Windows の思い出

2022-08-10 | Weblog

今の時代、
あえて「PC好き」というのも、
たいした趣味にはなりませんが、
PCがどんどん普及して行く時期には、
けっこう趣味として通用したんですよ。

Windows は、
1993年頃、
‘’Windows 3.1‘’ の日本語訳がリリースされ、
業務用のソフトウェアも充実して、
とりあえずPCのプラットフォームとして
確立された感じがあります。

で、有名な ‘’Windows 95‘’ では、
徹夜で列を作って販売を待つ人たちもあり、
ブレイクします。

で、この時期には、
「PC好き」の人たちの間では、
‘’Windows NT 4.0‘’ が
ちょっとした常識になっていました。

MS-DOS に比べると、
やたらフリーズが多くなったGUIの Windows したが、
当時から、とりあえず、
「業務用」として、いわゆるNT系も
市販されていたんです。

やがて、これは、
一般向きのものと統合されることになりますが、
その手始めが、
2000年に登場した
‘’Windows 2000 Professional‘’ <NT 5.0>で、
翌年以降定番になる、
‘’Windows Xp‘’ <NT 5.1>の
先行部隊というか、
お兄さんのような存在でした。

つまりは、石原裕次郎さんがブレイクする前の、
石原慎太郎さんみたいなもの
(ちょっとちがうか?)でした。

2001年、
‘’Windows Xp‘’ <NT 5.1>が、
「 ‘’Windows 2000 Professional‘’ <NT 5.0>の
弟です。」という感じで登場し、
インターネット回線の速度も上がり、
PCのひとつの完成期の定番になりましても、
「PC好き」の人たちは、
比較的軽量な兄の
‘’Windows 2000 Professional‘’ <NT 5.0>
を使い続けました。

ただし、この頃になりますと、
【ネット空間】等デジタル機器の提供する世界は、
OSというよりも、
ブラウザの方がその基盤になってゆきます。

そんな時期に、
少し古いノリで登場したのが、
‘’Windows Vista‘’ <NT 6.0>というOSでした。
当時のハードウェアの性能の平均に対して
かなり重かったこのOSは、
どちらかというと不評で、
しばらくすると、
‘’Windows 7‘’ <NT 6.1>といいう
「改訂版」が登場して、
そのころには、ハードウェア性能の平均も
上がっていたので、
かなり評価されました。

けれど、時代は、
iPhone 等に代表される、
タッチGUIがどんどんと普及していて、
Windows も、
それに対応した ‘’Windows 8‘’ <NT 6.2>を
登場させ、
そして、その「改良版」の
‘’Windows 8.1‘’ <NT 6.3>が
発売されます。

スマホがらみには勝ち目は見えず、
スマホとPCの使い分けのようものが
確立された時期に、
心機一転
‘’Windows 10‘’ <NT 10.0>が登場して、
おおむね、以後数年間
安定やわかりやすさが続きますが、
やはり、数字的なバージョン・アップは、
販売促進に不可欠だと
思い直したウィンドウズは、
昨年でしたか、"Windows 11" を登場させます。

PCは、生鮮食品といいますか、
生産者が次々と生産する
サラブレットの馬のようなもので、
常に、いわゆる「4歳馬が最高」であるために、
逆に、古いものの価値を
落として行かないと、
商売が続かない運命にあります。

もちろん、そこには、
私のような素人ユーザーにはわからない、
開発者の人たちの努力もあり、
売り手にだまされているというよりも、
ユーザーは、自分の経済力に合わせて、
てきとーに楽しんでいる感じです。<笑>

でも、振り返りますと、
そういう変化は、
なつかしくもあり、
また、ありがたくもあり、
私なんぞ、他にたいしたことがないので、
「あれは、 ‘’Windows 95‘’ の頃だった... 。」
というように、
自分の過去の記憶のインデックスに使ったりも
しています。

ひとつ皮肉なことは、
モバイル・コンピューティングに関して、
Windows PC においては、
かなり早い時期から、
「モバイルPC」というジャンルがあったのですが、
けっきょく、
大きな範囲で(つまりより多くのユーザに対して)
ほんとのモバイル・コンピューティングを
提供してくれたのは、
スマホやタブレットのような
持ち運び可能な、より小さな端末でした。

