自分の存在それすらも定かじゃないそれなのに不安と恐怖生き物のように騒ぐあがき疲れ疲れ果てて全てを捨ててあるがままに身を委ねた何もなかったように何も求めず赤子のように無心になった時不安も恐...
舌をはたらかすなんの味もないうまみまずさがない舌の機能を失い舌を忘れる皮膚をはたらかす...
立ち尽くして重心を失い身を地に伏せて這う目の機能を失い目を忘れる耳を澄ます何も聞こえな...
闇の中を歩いていた一寸先も見えない不安がよぎる恐怖が襲う足がすくむ闇を抜けようといち早...