7月23日に夢クリを卒業して、1週間が経ちました。
まず、卒業の翌日に大出血した時のことを書いておきます。
産院(総合病院)で、
子宮頸ガン検査 → 内診 → 診察 → 採血の指示を受け、
指定場所に行こうとした時に起こりました。
何か出たような感覚があったので、おりものかな?と思い、
とりあえずトイレに行って確認すると‥
下着一面、鮮血で真っ赤でした。
慌てて産婦人科の受付へ戻り、事情を説明すると、
看護師さんが先生に確認しに行ってくれたのですが、
「器具があたった刺激での出血でしょう」 と伝えられました。
今まで内診でもガン検診でも出血したことなんてなかったのに‥
本当に大丈夫なんだろうか‥
不安になり、「鮮血が大量に出てるんです!」と訴えても、答えは
「2~3日で止まると思うので、止まらなかったり量が増えてくるようなら
連絡してください」
と看護師さんに言われるだけでした。
お腹が痛くなければ大丈夫 というようなことも言われたと思います。
安静にしておいて とは言われなかったけれど、
あまり動きまわったりはしないようにしていました。
大量に出たその後は量も減り、茶色い血になり、4日で止まりましたが、
この先また出血しないとも限らないわけで、やっぱり安心は出来ません。
このブログは、“こんな私の妊娠できるまでの軌跡”
を残したいと思い、始めたものでした。
妊娠することだけがゴールではないけれど、もしも、妊娠出来たとしても、
妊娠中のこと、育児のことをブログに書こうとは初めから思いませんでした。
ブログを始める前は、ここまで経験を積んでしまった私からしてみれば、
不妊治療とは言ってもタイミングだけ、人工授精まで、初めての体外受精
という、自分よりはるかに軽いであろう治療歴のブログよりも、
自分と同じような回数をこなしておられる方、それ以上に頑張っておられる方
のブログを読むようになっていました。
身近に治療経験者が居ない私は、
その辛さを誰とも分かち合うことができずにいたので、
自分がブログを書き、それをぶつけよう と思ったのです。
私と同じように、なかなかうまくいかずに苦しんでいる方に読んでもらえたら‥
と思いました。
夫は治療には協力的だけれど、所詮は男。
女の気持ちや立場(子供のいない家庭という)なんて
本当のところはわかるわけがない。
姉や母親に治療の話はするものの、実際に経験者でもないのだから
私の気持ちを心底理解できるわけもない。
ましてや、若い頃出来ちゃった婚した友達になんて相談できるわけもない。
治療を始めたばかりの頃、少し話したことがありましたが、
そんなこと話されても(なんて答えたらいいのやら)困るオーラを感じ取った私は、
それ以降その話題は避けてきました。もちろんむこうからも触れてこず‥
このブログだけが、治療のこと・私の気持ちのすべてをさらけ出せる場でした。
中には、心ないコメント、体外受精自体を批判するコメントなどもあり、
傷ついたことも少なくはありませんが、
それ以上に、温かい言葉や励ましの言葉、「とても参考になりました」という
嬉しい言葉もいただき、それが心の支えとなり、続けてこれたんだと思います。
治療について相談されたり、ご自身の状況を報告してくださることが嬉しく、
あぁブログをやって本当に良かった と思えました。
自分だけが辛いんじゃない。 頑張ってる人はたくさん居るんだ。
私もくじけず頑張らないと! という気持ちも沸きました。
これまで読んで下さった皆様、本当に、本当にありがとうございました。
いつもコメントをくださっていた方々、私のほうがいつも励まされていましたよ。
「ブログやめないで」という言葉もいただき、驚いたのと同時に、本当に嬉しかったです。
私のこの経験が、
一人でも多くの方のお役に立てたのであれば、
少しでも励みになれたのであれば、
何かを踏み出すきっかけになれたのであれば、
本当に嬉しく思います。
以前、ユメちゃんの予定日が2月23日、
私の誕生日も23日、結婚記念日も23日と書きましたが、
振り返ってみると、この卵を採卵した日も23日でした。
そして、卒業も23日となり、23という数字に縁を感じています。 自己満足ですが‥
これで私の “風の日” を終わります。
勝手ながら、この妊娠において重大な出来事が起こった時は、
ご報告させていただきたいと思っております。
7ヶ月間という短い期間でしたが、中身はとても濃かったんじゃないかな?
と自分ではそう思っています。
治療を頑張っておられる皆様のもとに、赤ちゃんがやってきてくれることを
私も心から願っています。
治療がうまくいかず、くじけそうになった時は、このブログを、私を思いだして下さい。
私のカルテには、
「卵巣機能不全」「多嚢胞性卵巣」「排卵障害」「卵管采癒着」「高プロラクチン血症」
と、ずら~っと書かれてありました。
でも移植10回目で奇跡が起きました。
自分を信じてください。
あの時諦めないで良かった と思える日が来ると信じて、
踏ん張ってください!!
読んでくださった皆様へ感謝の気持ちを込めて
本当にありがとうございました。
qoo-8
・Kクリニック(不妊治療) 2,290,010円
・左卵管切除手術・入院費用(子宮外妊娠) 171,640円
・漢方費用(7ヶ月間) 142,059円
・Oクリニック(不育症検査) 26,920円
・Aクリニック(不育・着床障害検査) 57,170円
・神戸元町夢クリニック(不妊治療) 1,681,062円
不妊治療に費やした期間 3年4ヶ月
不妊治療に費やした費用 4,368,861円
これまで応援してくださり、本当に
本当にありがとうございました。
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