彩賀の徒然なるままに…

徒然なるままに,種々様々な事を記す控帳(TB&Comenntは表紙1番目の記事をご参照を。)

【電王】TimeTable 10 Sheet:ハナに嵐の特異点

2007-04-02 22:57:00 | 仮面ライダーシリーズ(~電王)
今週の『仮面ライダー電王』第10話。

東映ビデオ
仮面ライダー電王 VOL.3
(このエピソードの収録DVDはコチラ)

○登場ライダー&怪人(イマジン)

【ライダー】

  • 電王(プラットフォーム&ソードフォーム&アックスフォーム


【イマジン】

  • ライノイマジン(犀モチーフ:通常態・ギガンデス)



○前書
電王アックスフォーム初登場&キンタロスが良太郎に憑依する第3のイマジンとなった今回のエピソードは,同時にキンタロスが今までのイマジンとは異なり,モモタロスやウラタロスと同質の,”規格外”のイマジンである事が判りました。

またその事をハナとの絡みではっきりさせる事によって「すべてのイマジンが,過去に飛ぶ為に契約の内容を多少の誤差が発生しても完遂し,契約成立と同時に対象者の最も強い念を持つ近過去にとび,破壊活動をする存在ではない」ということを改めて意識することにもなりました。

そのハナもどうして執拗にイマジンを嫌うのか(というより目の敵にするのか)が理由がはっきりとしたわけですが,確かに自分が存在できない位にイマジンの破壊活動によって”いるべき現在”を喪失したら…。

それはハナのように「すべてのイマジンは敵」という認識になってしまうのも無理はないのではと思ってしまいます。

そんな彼女が,キンタロスが仲間に加わった事でどう心境の変化が発生するのか,今後はそちらの方にシフトしていく事になるのかもしれません。

○本題
さて,キンタロスが”規格外”のイマジンであるのが判るのが,かなりのおっちょこちょいであるという事。

もう一度空手をしたいという本条の願いを聞き,空手をマスターしようとしたまでは良かったものの,空手ではなく”相撲”をマスターしてしまった上にその事に気づかなかった為に,子供たちに指摘されるまで判らなかったというところってクスリと笑ってしまいました。

そんな彼のことなので,イマジンの本来の目的=契約者の願いを多少捻じ曲げても叶えて,その契約者が強く念じる近過去に跳び破壊活動を行う―ということはすっかり忘れている上,実際そのタイミングがあったとしても破壊行動は行わず,契約者の願いをかなえることを優先としたばかりか,契約者の命を助けたくらいですから,矢張り彼も”規格外のイマジン”といってもいいのかもしれません。

キンタロスの思いが通じたのか,空手家二人は自分たちの力でもう一度決勝戦で戦う事を決めたわけですし…。

そんなキンタロスの姿を見て戸惑ってしまうハナの姿も今回の見所でした。
しかも彼女も良太郎と同じ”特異点”ということも明らかになったわけですが…。

彼女が特異点ということを知らさせれたのは,おそらく彼女がいた世界が崩壊した後になってからの事でしょう。
そうでなければ,イマジンの力を使って変身する電王になれる別の特異点を探す―といったことはしない上に,イマジンの事を強く憎んでいる彼女だからこそ電王にはなれなかった―のでしょうし。

そう考えると第3の仲間になっても,容易に自分の立場を崩さない(キンタロスを殴っている)ハナの姿は”ツンデレ”とは違うのでしょうね。

良太郎の提案で,第3のイマジンとなったキンタロス(その提案を聞き,飲んでいたコーヒーを噴出すウラタロスに大笑い:微笑)ですが,その彼が憑依して変身した電王アックスフォームは,変身したときに桜の花弁ならぬ懐紙が舞ったり,必殺技を繰り出すときのポーズが片手を突き出す力士の姿に見えるし,必殺技を決めた後に技の名前を言ったりと,他のフォームとはちょっと異なる印象付けができているのではないでしょうか。

専用車両も登場したのですが,ギガンデスと組み合いになるという,驚きの描写でした。
巨大生物と組み合いになる車両って,結構シュールなんじゃないかと…。

最後に,ラストの「ニチアサキッズタイム合同プレゼント」での告知で,三者三様の行動をとっているイマジンたちの行動はちょっと笑えました。
特にデンライナーの壁に向かって”てっぽう”をしているキンタロスに(微笑)。

キンタロスは本人がまじめに行動していても,そのギャップや思い違いでギャグをとる(別の言い方で言えば,猪突猛進の結果本人の性格のために周囲にはおかしな行動や言動と受け取られる)のかもしれません。


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4 コメント

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すいません。 (ふゆか)
2007-04-03 21:48:15
さっきの文章のつづき。

9話のレビューに書きたかったけど、ここで書くね。
9話ラスト、空手ができなくなってる本条にダメージをあたえないように憑依しないで、キンタロス(まだクマイマジンか、この時点では)は彼をおぶって去っていくんですよね。

男の優しさだ。
そういった意味では,普通のイマジンと違う何かを表現した瞬間でしょうか。 (彩賀)
2007-04-04 07:15:33
ふゆか様,コメントどもです。

契約者に何らかの危険が発生した場合に,自らの力で護るのは(個人差があるにせよ)普通のイマジンも同様なのでしょうが,キンタロスの場合はそれが明らかに突出していたがために,「普通のイマジンとは違う」認識を与えた,そんなシーンだったと思います。

それがあのおんぶのシーンに集約されているのではないかと考えると,いいラストカットだったと思いますね。

これからキンタロスは「物事を曲解してトタバタを起こす」キャラになるにせよ,本質は「その人のために何かをしたい」のでしょうから,今後はそれを判りやすく(または察しやすく)描くことになるのでしょうね。
うわ~なんてことだ。 (ふゆか)
2007-04-04 21:57:12
彩賀さん、こんばんわ。

当方、ネタを下書きなしで、打ち飛ばしてしまうので、コメントが投稿されてなかったらそれっきりなのよ。

一番上の投稿の前には、文章があったのです。

消えちゃったね。

10話のことについても書いてあったわけ。

キンタロスの舞うひらひら、アレって懐紙だったんだ~とか。
てっぽうしてるキンタロスが最高!とか。

とりあえず、第4フォームについても書いておきます。
まずはコチラから返答しませふ。 (彩賀)
2007-04-04 22:21:39
ふゆか様,コメントどもです。

う~ん,コメントはWindows添えつけの"メモ帳"とか"ワードパッド"を使って下書きし,その文章を読み返して校正を行った後,コメントにコピー&ペーストした方が良いかもしれません。

ちなみに当方,コメントの量が多い場合は,フリーウェアの某エディタソフトを使用して書くことがあります。
先にあげたやり方って,結構重宝しますよ。

第4フォームの件は後ほど…。