逆に言えば、
早い時期から、「モバイルPC」で、
モバイル・コンピューティンをしているつもりの人たちも、
現行のスマホでもできる程度のことを
していたに過ぎません。^^;
つまり、たいして、知的生産的なことを
やっていたわけではなくて、
暇つぶしに読む
車内の新聞や雑誌程度のことだったわけですね。

最近ではさすがに落ち着きましたが、
デジタル機器というのは、
PCの黎明期から、
何かしら、知的生産のイメージとともに
売られる場合が多いんですよね。
きっと、それは、
当初、ほんとうに知的生産を伴うような
職業の人たちから
普及していったからだと思います。

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Qoheleth 1961







Olivia Newton-John さん

2022-08-10 | Weblog

学校でいえば、
小学生から中学生になるころ、
つまりは、ティーンになるころ、
音楽の趣味としては、
”お茶の間のテレビに流れる歌謡曲"から、
”自室のラジオで聴く英米のポップ・ソング”
に移行するころ、
耳に新鮮な多くの曲のひとつに、
Olivia Newton-John さんの、
"Have You Never Been Mellow"
がありました。
今にして思えば「そよ風の誘惑」というのは、
邦題の名作のひとつだと思います。

学校で英語を学びはじめて、
少し英語が分かり始めると、
やたら邦題の翻訳上の不正確さに
突っ込んだりしたくなるわけですが、
邦題というのは、
輸入品である芸能商品に、
日本国内での販売に付加価値をつける
大切なものだと、今では思っています。
あるいは、その邦題自体が、
曲から新たなイメージを引き出すような、
ひとつの創造であり、
それなりのプロによる、
芸能商品に関しての
二次生産だとも思っています。

今朝の新聞で、
彼女が亡くなったことを知りました。

私にとって、彼女は、
知り合いでも親戚でもありませんし、
他にも好きな
ポップ・ソングは多々ありますが、
やはり、
彼女のいくつかの歌を聴いて、
まさに"mellow"な気分に
させてもらったことを、
ありがたく思い出します。

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Qoheleth 1961

久しぶりです。

2022-08-08 | Weblog

久しぶりです... 。

というより、ほとんどこの場所の存在を
忘れていました。

でも、もったいないので、
クラウド日記の一つとして、
利用を再開しようと思います。^_^

素人、凡人にて、
たいしたことは、
何も書けませんが、
よろしくお願いしますね。

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Qoheleth 1961


Goo Blog について

2021-09-04 | Weblog

Goo Blog というのは、
まだスマホの環境がなく、
PCがネット空間への唯一の窓口だったころ、
アクセス制限の厳しい
ある通信環境において、
唯一アクセス可能なブログであったことがもとです。^_^

今では、スマホの環境でも、
気軽にアクセスできるのは、
とてもありがたいことで、
ささいな「ひとりごと」、
されど、確実な「自己紹介」の
手段になっております。

2021/08/12

2021-08-12 | Weblog

いつも書くことながら、
私の【ネット空間】の印象の原点は、
どうしても、

>10インチ画面のモバイルPCの向こう側に
>広がる(と思われる)世界... 。

というのあります。

それは、世間も私個人も、
まだ、【ネット空間】には慣れきっていなかった、
そういう時代の感覚です。

時間が流れて行く中で、
こういうのは、やっぱり、再現できない。

たとえば、
「Eメールのことを説明するのだが、
大方の人たちには理解されにくかった時期」
というのは、
これだけ【ネット空間】が普及した今では、
再現不可能な思い出です。

人生の残りがどんどん短くなって行く時期、
私は、無理に、こっけいに、不自然に
「前向き」なんぞを繕って疲れるよりも、
むしろ「振り返り」の方が心地良いと
感じることがあります。

そんなときに、
私にとっては、例えば、
【ネット空間】の黎明期なんぞは、
ほんとに心地の良い記憶の宝庫なんです。^_^

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Written by "Qoheleth 1961 Feb"




