MAXimp倶楽部

印象造形作家
泉プリティの創作記録
面白い夢と早くて不味
くて安い食事の話

縁側の現実

2010年10月27日 | メモ
泉さんは筆で絵の具を使ってずーと絵を描いてきました。
平行して、パソコンでも絵を描いて10年くらいになります。
平行して、同じ絵を描くという行為をし始めててから。
ちょいと。おかしな感覚に囚われるようになりました。

紙の上に絵の具でこのように線を引く。として
少しゆがんでしまいます。その瞬間、あれ?戻らないよ??
という感覚です。

絵を描いている間は、道具がなんであれ頭の同じ部分を
使っているようで。一瞬だけ。あれ?なんで戻らないの?
ケチ、ほんのほんの。一回だけ前に戻るだけなのに。
と、必要以上にどうにもならない事がどうにかなるような感覚になります。

紙の上で筆を使って描いてれいれば、0.01秒前ですら戻れないのが
当然なんですよね。
マヌケにも。おかしい戻らない。と一瞬だけ思ってしまいます。
そう感じてしまいます。

人生やり直しができるなんてのは。
慰めでしかないのです。慰めが時に心にささるのは、
どうにもならないことはどうにもならない。という現実を
いくらかでも否定したくない気持ちがあるからでしょうね。

否定したくない気持ち?それはね。
純粋だとか。真善美だとか。夢とか希望とか青春とか
綺麗なゴタクです。ペーターはマックに・・・。かなしいなぁ~。

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