19日目 見捨てられる感

朝、僕が阿姨のところに行くのと同時にクマコも部屋に戻る。こいつら、自分たちだけ二人でいる時間たっぷり作ってこちらには全く渡さないっていうなんともまあ理不尽なこと。今後、共同で何かをやっていく上での大事なポイントやな。共有。それから彼らは寝たのだからほんと立ちが悪い。



そんなこんなでお昼はずっと我慢してた。だって、薇薇に会いたかったけど前言われた「僕が原因で家に帰りたくてもなかなか帰りづらい」「私はあなたのおもちゃではない」自分の都合で僕は薇薇に会ってはいけない。だから、ご飯ができたらよぼう。メールが来た時、すでに食堂に行かないってわかったけどそうした。


そんな僕を薇薇は気にかけてくれた。正直、こういうわがままな態度も取りたいけど、薇薇はそれに対して嫌悪感を抱いているし、今後はしない方が良さそうだ。



お昼は森くんと、お話。その後、薇薇に触れた。薇薇はご機嫌斜め。当たり前。しかも割本気で。少しはわかってもらいたかったけどやっぱりそういうの求めちゃダメなんやなって思った。薇薇に対して理屈的な応対はダメだけど、薇薇の僕に対する応対は理屈的でならなければいけないのだろうな。薇薇が喜んでたら何があろうとも喜ぶ。薇薇が悲しんでいたら自分がどうであれ、げんきづけてあげなければいけない。



いや、どう考えても薇薇の言ってることは間違えやないと思う。自分が女やったらそうしなほしいもん。でも、僕も、たまにはわがまま許してほしいなって思うわけである。


でも、僕も、甘えすぎになるところがあるからな、きっと、そこをうまく調整できるようにならなダメ男になっちゃうんかもな。。。。


薇薇、僕を見捨てないで