気軽さ

2021-08-12 | Weblog

アンドロイド・アプリ版のよさは、
たとえば、
書き込みが気楽に気軽に始められるようなところだろうか。

アンドロイド・アプリは、
本来は、閲覧用であり、編集用だとは
思わないのだが、
テキスト文字のレベルであれば、
やはり、気楽であることは、
重宝するものだ... 。^_^



Goo Blog

2021-08-12 | Weblog
Goo Blog は、それなりの
暗くない雰囲気が好きで、
最近また気楽に使おうと思っています。^_^

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Written by "Qoheleth 1961 Feb"


goo blog

2021-08-09 | Weblog

このブログも、
開設から10年以上になっています。
ゆうれいの期間もあるので、
実質数年かもしれませんが、
確か、なんかの限定的なネットワーク越しに、
この goo blog だけアクセスできる時期があって、
選んだと記憶します。

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Written by "Qoheleth 1961 Feb"


【ネット空間】

2021-08-09 | Weblog

【ネット空間】には、若い頃から、
ずいぶんと長居しています。
大昔の【パソコン通信】の時代くらいから... 。

だから、なんとなく、基本的には、【ネット空間】好きの人間だと思います。

それでも、最近は、
さすがに、【見ず知らずのアカの他人さんたち】との
やりとりもなくなりました。

時代的な理由でしょうか?
世代的な理由でしょうか?

ディスプレイの先、
なんか、世界があるような感覚が
嫌いではないんですよ。^_^

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Written by "Qoheleth 1961 Feb"



<モバイル・コンピューティング>

2020-08-05 | Weblog

スマホの普及で
<モバイル・コンピューティング>が
ほとんどすべての人たちに行き渡って、
まもなく10年くらいになります。
それ以前の20年間近く
<モバイル・コンピューティング>の
道具とされてきた
<モバイルPC>も、
いわばパソコンの典型として、
今でもさまざまな種類が
発売されています。
用途の具体性に関係なく、
私自身も、このジャンルが好きで、
スマホやタブレットがあっても、
いつでも、たいてい、
お気に入りの一台を中古で
所有している感じです。




<モバイルPC>

2020-08-05 | Weblog
1990年代には、
<モバイルPC>というのは、
画面のサイズがスクエアの10インチ程度と
相場が決まっておりました。
<モバイルPC>というのは、
おそらくは当時のIBM ThinkPad が
先導していたコンセプトだと思います。
実務的には、
新聞記者の人たちが記事を
モデム越しに送信するような道具だったと
記憶します。
小型で割高という印象はありましたが、
先進的で、カッコええものであったのも確かです。
10インチ時代の
ThinkPad は、この限られた大きさのなかで、
なんとか、キーボードを実用的なものにしようと、
工夫しておりました。
「フルサイズ・キーボード」というような
コンセプトを謳っていました。
実際に、ThinkPad と他のノートパソコンでは、
キーボードにおいて、雲泥の差があった
と言っても過言ではありません。

スクエア型の10インチのディスプレイの筐体では、
物理的に横18mm のキーピッチが限界でした。
そこで世紀末の ThinkPad s30 という機種なんぞは、
筐体の基本部分から両側に少しずつ
キーボード・ユニットをはみ出させることで、
18.5mm の横ピッチを確保していました。
(この横ピッチを筐体内に納めるには、
スクエア型なら12インチ・ディスプレイの
筐体が必要でした。)

実は、ThinkPad の<モバイルPC>は、
その少し前から、
10インチ通常型の筐体と
12インチ薄型の筐体のものに枝分かれしつつありました。

そして、21世紀になりますと、
後者の12インチ・サイズのものを
「リアル・モバイル」と呼び、
10インチ・サイズの商品開発は
途絶えてしまったのです。

10インチについては、
日本では人気があるが、海外では人気がないとか、
2人以上の人間がのぞき込むには
小さすぎるなどの意見があったようです。

一方、この12インチのものが、
現行でも継続している、いわゆる「Xシリーズ」です。
Xシリーズは、
PCのディスプレイが横長が主流になりますと、
19mm の横ピッチのキーボードも
確保できるようになり、
<モバイルPC>のひとつの典型になりました。

