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異色のフランス産MMO『Dofus』、"

2013-02-23 12:43:32 | 日記
2010年9月15日、16日に実施された2日限りのオープンテクニカ... 2010年9月15日、16日に実施された2日限りのオープンテクニカルテストを経て、9月20日よりオープンベータテストがスタート. そしてその1週後の9月27日には正式サービスがスタートと、かなり早い展開を見せたPC用MMORPG『Dofus(ドフス)』. フランス生まれの本タイトルは、全世界で登録会員数約3,000万人を誇る"世界最大級オンラインRPG"という触れ込みで、アエリア運営の元、華々しい日本デビューとなった. 電撃オンラインでは 先行プレイレポート をお届けしているが、正式サービス開始にともない復習も兼ねて、もう少し詳しい内容をレポートする. どれを選ぶか12種類の多彩なクラスに思わず目移り! 『Dofus』はフラッシュで動くが、いわゆる"ブラウザゲーム"ではないクライアント型のMMORPGだ. しかしダウンロードしたクライアントは約5MBと圧倒的に軽く、低スペックのPCや少々古いノートPCでもちゃんと遊べるのが、魅力の一つになっている. プレイヤーが選択できるクラスはなんと12種類. エカフリップ、サディダ、エヌトロフ、パンダワ、サクリエール、ゼロール、エニリプサ、イオップ、スーラム、オサモダス、クラ、フェカとクラスわけされている. クラスごとにかなり特徴が異なるが、初めて『Dofus』に触れるプレイヤーは、名前だけでそれぞれどんな特性を持っているのか理解するのはほぼ無理だろう. 12クラスすべてを試したいところだが、キャラクタースロットは1アカウントにつき5つまで. 公式サイトの ガイドページ でクラスの詳細や使用できる呪文などを確認してから、自分に合いそうなクラスを選ぼう. エカフリップ: 発動してみないと敵にダメージを与えるか、逆に回復してしまうかわからない呪文を使うギャンブラー戦士. サディダ: トゲのある植物を召喚してダメージを与えたり、自爆する人形を作ったりと、これまた変わった特性を持ったクラスだ. エヌトロフ: お宝ハンター. 生きたポシェットを自分の身代わりにしたり、ニセ物のコインを投げつけたりする. 運の能力を上げやすい. パンダワ: 普通の戦士タイプかと思いきや、なんと酔っ払った状態だと強くなる酔拳使い. 他のキャラを持ち上げることもできる力持ち. サクリエール: 目がイッちゃってる狂戦士. 味方の代わりにダメージを受けたり、敵から攻撃を受けるごとに強くなったりする能力を持つ. ゼロール: 時間を操る魔術師だ. 敵のAP(アクションポイント)を奪えるほか、瞬間移動などを使って戦闘を有利に進める. 高レベルになるとミイラ化も可能. エニリプサ: ヒーラー職で、さまざまな回復系呪文を使える. パーティに1人はいてほしいクラスだ. イオップ: 攻撃力の高さはピカイチだが、遠距離攻撃の手段を持たない特殊なクラス. 敵に隣接しなければ攻撃できないこの特徴をうまく使いこなせるか次第. スーラム: 暗殺者. 姿を消しつつ、罠を仕掛けるなど、ちょっとズルイ戦い方が得意だ. その分、敵の動きを的確に予測する必要がある. オサモダス: 生物を召喚する能力を持つ. 上手く立ち回れば、召還したモンスターに戦わせるだけで、戦闘を終了させられるかも? クラ: 弓呪文による遠距離攻撃を得意とするクラス. 敵を遠ざけながら戦えるので、初心者でも扱いやすい・ フェカ: 防御力を上げるのに長けたクラス. パーティでこそ力を発揮しやすい感もあるが、攻撃力もあなどれない. なお、どのクラスも男女のキャラを選べ、体や衣服の各パーツの色を細かく設定できる. 性別で能力自体は変わらないが、初期装備だけでも男女でずいぶん見た目が変わる. キャラクターを作る際に、バックストーリーや今後習得できる呪文を前もって確認できる. ざっと目を通して、戦闘スタイルを把握しておくとよいだろう. レベルアップごとに割り振られるポイントで、ステータスや呪文をパワーアップできる. どういったキャラクターに育てたいのか、クラス特性も踏まえて数値を振っていこう. シミュレーションRPGライクの戦闘はまったりテンポで楽しむのが吉 『Dofus』は、フィールド上でモンスターに触れると戦闘画面に切り替わる、シンボルエンカウント方式を採用. 見た目は1匹でも実際には複数のモンスターによるグループになっているが、カーソルを合わせればどの種類のモンスターが何匹いるか、レベルはいくつなのか確認できる. 自分のレベルに合ったモンスターを選べるので、安心して戦いに挑めるのだ. "タクティカルバトルシステム"と称された戦闘システムは、ターン制で進行する. 