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絵師 ”五姓田義松” ♪

2016年02月28日 | Cocoro



NHK 日曜美術館より
画家 ”五姓田義松”のヒストリー
名前を聞いても
わからなかったんですが、
絵を見て、
いつの日かどこかで目にしたことのあった
とってもインパクトに記憶にのこってる絵です。

幼少の10歳の頃から江戸から横浜まで、
イギリス人の画家
ワーグマンのところまで習いに行き、
(息子に本格的に絵を学ばせようとした
母の先見の明は、すごいと思ってしまいます)
光と影の陰影の技術を極め、
22歳にして、日本一の画家で名声を得
パリに渡り、西洋の絵を本場で学び、
パリにても、受賞。
若くして天才と言われる画家に登りつめ、
・・・時代の流れと共に
写実的から、印象派のルノアールが、名声をあびるようになり、
五姓田義松の名もうすれていき、挫折へと。
そんな時、父から
”今はむくわれなくても、自暴自棄にならないように”と 長々とはげましの書面いっぱいの手紙が。

日本に帰った時には浦島太郎 状態に。
晩年は日本一の富士山を描くように。
若かりし頃の絵とは、違った
どこかさみしさを感じでしまう絵に。

明治時代に、絵の天才と言われ、
西洋絵画のパイオニア、実力はおりがみつき。
今のように、絵の具も豊富にない時代に
こんなにも、
素晴らしい絵の技術を極める事ができ
とにかく”絵を描くことが好き”
絵を描くことには、天才 の職人技
なんだけど、武器用
アーティストというべきではなく
”絵師”というべき、名を残して、
今の時代に、引き継がれてます。

テレビの画面からの絵を見て、ですが、
グィッと、引きこまれてしまって
熱くかたってしまいました