現在では、薄型や軽量化によって、
あるいは、
枠の狭い作りによって、
13~14インチくらいのディスプレイでも
<モバイルPC>のジャンルになっていますね。

ただ、それ以前に、
<モバイルPC>の本来の基本的な役目を
普及させた端末は、
スマホやタブレットの方でした。

特に、気軽に行える「閲覧」の用途においては、
今では、<モバイル・コンピューティング>の
端末は、スマホやタブレットが普通になりました。

Windows のPCは、
編集等の机上での作業用が主な役目のようです。

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T.F.Qoheleth 2020






投稿

2020-07-31 | Weblog
好きなときに、
てきとーに作文できるというのは、
いつも、たいていは、楽しいものです。
PCで可能になり、
やがて、もっと小さな端末からも
可能になりました。

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T.F.Qoheleth 2020



SNSの類... 。

2020-07-29 | Weblog
現存している私のSNSの類は、

1. http://qoheleth.asablo.jp/blog/
2. https://blog.goo.ne.jp/qoheleth
3. http://mixi.jp/show_profile.pl?id=64439393&from=navi

くらいです。

もっと【ネット空間】の登録なんぞ、
維持・管理等に努力しなくても、
基本的には削除しない限り残りますから、
「現存」などというと、少し大げさですね。^^; アセアセ

PCのみが【ネット空間】の端末だったころには、
いろいろな人と係わった記憶がありますが、
スマホ(モバイル通信端末)中心のこの「第2世代」においては、
個人的ならくがきの場所に徹していいる感じです。

おそらく私たちの世代には、
そういう人が多いと思っています。

あるいは、おおむね、それが適切な使い方だという
結論に至ったような人も少なくないと思います。

30年近く前、
【ネット空間】がほぼ現実の代用として可能だと
思っていた人は少なくありません。
仮想現実的なものが普及し始める時期は、
いつでもそうでした。

未知の空間については、
多くの人が
それまで蓄積された現実の感覚で
処理しようとします。

100年前の人たちは、
映画で迫り来る汽車の映像を見て、
思わず身を避けたといいますが、
これは分かりやすい例です。

【ネット空間】も同様で、
当時の人たちは、
それを現実とまったく同じ感覚で
処理しようとしました。

ほとんどの人が
ネット恋愛とネット炎上が
同じ原理で起こることに気づいていませんでした。

だから、現実の感覚と同様にうっとりしたり
同様に腹を立てたりしました。
そして、それをそのまま表現しました。
それに加えて、
【見ず知らずのアカの他人様】に関しては、
より厚かましく、欲深くなってしまいがちです。
ネット恋愛もネット炎上も
同じようにエスカレートして行きました。

今では、一部の病理的な人を除いては、
そんな原始人のような人たちは、
ほとんどいません。

そういうことは、
教育的配慮における
小中学生向きへの危険提示事項の
ようなレベルになりました。

当時と同じように
「ネットとリアルを区別したくない!」
などと豪語すれば、
今では、狂人か、精神的に病んだ人だと
思われてしまうかもしれません。

もっとも、おおかたは、そういう人たちの存在で、
SNSのシステムは維持され、
主催者にとっては、
広告収入のチャンスの場になるわけですが。

ただ、信じられないでしょうが、
そういう人たちが
オンライン慣れした
「コミュニケーションにおいて先進的な人」
だと思われていた時代さえあったのです。

その頃には、
失業者や有閑マダムでも、
【ネット空間】に関わることで、
多少は自己実現や自己認識を行えることが
できたわけです。

「黎明期の混乱」であり、
また「古き良き時代」だったのだと思います。^_^ ニコニコ

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T.F.Qoheleth



Qoleleth Link

2016-12-08 | Weblog

いくつかのSNS類の場所に書いています。:

Notes by Qoheleth (♂ 1961-)

Mixi Qoheleth 2016   

 

 

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T.F.Qoheleth