今回の大阪万博のニュースを見ると、人間洗濯機、これでもか!と小さなプロペラをたくさん付けたオートジャイロ(空飛ぶ自動車?)、どこかの石(月の裏?)などがメインのようである。それを隠すかのように、意味不明の無駄な木造リングや化け物のような気持ちの悪いキャラクターが大々的に紹介されている。ちなみに、目玉のプロペラをたくさんつけたオートジャイロは観客の前でプロペラの1つが吹き飛び、事故を起こし飛行中止となっている。いくつかの国の施設は現在も建設中のようだ。
展示内容にしても運営方法にしても、私には昭和時代に日本の各地でよく行われていた、小さな興行会社が運営する粗末で無茶な「○○博覧会」のように感じられてしまうのである。