に出た。
そして山道の車道をテクテク写真を撮りながら歩いていると、ひょっこり現れた。
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箕面名物、天然記念物”猿”。

ちょうど食事の時間だったのか、まあ出てくるわ出てくるわ。
あっという間にぼくのまわりは猿だらけ。
あわてて望遠レンズに付け替え猿たちを激写。
紅葉や風景を撮るには望遠レンズよりも、標準のレンズや広角レンズのほうがいい。
だが動物を狙うにはやはり望遠レンズが必要だ。


写真を撮りはじめて気づいたのは、自分の目で実際に見た風景には絶対に勝てないということ。
カメラの腕が未熟だということもあるのだろうが、やはり視界に飛び込んでくる風景の奥行きや色合い、それに風のにおいや、音――
自分の撮った写真を見るたびに思い知らされる。

どこかのカメラマンが言っていた。

「写真にはストーリーが必要だ」

「その写真を見たひとが、その写真のなかにストーリーを思い浮かべる。写真とは、そうあるべきだ」と。


ぼくは写真を撮るときにこの言葉を想いながらシャッターを切る。

ぼくの写真を見たひとがなにかを感じてくれたのなら、うれしい。

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なみなみな

2012年11月19日 | インポート
趣味にも波があるようで、近頃は写真がキテいる。
カメラを持って出かけたり、少しだがカメラの勉強もしたりする。

少し前までは自転車だった。
運動のためにとはじめたのだが、走っているといろいろな発見があったり、面白くてハマッてしまった。
いまは季節がら買い物や用事で出かける意外は自転車には乗らなくなってしまった。

その前はウクレレ。
いまでも少しずつ気の向くまま爪弾いてはいるが、以前ほどの熱の入れようはなくなってしまった。

さらにその前は芝居だった。
いまはもうほとんど芝居をすることはなくなってしまったのだが、先日、森光子さんが亡くなりその追悼番組で”放浪記”を見たり森さんのインタビューを聞いたりしていると、また芝居をつくりたいと思えてくる。

グルッとまわってまた芝居にハマるときがくるかもしれない。

だけどもう少し充電しよう。


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気まぐれ中年

2012年11月14日 | インポート
先日京都に行って以来、写真を撮りたい衝動に駆られている。
誰かに弟子入りして、少し写真を学ぼうかとも計画中。
それと相反するように、いま持っているNikon D3000というイチデジが持ち運びに少し不便だと感じてしまった。
自転車に乗って移動するにはかさばるし、持って歩くにも少し重い。
そう思っていたところ、Nikonからマイクロ一眼という、レンズ交換式の小さなカメラがあることを知った。
ネットでレビューなどを検索すると、概ね評判がいい。

いろいろ悩んだ挙句、買い換えようとD3000を下取りに出すことに。

だがいざ買い換えようと店に行くのだが、ふと決意が鈍るのだ。
素人とはいえイチデジにすっかり馴れてしまったので、どうにも一般的なコンデジやマイクロ一眼では物足りなさを感じてしまう。
そうして悩んでいると、何気なく目に飛び込んできたのがNikon D3100という機種。
望遠レンズセットがなんと安くなっている。
しかもいままで使っていたD3000の後継機で、いままではできなかった動画撮影やライブビュー機能もついている。

さらに値引き交渉をした。

結局、またイチデジを買ってしまった。
望遠レンズ、かなり面白い。

駅のチラシで見たのだが、六甲山でアート展的なことが開催されているらしい。
面白そうなのでD3100を持って撮影にでも行ってみるか。


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休日の嵐山

2012年11月08日 | インポート
伯母と京都へ紅葉を愛でる旅へ出かけた。
残念ながら時期的にはやかったので、見事な紅葉を拝むことはできなかったが、雰囲気のある店で湯豆腐を頂いたり、竹林で癒されたりと有意義な休日を過ごした。

改めて京都のすごさを思い知る。
歴史の重みというのだろうか、風情がある。


京都へひとり旅もいいかもしれない。



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