予約してあった"TIKI VILLAGE"ヘ。
タヒチアンダンスをはじめ様々なショーや、タヒチ料理のビュッフェが楽しめる所。
日本人は私達だけであった。
途中から「フランス語組」と「英語組」に分かれて見学する事になったんだけど、
分かれる前のほうが面白かったな。でも、スタッフもお客さんも皆フレンドリーでいい感じ。
楽器のコーナーで、鼻笛を聴いた。なにゆえ鼻で?でもいい音。
太鼓をたたいた時にガイドの女の子が
"Daring, Come here!!!"と叫んでいた。たぶん持ちネタ。
タヒチ料理は、今回初めて食べたけどどれも美味しくて、食べ過ぎて苦しくなった。
下の写真はその料理が蒸し上がったのを引き上げた所。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/a9/caa023b04475ca28d7e7f7cc54aa7a47.jpg)
土をほって焼け石を入れて、バナナの葉で色々な食材をくるんで蒸し焼きにする。
食材は、ウル(パンの木)の実とかタロイモとタピオカ粉を練り合わせて
ダンゴ状にしたものとか、フェイ(調理用バナナ)とか魚とか豚とか。
これらにココナツミルクのソースをつけて食べる感じ。
蒸し焼きじゃないけど、タロイモの細切りフライもいけた。
それに、やっぱりフルーツ&フルーツジュースはどれも美味しいね!
あとフレンチの濃いデザートもたくさんあったので嬉しかった。チョコクレープとか。
コーヒーも濃いしね。
この時も「英語グループ」で、丸テーブルで食事したのだけど
スペイン人のカップルと、ご年配のご夫婦(国は不明)、そして
私達ジャポネって取り合わせだったので会話はあまり成立しなかった。
目が合うとにっこり、でいい雰囲気ではあったけど。
フランス語グループはさすがに盛り上がっていた。
そしてお待ちかねのダンスショー。
ショーの前に、お客さん全員でちょっと習って皆で踊った。男子・女子に分かれて。
砂の感触が新鮮。そして多少なりとも知っている状態でここに居られる幸せ。
スタジオの皆を思ったよ。
旦那のタヒチアンダンス、なぜか人一倍アイハアになっていたので可笑しかった。
最初に女の子があらすじを語ってから、ダンスの始まり~。
もちろん生演奏。というか、ここに来てからずっーと生演奏。
でもショーの音はさすがに気合いが入っている感じ。
男子も女子もいるのが、やっぱりいいねー!それぞれが引き立てあっている。
(とはいいつつも、やはり写真は女の子ばっかり撮ってしまった)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/3e/c683c269c84ca438f3b23aa01fb80a37.jpg)
ここに、このようなかたちで皆と生きている事が嬉しいです、
おそろしいこともありますが、感謝しています・・・
と言っている。皆で、タヒチのすばらしさを再現している。表現の最初は再現かもな。
何かを受け取って、それを伝えたくて必死に表しているうちに
思いがけない新しいものが生まれてる。みたいな。
スタジオの先生が最近モレの材料が世界的に不足している、というお話しをしていたけど、
そういえばあの白い乾いたやつじゃなくて生の葉っぱをつかった衣装が多かったかも?
モレの材料ってたしか「ゆうな」の幹かなんかだよな。
実はこのブログのタイトルはそこから取ってたりします。purauもゆうなのタヒチ名。
よく「ラフィアスカート」って聞くけど、タヒチの場合ラフィア椰子では無い筈。
女子のファイヤーダンスがあり驚いた。長い爪みたいなものの先に火が。
艶めかしくて良かった。
男子のファイヤーダンスはさすがの迫力!闇夜に炎、ベタだがやはり興奮。
太鼓の音と石油の匂いにワクワクする。
最後の方は楽しげな祝いの雰囲気。私は結構アパリマ好きなんだな。オテアより好きかも?
皆が皆すごく上手ってわけではないけれど、皆の気高い表情に感動。
表現者であり継承者なんだよね。
こういうところが伝統芸能のうらやましい所。つながりを意識しやすいので。
でも、すごい人はとびぬけてすごかった!
食事の時に「パレオの着方ショー」をしてくれた人なんてとびきりだった。
ここのは観光客向けではあるのだろうが皆踊れて嬉しいって顔をしていた。
けだるさとかなあなあな感じが1ミリも無かった。
終盤は旦那がさらわれていきいっしょに踊っていた。
そして最後、お客さんも含めて全員で輪になって歌う。
楽しかった、モーレア島行くなら絶対お勧めです。