敵と遭遇した地形に見合ったマップが表示され、プレイヤーは最初に戦闘開始位置をいくつかの候補から指定して戦闘開始. マップはマスで区切られており、障害物の有無や位置ははある程度ランダムとなる. 戦闘で重要なのはAP(アクションポイント)、MP(ムーブメントポイント)の2つ. APは戦闘開始時、各キャラクターに6ポイントずつ与えられ、呪文=スキルを使うと消費される. 一般的なRPGにおけるマジック(マナ)ポイントといった概念はないので、APの範囲内なら使いたい放題. 使用回数に指定がない呪文は、APさえあれば1ターン中に何度でも使用可能だ. ただし、敵の攻撃によってAPを奪われると、自分のターンでいきなり使えない呪文が出てくることもある. もう一つのMPは移動できるマスの数を示しており、戦闘開始時には各プレイヤーキャラクターは3ポイントずつ持っている. これもAP同様に、敵の攻撃や味方の呪文によって増減する. APもMPも基本的には1ターン使いきりで、余っていても次のターンには持ち越せない. 逆に全部使い切っても、次のターンには自動的に回復する. 戦う前に敵の戦力を把握しておくことは、すごく大切! 敵わない相手とみたら、とっとと逃げて、他の敵を探した方がいい. 身の丈に合った戦闘をしよう. マップ上の濃い青のマスが呪文の効果を発揮できる範囲. 薄い青の部分は呪文の射程内だが、視線が通らないのでターゲットに呪文を発動できない. 『Dofus』の戦闘では、敵や味方との位置関係がとても重要だ. 遠距離攻撃に長けたキャラクターならば、なるべく敵に接近させずに戦えれば有利だし、近接攻撃が得意なキャラクターならば当然だが、素早く距離を詰めていきたい. しかし、パーティプレイの場合はこの位置取りが難しい. なぜなら敵味方問わず、マップ上にの障害物やキャラクターによって視界がさえぎられると、一部の呪文を除いて弓や魔法などの遠距離攻撃はターゲットに対して発動できなくなるからだ. 通路が狭い戦闘マップでは、モンスターとパーティメンバーが集中して渋滞が起き、近接職がそれ以上先に進めないことすらある. 次のターンでどう動くかが戦闘結果に大きく影響するため、多人数のパーティになるほど、お互いに一声かけあうコミュニケーションが、想像以上に大切となってくる. また、1ターンでプレイヤーに与えられた制限時間は30秒. これを越えると強制的に次の敵、もしくは他プレイヤーの順番となる. 実際に戦闘してみると30秒は特に短いとは感じられず、ちょうどいい. ただ、パーティは最大8人まで組めるので、敵も味方も数が多い大乱戦となると、たとえそれぞれが持ち時間をフルに使わなかったとしても、自分の番が周ってくるまではちょっと長く感じられる. とはいえ、タクティカルバトルというシステムの特徴を考えれば、これは仕方ないだろう. 『Dofus』の戦闘システムは、さくさくと敵と戦っていくというより、じっくり時間をかけて仲間とわいわい楽しむのに向いている. パーティでは、お互いのキャラクターの特性をうまく活かしつつ戦おう. 呪文によっては味方にもダメージを与えてしまうこともあるので注意が必要だ. 最大20人のフルパーティでは、自分の順番が回ってくるまでが少々長い. チャットを利用して相談しつつ、仲間の視界をなるべく妨害しないようにうまく立ち回りたい. タクティカルバトルだけに終わらない『Dofus』独特のシステム ダンジョンも『Dofus』では他のMMORPGとはちょっと違う、変わったシステムになっている. まずダンジョンには基本的に"鍵"がないと入れない. 鍵はモンスターからドロップするものやクエスト報酬として入手したり、または課金で購入できる. ダンジョンは迷路をうろついていくのではなく、いくつもの部屋で構成されている. 各部屋のモンスターの群れを討伐したり、落とし穴をすべて回避などの条件を満たすと次の部屋へと進める. キャラクターのレベルが5を超えると戦闘に"チャレンジ"という要素が加わってくる. これは画面上に"指定されたモンスターを最後に倒す"といったものや"自分のターン時は持っているMPを全て使い切る"など、様々な条件が戦闘のたびにランダムで表示される. 条件を満たすとボーナスがもらえるのだ. チャレンジはフィールド上の戦闘では1つしか提示されないが、ダンジョンでは内容の違う条件が2つ出てくるようだ. もっともチャレンジクリアに執着し過ぎて、戦闘に負けてしまっては元も子もない. 可能ならばクリアする、くらいの感じでいた方がよさそうである. また、キャラクターには固有のパラメータとして"ドロップ率"が存在する. ドロップ率の数値が高いほど、モンスターからアイテムを獲得できる率が上がるのだ. ファイナルファンタジーXI』のサントラ未 この数値はどうやらパーティに参加した人数分、プラスされていくようだ. 