MAXimp倶楽部

印象造形作家
泉プリティの創作記録
面白い夢と早くて不味
くて安い食事の話

しょうがない、また、走るか。。。

2009年09月17日 | 燃えないゴミ
ガシー・レンカーで【エステツール】を買いました。
いつも綺麗でないと。少しは遊ばないと。
運が落ちますよ。と息子に半ば強制的に
出会い系に登録されてしまいました。

いろんな親子関係があるのでしょうが、
わたしと息子は少しアブノーマルかも。です。
バックボーンをもたない女性にとって
綺麗でいることは、かなり強迫観念を伴います。

おしゃれと遊びは、仕事同等。
いや、それ以上に精神力と体力を使います。

男であろうが、女であろうが、
【自分にしかできないことをして自立をする】
それが人生究極の目的のように感じます。
それを手に入れる人はごくわずかです。
そんなに簡単なことじゃないから、
おおいに苦しむ。たいへんだから目的途中で、
なんどもなんども死にそうになる。
玉の輿(逆玉の輿)にのって
じわじわと萎え枯れて朽ちていった人々も大勢みてきました。
他人の褌ではほんとうに相撲をとったことにならないと、
いづれ、そんな気分にさいなまれる。

久しぶりに強制的におめかしをして強制的に大酒をくらい。
強制的に人を楽しませ。強制的に支払いをして、
二日酔いでなにも食べることができません。
頭痛をかかえつつまどろんで、たくさん夢をみました。
油の浮いた虹色に輝く水面を生ぬるい風が吹いていきます。
やがて中央の矩形の大きな穴にゆっくりとおちていきます。
水蒸気の噴出す。入り組んだトンネルにやわらかい光が差し込んでいます。
お堂のなかにすばらしい造形の仏像をみました。
お堂の格子から、幾何学的な光の影が黒い仏像に落ちてきます。
鼻から水を噴出して、子象がわたしをまたいでゆきました。
そして、最期にねたきりの母親がわたしに寝たままお説教をしました。

ふぅ。わたしは、当たり前の願いをちゃんと覚えている。
その願いは人類に共通のものであるけど、手に入れる人は極めて希少。
手に入れることを人生半ばで放棄しているものにとってはキチガイじみていて、
いくらか、自覚あるものにとっては嫉妬の対象でしかない。

もしも、わたしに息子がいなかったら、とうのむかしに
アトリエでミイラになっていたでしょう。
強制的にでもおしゃれをして、
自虐行為であろうと二日酔いにでもならなきゃ、止まるのです。
世界はわたしひとりでなりたっているわけではないのですから。

【エステツール】で、振られニキビはなおるでしょうか?



最新の画像もっと見る