3月最後の日曜日&今年度最後の日曜日
参加者:私と夫の2人
さて、先週、佐用町で千種川の「還流丘陵」をジョギングしながら巡りました。
この休みはその千種川の下流の赤穂市にある「旧赤穂上水道」という「日本三大上水道」の一つと言われる水路を散策です



「赤穂の塩」は有名ですが、この地域は井戸を掘ると海水が湧き出し、飲み水が確保できなかったそうです。
(井戸掘ったのに塩味…ソラちょっと嫌やね😱)
そこで江戸時代に日本初の隧道(トンネル)を掘削、城下まで水道を引いたそうです。
ちなみに日本三大上水道とは「江戸」「福山」そして「赤穂」だそうです。
(へぇ~っ
ってちょっと驚き)

早速、車で赤穂市高雄地区へ🚙

「千種川」「隧道」といえば、このトンネルしか思いつかないので、「この辺やろう」と車を停めて散策


でも、これは車の通るトンネルなので、川に沿って山際の道を歩いてみる

しばらく歩くと「切山地蔵」というお地蔵さんが祀られてました。

ちょっと写りが悪いですが正面の山と山の間から出てきたのですが「切山」という名前は、この山を切ったということでしょうか



でも、これは車の通るトンネルなので、川に沿って山際の道を歩いてみる

しばらく歩くと「切山地蔵」というお地蔵さんが祀られてました。

ちょっと写りが悪いですが正面の山と山の間から出てきたのですが「切山」という名前は、この山を切ったということでしょうか


道沿いの山は垂直な岩壁で、道は山と山の間を抜いたように通ってます。

川を渡る大きな橋の手前で右手の堤防に入ると

怪しげな古い建物を発見

取水施設では
と下に降りてみる…


よく見えないけど、この建物から太いパイプが出てます。
また道に戻って歩くと、すぐ案内柱が…「高雄舟渡取水井堰跡」(なんや、ここに表示してあるやん
)


ここに取水井堰があったのだそう。最初にできた隧道は下の写真のような手掘りの洞窟のようなところ。

↑ここに行ってみたかったけど、どうやら今いるところはこの手彫りの隧道の次に出来た取水井堰跡でした


案内書きには「川の中に井堰の残骸の石があります」とあるのでこの辺の角の尖った、違和感のある石のことかなぁ

きっとこの石で囲んで水路を作ったのでしょう。

今いるところは白い矢印のところで「高雄舟渡取水井堰跡」。写真中央の細長い山が「切山」。
(山がギューンと飛び出して、変な地形。北から流れてきた川の水は正面に現れた切山にぶつかるしかないので川幅が広がってます。あっ、川の流れは写真右下から上に。)
帰ってから下の地図を発見しました。
私達が行ったのはB地点、江戸時代に作られたとされる隧道はA地点。

残念
反対方向に行ってしまったようで、A地点の隧道を発見することは出来ませんでした


千種川はこの切山にぶつかり、大きく北側に蛇行し、ぐるっと弧を描いて南へ流れていきます。
水流が山に激しくぶつかる地点に淵ができるので、この地点に隧道を作り安定した水量を得ようとしたのだそうです。
隧道には行けませんでしたが、車に乗ってここを後にし、C地点を通過してD地点へ。
このあと、街の中に張り巡らされた上水道散策に行きます



赤穂市にはよく来てるはずなのに、足で歩くと知らないことがたくさんありました

途中ですが、続きは後ほど