上で述べた通り、パーティメンバーが増えると連携が難しくなるデメリットがあるが、ちゃんと多人数のパーティで行くメリットも用意されているのは評価したい. 戦闘でキャラクターが倒された際は、経験値やお金が減るのではなく、"エネルギー"という『Dofus』特有のパラメーターの数値が減少する. エネルギーは戦闘に負けた時のレベルによって減る数値が決まっていて、レベルが高ければ高いほど失う数値も大きい. そしてパラメーターが0になると、プレイヤーはゴースト状態になってしまうのだ! ゴーストになると戦闘はもちろん、NPCとの会話すらできなくなる. ゴースト状態から脱けだすためには、世界に散らばっている"不死鳥の像"まで移動し、祈りを捧げる必要がある. 最初の冒険の地となる"インカルナム"には、このゴースト状態を体験させてくれるNPCがいる. クエストをクリアすれば元の状態に戻れるので、一度くらいは体験しておくとよいだろう. 筆者はまさか体験クエストだとは知らずにいきなりゴースト状態にされ、「NPCに騙された! 」という気分になったりしたけれど... . ほとんどのプレイヤーが初めて行くダンジョンは、インカルナム・ダンジョンである. このダンジョンは入り口にある石版に3人が乗らないと最初の扉が開かない仕組み. チャレンジのボーナスは確かに美味しいが、時には無茶な要求をされることもあった. できそうな内容だけを無理せずこなしていくのが無難であろう. ドロップ率は運のステータスが大きく影響する. mujltastcomp とはいえ、ソロではあまり大した物は入手できないかも... . 一攫千金を狙うなら、パーティでダンジョンを周回したほうが良さそうだ. まんまとNPCに騙されて(!?)ゴースト状態になってしまった... . 不死鳥の像まで辿り着いて復活しないと、このままでは何もできないのだ. オリジナリティを求めるプレイヤーに『Dofus』はオススメ 『Dofus』では最初に選べる12クラスとは違う"職業"が存在する. この職業のチョイスによって、採取できる作物や生産できるアイテムが決まるのである. 要は生産スキルのことだと思ってほしい. 職業は戦闘やクエストでもらえる経験値とは別に、職業のみの経験値が存在し、経験を積めば職業レベルを上げられる. サッカー 通販 職業は3つまで習得できるがレベルが低いうちは一つだけ. 最初はインカルナムの宿屋前にいるNPC・職工長イクレに話しかけ、農夫、錬金術師、漁師、木こりの4つから一つどれかを選択する. あまり戦闘をせずにまったりと生産中心のプレイもできそうだが、必要素材にはモンスタードロップでしか入手できない物もあるようなので、やはりある程度の戦闘は必要だ. アイテムを提供してくれる友達がいれば、生産だけのまったり暮らしもできそうだが... . 職業は厳密には収集職業と生産職業にわかれている. インカルナムで取得できる4種類の職業はいずれも収集職業. まぁ、材料がなければ生産もできないですから... . 選択する職業によっては、最初からそれをこなすのに必要な道具をNPCからもらうことができる. 戦闘に疲れたら、まったりと収集をして過ごすのもなかなか乙である. この他、『Dofus』全体でクエストは100種を超える数が存在し、複数同時進行が可能. 経験値やアイテムなど、いろいろと役立つ報酬があるので、積極的に受けていきたい. クエストを受けるだけ受けておけば、その後はプレイしているうちに自然にクリア条件を満たしていることもある. NPCの口調やアイテムの説明文などはなかなか独特で、「これがフランス仕込みのユーモアか... 」と感心させられるやら、時には呆れるやら. 中には笑える物も多いので、これはぜひ、ゲーム内でじっくり味わってもらいたい. 以上、駆け足で紹介してきたが『Dofus』にはこの他にもペットや同盟、PvPなど、紹介しきれなかった様々な要素がある. せっかちなタイプの人には向かない感もあるが、いろんなオンラインRPGを体験してきて、オリジナリティあふれる作品に出会いたい人にはぜひオススメめしたいゲームだ. 積極的にキャンペーンなども行っている様子なので、一度試しにこの独特の味わいを体感してみてはいかがだろうか. なお、長時間遊んでいると、フラッシュゲームという特性からかキャッシュが溜まり、パソコンの動作が徐々に重くなっていくようだ. ゲーム内のオプションメニューには"キャッシュを削除"という、あまり他のオンラインゲームでは見られない項目もあるので、必要に応じて使っていこう. そのアイテム説明はどうなのよ、と思わずツッコミを入れたくなったり. なんとなく小学生レベルのシモネタも多いような. これがフレンチジョークってヤツなんだろうか. カートゥーン・アニメのようなクセのある絵柄だけでなく、いろいろとオリジナリティにあふれているのが『Dofus』の最大の魅力なのだ.