風の日

35歳で不妊治療を始め、最後の望みに懸けて38歳で夢クリに転院し妊娠→出産!
41歳になりました。

信じられない出来事‥【2】

2015-04-01 18:05:30 | 二人目治療再開

2回続けて卒業の日に流産
そんな残酷で信じられない信じたくないことがまた起こってしまうなんて。


前回の8w3dに診察した時には赤ちゃんは18.8mmで、9w6dでは23mmでした。
この時期の赤ちゃんは、1日1mm成長するので、その大きさから、1週間前ぐらい
(8w6d~9w1d頃)に心拍が止まってしまったようだと聞かされました。


先生も、「過去にこういう例が全くないわけではないけれど、非常にまれです」と‥。

陽性判定後は毎週の診察で、ホルモン値も、赤ちゃんの成長具合も何も問題はなく
本当に順調に育っていたから、いきなり「心拍が止まっている」と言われても、
何の心の準備もできていません。

治療を始めて、これまでで5度も妊娠出来ましたが、産まれてこれたのは一人だけ‥。

ふたりの子どもが居る友人からの、「ひとり居るからいいやん」というような意味のなぐさめも、
私からしてみれば、そういう問題じゃない!という気持ち。

『流産なんてよくあること』 とは言われても、すんなり妊娠することが出来て、
一度も流産することなく2人や3人産んでる人なんてざらに居る。
むしろそんな人の方が多いのでは‥?
そんな恵まれた人と自分の境遇を比べてしまい、虚しくて悲しくなりました。

経験がないとこの気持ちをわかってもらうのは難しいのかな‥。
悲しいことに、うちの親や姉は、こんな私の気持ちに寄り添ってはくれませんでした。
ある意味、夫もそうかも‥。流産することに慣れてしまったのか、諦めの方が勝っているのか‥。
もうこれは、夫婦で というよりは、私ひとりで乗り越えていかないとだめなこと‥。


卒業予定だった日の1週間後に手術の前処置、その翌日に手術となりました。

手術の日の次の日が子どもの2歳の誕生日だったので、とりあえず、気持ち的に、
誕生日の日に手術じゃなくて良かった‥と思うことしかできませんでした。

7~8ヵ月前にした手術を、また受けることになるなんてね‥。

術後、体は大丈夫でも、心がついていきません。
今でも不意に悲しさがこみあげてくる時があります。



さすがに2回続けての9週での流産に、以前不育症の検査を受けて、あきらかな異常はなかったと
わかっていても、『出来ること(検査)はすべてしたい』と強く思いました。

今まで赤ちゃんの染色体検査は、高額ということもあり、(医師からもあまり勧められないし?)
受けたことがなかったけれど、今回は迷わず受けることを決めました。
費用は7万円ほどでした。



                                               


                                                ‥続きます。