電話が鳴った・・・。
「今からパジェ様が退院されますので
お出迎えのほうをよろしくお願いします。」という電話だった・・・。
ママちゃんは早速パジェ君をお迎えにいった・・・。
担当のかたに、色々と治療していただいた部分の説明を聞き
深々と頭をさげ・・・
「このたびは本当にお世話になりました。ありがとうございました」とお礼をいった。
担当のかたが帰り、ママちゃんはパジェ君とお話をしようと車の周りを一周して
パジェ君の治療した部分を撫でた後車に乗った・・・。
「ママちゃん、ただいま・・」とパジェ君は話し出した・・・。
「おかえり・・・パジェ君。ごめんね・・・辛かったでしょう?」
「まぁね・・・思ったより入院も長引いたしね。思ったより傷がひどくてね・・・。」
「そうだね・・・ママちゃんパジェ君の居ない間、このパジェ君の部屋をみるのが辛かったよ・・。」
「そうだろうね、分かってるよ・・ママちゃん・・・。」
なんだか、とても静かなパジェ君・・・。
「俺はさ、ママちゃんと会うまで7年大阪にいたんだよ。知ってるでしょう?
こんな雪がいっぱいのまちは初めてでさぁ・・・最初は驚く事ばかりだったんだよ。
でも、縁があってママちゃんとこうして出会えたからね・・・。
雪道はなれてないからね・・・1月にケガをしたときはビックリしたよ。
でも、俺はママちゃんを守らなきゃって思ったらあんな傷さ・・・自分でも情けないよ。
でも、ママちゃんは無事だったから俺はそれでいいんだ。
でも、今回のはちょっときつかったね・・・。
ママちゃんにも心配かけたし、心痛めただろなって思っていたんだよ・・」
「そんな事言わないでよ・・・ママちゃんが悪いんだから。ママちゃんがゴルフバック
なんてのせておいたりしたからパジェ君はこんなひどい目にあったんだよ。
とっても、反省してるよ・・・ごめんなさいだよ。本当に・・・」
ママちゃん、目頭あつくなる・・・。CDも盗まれBGMはたった一枚だけ残ったfayray「白い花」のアルバムを静かにかけた。
「いいんだよ・・・もう。ママちゃんは今回俺がこんなふうになって初めて分かった事もあるはず・・・。無駄な事はないと思おうよ・・・。
こうなって初めて人の痛みをしれることもあったはずだよ・・・。
なった人にしかわかんなこともあるし・・・。ママちゃんは学んだんだよ・・・。
でもね、これだけは忘れないで・・・。
まえの、マーチ君とお別れした日・・・そして、俺とママちゃんを会わせてくれた人達の事
会わせてくれるまでお世話してくれて、俺と会う日を心待ちにしていた日々・・・。
そして、俺に初めて会ったひのこと・・・11月だったね。秋だったよ・・・。
それから、二人で初めていった海や公園・・・。
いつも一緒だったね・・・この1年半。
そんな事を忘れないで、これからも俺との時間を大事にしていてほしいんだよ。
寂しいときは、何もいわないで海に連れていってあげるよ・・・。
楽しいときは、一緒に気持ちのいいドライブにつれていってあげるよ・・・。
ただし・・・俺の気に入らない人は乗せちゃダメだからね(笑)
ママちゃんが大切にしている人は、俺も大事にするよ・・・。
ね・・・だからこれからも俺と居るときの時間は大事に大切にしていてくれよな。
あ・・・あと一つ。俺の事
パジェ君っていうのはやめてくれよな・・・。
俺の名はパジェいちさんにしたからな(笑)
これには、俺なりの想いがあって決めた名前だから・・・そこんとこヨロシクなぁ。
どうだい?俺ちゃん、かっこよく元気になってかえってきただろ?(笑)
天気のいい日に、気持ちのいいシャワーをあびさせてくれよな・・・。
まだ、帰ってきたばかりだから少しやすむよ・・・。
ママちゃんも、もう安心してお家に帰りな・・・じゃあな・・・。」
と、パジェ君・・・あっ!パジェいちさんの声は静かにきえていった。
「ありがとう・・・ね。パジェいちさん・・・。」
ママちゃんは、しばらく車から離れられずにじーっとだまったままっだった・・・。
パジェいちさんしかしらない・・・。傷を負わした人のこと・・・。
きっと、パジェいちさんとママちゃんはより一層友情を深めたはず・・・。
これからやってくる、春も夏もそして初めて出合った秋もそして冬も・・・。
いつも一緒・・・。
パジェいちさんとママちゃんの物語・・・おしまい
「今からパジェ様が退院されますので
お出迎えのほうをよろしくお願いします。」という電話だった・・・。
ママちゃんは早速パジェ君をお迎えにいった・・・。
担当のかたに、色々と治療していただいた部分の説明を聞き
深々と頭をさげ・・・
「このたびは本当にお世話になりました。ありがとうございました」とお礼をいった。
担当のかたが帰り、ママちゃんはパジェ君とお話をしようと車の周りを一周して
パジェ君の治療した部分を撫でた後車に乗った・・・。
「ママちゃん、ただいま・・」とパジェ君は話し出した・・・。
「おかえり・・・パジェ君。ごめんね・・・辛かったでしょう?」
「まぁね・・・思ったより入院も長引いたしね。思ったより傷がひどくてね・・・。」
「そうだね・・・ママちゃんパジェ君の居ない間、このパジェ君の部屋をみるのが辛かったよ・・。」
「そうだろうね、分かってるよ・・ママちゃん・・・。」
なんだか、とても静かなパジェ君・・・。
「俺はさ、ママちゃんと会うまで7年大阪にいたんだよ。知ってるでしょう?
