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まねき猫舎

取材する側される側

ここ数日、いろいろな方との同行取材が増えました。
が、これがなかなかやりにくい…

私の取材の方法は、相手が何を伝えたいのかじっくり待つ方です。
つまり、聞き役に徹し、あちこちに飛ぶ相手の話に耳を傾けながら、
その中でコレ!という物をキャッチし、膨らましてゆくタイプです。
でも、私の周りでは、相手が何を伝えたいか思案していると、
こちらからポンポン提案して、
ある意味こちらの意図する答えを導きだすのが主流なようで。。。

よって、同行取材をするとウサギとカメの競争取材
じーっと相手が選ぶ言葉を待つ私に、
しびれを切らしてドンドン切り返してゆく同行者。

どっちが良くて正しいとかは言えません。
私も記者会見などでは後者の方法をとります。
でも、一対一の取材の時は、
思案している『される側』がリラックスして
本音を吐き出してくれるまでじっくり待つ方法を優先します。

数年前、学生時代の友人が
「あんた昔と全然変わらんわ~。人から話聞き出すのうまいよね~。
うんうんって聞いてくれるから、こっちもペラペラじゃっべってしまうんよ。
それってある意味特技やで。履歴書に書き」と笑っていましたが、
例え時間が数倍かかっても
『される側』の緊張をときほぐし、
ゆっくり考える時間を作り、
何を言いたいか見つけてあげるのが
『する側』の最低限の思いやりだと思っています。
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