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パウエルかムラマツか

2022年06月26日 | レッスン日記
昨日は昨年までレッスン継続して通っていた中学生の生徒さんがやって来られました

以前から探していた中古の出物があったので、試奏してみるとのこと

今年は受験前ということでレッスンはお休み状態ですが、学校の部活と別に吹奏楽のジュニアの団体に入って活動中

ずっと安いモデルで耐えてきたけど、もう、生徒さんの能力は楽器をはるかに越えていて限界です


今回、ひょんたなことから知り合いから預かった中古のフルート。
パウエルフルートのコンセルヴァトリーといつモデル。
総銀製。C管。リングキー

音大受験前、または、趣味でソロやコンクールなんかに挑戦する人には用意して欲しいモデルです。
売り主さん側の希望はかなりお安めとのことでかなりラッキーなお話です

とは言え
この中学生の生徒さんには少し予定以上の価格帯のモデル
探していたものよりも少しお高いけと、せっかくなので試奏することに。


しかし、しばらくレッスンをお休みしていたため、吹きかたがゆるゆる状態になってしまっており、
最初は重いパウエルの楽器は全く鳴らせない。
しばらく自分の楽器と、私のムラマツも交互に吹き比べてみて、
だんだんパウエルに慣れていきました。


パウエルと、私のムラマツを吹いた後は
もう自分の安いヤマハを吹いても音が全く違います
これは、本当に良い楽器というものは自分の能力を引き出してくれるからだと思うのですが、あまり強調すると営業の人みたいだからやめよう。。。でも、普段、本当はそのくらい吹ける能力があるのに、楽器が悪いと楽器自体が怠けて音を出そうとしてくれなかったことに気付く。
先生以上に、楽器に教えられるということはあるようです。


じつは、この2日前、もういい加減楽器を買い換えないとまずい!高校生さんが同じ体験をしました。
高校生さんの場合はもう充分な能力もある人なので、パウエルを吹いた後は、学校の楽器(まあまあ高い古いヤマハ)でもはっきりと別の楽器になったような音色に変わってしまいました!
パウエルを吹いた後には、はっきりとパワーのある芯のある音に吹きかた自体が変わってしまった!
本人も、あれ?別の自分?が吹いた??と。
不思議としか表現できません。
やはり良い楽器には良い楽器の能力があるらしい。


さて、中学生さん
パウエルを吹いてみて何か思うところはあったようで
少し考えてみますとのこと。


たぶん、私の感想と同じだったのではないか?と思っていますが

パウエルとムラマツ
この二つのメーカーの特徴がはっきり出てました

パワーがあって、他を圧倒するような存在感をもつパウエルと

しっかり重厚で柔らかい音楽性のあるムラマツ

どちらが良いか?という答えは「好み」ですが、

生徒さんの性格と、
フルートを吹く目的や目標
で、どちらを選ぶのかわかれそうです

何年か見てきた生徒さんなので、もう答えは出てるのが分かった気がしたのですが、
選ぶのは生徒さん本人なので
答えを楽しみに待っていたいと思っています

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