あさなゆうなに

タヒチの事やフラの事、そして飼い猫の事なぞを中心にかいてゆこうと思っています。

タヒチ旅行記2

2007-06-20 | タヒチ
早々に部屋に入り、さっぱりとシャワーを浴びて軽く寝る。
昼過ぎ頃目が覚めて外をみると、テラスでグレーの猫が寝ていた。
近づいてもちっとも目覚めない。さわるとガリガリで、
なんとなくつぶつぶしていた。

さて部屋は、「ラグーンヴューバンガロー」というクラスなのだけど、
ほとんど「ガーデンバンガロー」って感じだった。一応海見えるけども。
庭はウルやらバナナやらプルメリアやらがふんだんにあって地面は芝生で、
きれいに整備されてるのがいい感じ。庭掃除のおじさんもいかしていた。
洗面台が2台あるのは嬉しいけど、無駄な気もした。一人が使うと水流が弱まるし。
(前の超リッチな海コテも2台あったけど、フランスってそういう習慣?)
他の設備は、すごく普通。アパートっぽい。
でもガスコンロがあったり食器が用意されていたり(まばらに、だけど)、
結構大きめの冷蔵庫があるのは嬉しい。
トイレとシャワールームは別になってるし。
ああ、シャワールームは排水が良くないのと、
蛇口が取れやすいのが少し難だけど、こういうのも面白いよね。
日々工夫したりして。
でも、全体としては古くとも清潔さは保たれているので良かったです。
毛布につぎはぎがあったりね。ほほえましい。
あとカーテンとベットカバーになってる手染めパレオが可愛い。
入り口とテラス両方に足洗用の蛇口がついてるのも気が利いている。
蚊取り線香(以下、カトリーヌと命名)も用意されていて、
さっそくつけたら八ヶ岳のバンガローにいる気分になった。

近くのマガザンを偵察に。中国人のオーナー、タヒチアンの青年の従業員。
にっこり「ヨラナー」あ~、この田舎の雑貨屋みたいな感じ!
ほこりっぽくて薄暗くて雑な感じが、懐かしくて嬉しい。
そしてモノイが普通に売っている幸せ。

海岸へ散歩に出たらでかい犬が単独で海水浴していた。お風呂につかるように。
こちらへやってきたのでなでてやったら、
こちらが気恥ずかしくなるくらいデレデレになった。
せっかく海水浴したのに砂だらけになってしまった。それでいいのかい?
こいつだけにかまってる場合でもないので、ほどほどにして散歩続行。
タヒチアンのおばさんたちが魚釣りをしている。

私達に気づいてにこにこと「ゲンキデスカー」と声を掛けてくれる。
「フグ、フグ」と足下を指すので近づいてみると、
どちらかというとハリセンボンみたいな魚だった。
チキンに似てて美味しいのだそう。ふーん。
そしてここにも犬が。ちょっとビッコをひいている。
ちょっとクレイジーだから車に飛び込んでしまったのだ、と。
今晩煮込んでたべるんだよねーとにっこり話しかけていた。ジョ、ジョークだよね。
近くにはおじさん連中がウクレレ弾きながら歌っていた。

何言ってるかサッパリ分からないけど、ときおり大爆笑していた。どうも下ネタっぽい。
おばさんが呆れたように「アー、バッドボーイズ」と言っていた。
ここのやりとり、なんだかすごく幸せ気分だった。
まさに求めていたものがここに・・・

すると空に虹が!旦那が「こっちこっち!」と言ったらおばさんに妙に受けていた。
他の意味があるのかな?