アルルのマルシェ

「ヨーロッパいちばん旅行記」の放送ご覧になられましたか？

やっぱりアルルの街は素敵！
あの街を自分の足で歩き回ったんだなと改めて幸せを噛みしめています。

残念ながら、番組では友人のお店のシーンはありませんでした。
なので、ｐｏｗａがマルシェの写真をお届け～。

オシャレな若いママ


感動のおいしさ！シシトウ！


太陽の味がするトマト、奥には紫蘇、ゴーヤも。

そういえば、波照間（沖縄）で食べたＨＡＮＡ食堂のトマトとゴーヤのパスタ美味しかったなー。
去年、行ったらお店が変わっていたのが残念だった。
今度自分で作ってみようっと。
オリーブオイルも買って帰ったことだしね。

アルルの街案内（7/31(金）ＢＳ朝日にて放送）

アルルの街はオシャレな人が多い。
どうしてだろう？
すごく垢抜けてるの。
この町がオシャレな人を引き寄せるのかな？

アルルには写真学校があるそうで、ちょうどこの時期写真のイベントをやっていて
街のあちらこちらのギャラリーで写真展が開催されていた。



お世話になったカップルがマルシェに日本野菜を出しています。
ＢＩＯ農園で日本野菜を作ってるんです。
大鉢いっぱいのサラダ、つるむらさき、枝豆、茄子（Ｍちゃん手作りのゴマダレが絶品！）、トマトのガスパチョ、などなど
たくさんの野菜料理を作っていただきました。
南仏の太陽と力強い土のせいか？作り手の愛のせいか？生命力溢れる野菜たち。
野菜それぞれの味が濃く、特に日本では天ぷらの脇役扱いのシシトウがこんなにも美味しいなんて！！と衝撃を受け
まるで主食のようにたくさんいただきました。
明日、７月３１日（金）９時からＢＳ朝日の”ヨーロッパいちばん旅行記”でアルルが紹介されます。
マルシェにも取材が入ったそうです。是非ご覧ください。私も楽しみ～

お昼はサーカス団の料理人さんが期間限定で出してるお店へ。
細い路地に、テーブルを運び、ぱっと空に向けて赤いクロスを広げ、運ばれくるお料理、
まるで目の前で手品を観てるみたい。


ゴッホが過ごしたアルルの街。
どこをみても絵になる街です。

小さなはじまり FIGARO 1996年版

20年近く前の雑誌フィガロを後生大事に持っていて
いまでもコーヒー片手に時々眺める。

「ヨーロッパの素敵な素敵な田舎町。」
という特集。

ベルギー、フランス、ポルトガル、スペインの4か国の田舎町が載っていて
フランスはペルピニャンを起点としたルシヨン地方の街が載っていた。
「ペルピニャン」という音の響きがなぜだか心ざわつかせ、
いつか行ってみたいなー、と思っていた。
まだ、ツアー旅行以外の海外旅行なんて知らなかったころ。

コリウール、ポールヴァンドルも載っていて海の風景好きの私はすごく魅かれたけど
「ペルピニャンからタクシーで約25分、バスで45分、電車で20分」と書かれていたので
自分が行ける場所とは全く思えなかった。

今回、モンペリエを旅先に選んだのは、夏だから南仏、でも治安がいい場所（テロ後だったから）、
という2大条件プラス、ペルピニャンまで2時間なら週末行けるかも・・・という淡い期待もあった。


週末はニームの近く（滞在先から1時間）に暮らす友人宅に遊びに行くことになったので、
片道2時間のペルピニャンはさっさと諦める。
だけど、なんかやっぱり心に引っかかっていた地名はシンクロして出てきちゃうのよね。