こんな雪がいっぱいのまちは初めてでさぁ・・・最初は驚く事ばかりだったんだよ。
でも、縁があってママちゃんとこうして出会えたからね・・・。
雪道はなれてないからね・・・1月にケガをしたときはビックリしたよ。
でも、俺はママちゃんを守らなきゃって思ったらあんな傷さ・・・自分でも情けないよ。
でも、ママちゃんは無事だったから俺はそれでいいんだ。
でも、今回のはちょっときつかったね・・・。
ママちゃんにも心配かけたし、心痛めただろなって思っていたんだよ・・」
「そんな事言わないでよ・・・ママちゃんが悪いんだから。ママちゃんがゴルフバック
なんてのせておいたりしたからパジェ君はこんなひどい目にあったんだよ。
とっても、反省してるよ・・・ごめんなさいだよ。本当に・・・」
ママちゃん、目頭あつくなる・・・。CDも盗まれBGMはたった一枚だけ残ったfayray「白い花」のアルバムを静かにかけた。
「いいんだよ・・・もう。ママちゃんは今回俺がこんなふうになって初めて分かった事もあるはず・・・。無駄な事はないと思おうよ・・・。
こうなって初めて人の痛みをしれることもあったはずだよ・・・。
なった人にしかわかんなこともあるし・・・。ママちゃんは学んだんだよ・・・。
でもね、これだけは忘れないで・・・。
まえの、マーチ君とお別れした日・・・そして、俺とママちゃんを会わせてくれた人達の事
会わせてくれるまでお世話してくれて、俺と会う日を心待ちにしていた日々・・・。
そして、俺に初めて会ったひのこと・・・11月だったね。秋だったよ・・・。
それから、二人で初めていった海や公園・・・。
いつも一緒だったね・・・この1年半。
そんな事を忘れないで、これからも俺との時間を大事にしていてほしいんだよ。
寂しいときは、何もいわないで海に連れていってあげるよ・・・。
楽しいときは、一緒に気持ちのいいドライブにつれていってあげるよ・・・。
ただし・・・俺の気に入らない人は乗せちゃダメだからね(笑)
ママちゃんが大切にしている人は、俺も大事にするよ・・・。
ね・・・だからこれからも俺と居るときの時間は大事に大切にしていてくれよな。
あ・・・あと一つ。俺の事
パジェ君っていうのはやめてくれよな・・・。
俺の名はパジェいちさんにしたからな(笑)
これには、俺なりの想いがあって決めた名前だから・・・そこんとこヨロシクなぁ。
どうだい?俺ちゃん、かっこよく元気になってかえってきただろ?(笑)
天気のいい日に、気持ちのいいシャワーをあびさせてくれよな・・・。
まだ、帰ってきたばかりだから少しやすむよ・・・。
ママちゃんも、もう安心してお家に帰りな・・・じゃあな・・・。」
と、パジェ君・・・あっ!パジェいちさんの声は静かにきえていった。
「ありがとう・・・ね。パジェいちさん・・・。」
ママちゃんは、しばらく車から離れられずにじーっとだまったままっだった・・・。
パジェいちさんしかしらない・・・。傷を負わした人のこと・・・。
きっと、パジェいちさんとママちゃんはより一層友情を深めたはず・・・。
これからやってくる、春も夏もそして初めて出合った秋もそして冬も・・・。
いつも一緒・・・。
パジェいちさんとママちゃんの物語・・・おしまい
ラブラブですの?
なんですね。帰ってきてホント
良かったね
今度 パジェいちさん 会わせてね
yukitoさんのご想像におまかせしちゃおうっと(笑)
今度、かよに会わせてあげる~
どっかいこ~