彩賀の徒然なるままに…

徒然なるままに,種々様々な事を記す控帳(TB&Comenntは表紙1番目の記事をご参照を。)

【電王】TimeTable 33 Sheet:タイムトラブラー・コハナ

2007-09-16 19:59:59 | 仮面ライダーシリーズ(~電王)
今週の『仮面ライダー電王』第33話。

○登場ライダー&怪人(イマジン)

【ライダー】

  • 電王(ソードフォーム)


【イマジン】

  • クラーケンイマジン(烏賊モチーフ:通常態)


○前書
前回の次回予告で登場した,「小っちゃくなった」ハナさんこと”コハナ”。

「ハナ役の白鳥百合子さんと似た子役の方を見つけてこられたなぁ」だと関心しましたが,そのくらい「似ていた」―ということで…(吃驚)。
(その裏では,ハナさんの衣装をコハナサイズに別に仕立てた衣装さんの並々ならぬ苦労があったようです…。)

また,ちょっとした混乱があることを象徴するかのように,「最後のゼロノスカードを使った事で,他者の自分に関する記憶が喪失してしまった」侑斗に関して,これまでオープニングのイントロでしか担当の場が無かった,石丸謙二郎氏演じるオーナーのナレーションが挿入された事で,ちょっとした混乱と見られていることが,実はとんでもない事の前触れの様な印象を与えているかの様に思われるのかもしれません。

また,久しぶりに特撮番組に出演された諏訪太朗氏演じるピアノマン紳士の存在がちょっとした今回のエピソードのキーになっている感じがします。

○本題
今回は,ちょっとしたイレギュラー的なエピソードという感じがしましたが,劇場版との連動が終わった第28話以降,出演箇所が減ってきていたハナさんへの異変を取り込む事でどうにか連続ものとして体裁を保った―そんな感じがします。

既にご存知の様に,ハナ役の白鳥さんが体調不全の為か一時休んでいる状態なのですが,その為に「ハナさんを捩れて途切れている路線の登場と連動して小さくなってしまった」という伏線を生かすことにしたのではないかと思います。

ただ,前回・前々回では全く登場しなかったことから,連続モノのストーリー的には違和感があるのも事実なのですが(個人的には,どうも最終的に編集段階で白鳥さんが出演していると思わしき箇所をカット ― 具体的には,入院した良太郎を病院まで連れて行ったのがハナさんだったとか,お見舞いの差し入れのシーンは本来ハナさんが行う所を,ナオミに差し替えたとか…。 ― したのでは,と思われるような箇所があり),モモタロスが

  「ハナクソ女がいなくなっちまいやがった…」

というのが,どうにも浮いているというか,前回との繋がりがばっさり断ち切られているというか―そんな印象があったのも事実ですしね…。

さて,その小っちゃくなったハナさんことコハナ。
勝気な性格を強調した,そんな印象がありましたね。

ハナさんは,勝気な性格の裏で口調がきつい自分に対して引け目を感じている面があり,その事がたびたび触れられているのですが,コハナは小っちゃくなったのが原因なのか,気の強い性格がクローズアップされている印象があります。

ちっちゃいながらも「腰の入った正拳突き」は特に年季が入っているような,そうではないような…(微笑)。

ただ,どうも性格の一面をクローズアップされている感が強くて,次週までちょっと様子見になるかもしれません。

因みにコハナの命名者は良太郎ですが,これは(劇場版にて)過去の自分に小太郎と命名した意趣返しなのか―と思ってしまいました。
当の本人は不服だったのかいつもなら殴りかかっている所なのですが,流石に今まで殴った事がない良太郎が相手だけに,腕を抓っただけで終わったようです(微笑)。

一方あまり触れられていないかもしれませんが,最後のゼロノスカードを使用した侑斗のその後をさらりと描いているのもちょっと好感。
使い切ってしまったことで,他者の「桜井侑斗に関する記憶が喪われる」事に気にかけていても,身近な人(愛理さんもそうですが,窮地に陥った電王=良太郎やデネブも含む)をイマジンから救った事で多少なりとも後悔の念は無かった様な,何かが堕ちた表情になっている感じを受けました。

さて,今回イマジンと契約を交わしたピアノマンの紳士。

ピアノを弾くことに余程執着しているのか,歩きながらも鍵盤を弾くような仕草をしていた事から,ピアノに執着する何かをもっているのでしょう。
ワンカットだけ登場した入院中の患者(ピアニストである証拠に,コンサートと思わしき写真が飾られていた)との関連性があるように思われるのですが,クラーケンイマジンがピアノを強引に持ってきて「契約完了」を宣告するも,過去の扉が開かなかった事から,隠された何かがあるようですし…。

○後記
次回は久々の電王ロッドフォームの登場となるようですが,クラーケンイマジンと同じ銃扱い―ということで,電王ガンフォームとの「銃対決」になって欲しかった当方は一寸ガッカリ…。

でも,海生物モチーフなら―ということでの登板という理由か,DVD第2巻との連動なのか…はわかりませんが…。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
コメントにて (ヤジャ)
2007-09-16 22:44:44
TBがうまく送れなかった為
コメントにて

本物のハナさんは何か大人の事情が絡んでいるそうで、、
コハナの設定は急遽作った感じですね

噂ではゼロノスの「赤いフォーム」と「デネブ武器変身」が出てくるとか、、
非常にデリケートな問題かもしれませんね…。 (彩賀)
2007-09-17 00:05:25
ヤジャ様,コメントどもです。

実際,白鳥さんのBlogでは『電王』関連のコメントが削除されたりとか色々とあるようですし…。

公にできない大問題 ― という意味なのでしょうが,数年前のライダーは,違った意味で大騒動になった事もありましたけれども,余程の事がない限りは真相は語られる事はないでしょう,おそらく。

今回のエピソード,ハナさん→コハナに変えただけなのかそうではないのかは判りませんが,それほど逼迫している面はおろか,新たなステージへの予兆というかいい方向に転じている―そんな印象ですね。

もしそれが無かったら,単純にピアノマン紳士に関わる「謎」を多く占めたエピソードになっている可能性が大ですが,それでも視聴者たる当方はその辺の事情は判らない事ですし,何より白鳥さんにはハナとして復帰してもらって(そうしてもらったほうが『電王』らしいでしょうし,ね。)いい意味で有終の美を飾って欲しいと思っております。

ゼロノスのパワーアップに関しては―当該エピソードが放送されてから改めて―という事で,良しなにお願いします。