「来週、日本から友達が来るからコリウール行くの。コリウールに友達がいるの。
　1ユーロ電車ってあってね、ネットで事前に予約したら1ユーロで行けるのよ」

「へえ、1ユーロ？たった1ユーロならキャトーズジュイエ（祝日）にペルピニャンに日帰りで　行ってパエリア食べて帰るのもいいね」

とたった1ユーロなら往復4時間電車に揺られても、滞在時間が短くても行ってもいい気になった。


最初はペルピニャン！と思っていたけど、コリウールはペルピニャンの２駅先と知り、
それなら私もコリウールまで行ってみようと。

結局は1ユーロ電車の予約はとれず、普通料金（往復60ユーロ）で切符は購入。
一度行く気になった気持ちは止められないからね（笑）

よく土地に呼ばれるという言い方をされるけど、
呼ばれるというより、キッカケを見つけて近寄っていくというほうがシックリくる。
行けると分かった時点で、お金も時間も効率とかどうでもよくなり、飛び乗ってしまったのです。
そして、コリウールの１駅先のポールヴァンドルで降りてしまったのです。

FIGARO 1996年版はこの旅の小さなはじまりだった気がする。


なぜか縦にならない・・・
スペインへ続く線路

眠りつづけて、ほっ・・・

久しぶりに12時間眠り続けてしまった。
夜の9時半～朝の9時半まで、ノンストップで。
この２ヶ月ずっと緊張感があったけどこれで抜けたかな？
昨夜は時差ボケもプラス作用してやっとちゃんと眠れてスッキリ。

ちょうど２か月前、首すじにあったラクダの瘤（コブ）みたいなぼっこりしたモノが
とうとう破裂してしまった。
赤く腫れて、痛みも出てきたので、病院に行ったら
「来週木曜手術ね。時間は受け付け決めて。」
と軽～く。
「え？手術って・・・。来月、2週間海外に行くんです。
　いま手術なんて大丈夫ですか？」
「それなら、なおさらすぐ手術！大丈夫、旅行行っていいから。」
とベルトコンベアーに乗せられてしまった。

それから、手術受けて、病院通いして、出発の3日前に「はい、これでおしまい！」
と先生に言われた時には荷造りも出来ていない状態。
フランス語の勉強もしないまま、会話集も忘れて、出発してしまったのです。
会話集は忘れても、機内で使う空気枕は首をいたわるためにちゃんと手荷物にして。


ストレスで胃が痛いとよく言うけど、
私はストレスを感じるたび「首がちぎれそう・・・」と思ったものです。
モンペリエは日差しが強い。すっかり日焼けして帰ってきてしまった。
そんな中、傷に紫外線は禁物なので
常にちゃんと髪がかぶさってるいるか心配して後髪に手をやり確認したものです。
ふう・・・。

やっと、緊張が抜けてほっと一息。
旅の始まりは７月４日だったけど、気分的には５月２５日に診察受けて６月４日に手術受けて
ここから長旅が始まったような気持ち。
ちょうど２ヶ月経ってやっと終わったんだな・・・、この旅。



写真はモンペリエのお気に入りの陶器屋さんで購入したお土産。
母は「変形してる。出来損ないを買ってから」と怒る。
そう言うと思った（笑）
これで緑茶を飲んで一息としたいけど、暑くってねえ。

スーツケースの中チラッ

フランスといえばファッション大国。
どんだけ可愛い服あるの～って楽しみにしていたけど（友人たちも）
実際はほとんど服は買っていない。靴はゼロ。


スペイン国境近くの街コリウールで試着もせずに購入したワンピース。
南仏デザインらしい。
みなちゃんお気に入りのアルルのマルシェの服と同じメーカーさんのらしい。

powaママが一目みて、
「どっかで見たことある服やね」と。
こんな個性的な色使い、日本にはないくさっ！
とムっとしていたら・・・・



部屋に転がってましたー。
配色、花柄、同じだ！

同じようなモノばかり買ってしまうｐｏｗａでした、ガーン。


今回はスーツケースの中は陶器、ワイン２本と普段ｐｏｗａが手を出さないものばかり。
入社20周年の2週間の休暇をもらって旅に出たので、なんとなくお土産が気になってしまい
嵩張るものを数多めに買ってしまいました。