#長編恋愛物語り・昭和 新着一覧
水たまりの中の青空 ~第三部~ (四百五十五)
「ありがとう、徳子さん。でもね、あたし、もうすこし頑張ってみようとおもうの。せっかく武蔵が起ち上げた会社でしょ? 武蔵の思いがいっぱいつまってる会社よ。-「ありがとう、徳子さん。でもね、あ...
水たまりの中の青空 ~第三部~ (四百五十四)
いつもは小夜子の意に反することはしない武蔵だったが、このときばかりは「すまん。それだけ...
水たまりの中の青空 ~第三部~ (四百五十三)
幸いにも武蔵亡きあとの富士商会の業績はよい。武蔵の号令一下で動いていた社員たちにも、さ...
水たまりの中の青空 ~第三部~ (四百五十二)
あいかわらず社員たちは、社長ではなくお姫さまと呼んでいる。新しい経営者としての己を思い...
水たまりの中の青空 ~第三部~ (四百五十一)
朝の10時に出社し、夕方は4時に退社する。朝の出勤時には「おはよう! きょうもがんばりまし...
水たまりの中の青空 ~第三部~ (四百五十)
ひととおり回りきってしまうと、小夜子の日常に空いたじかんが増えはじめた。毎回まいかい小...
水たまりの中の青空 ~第三部~ (四百四十九)
「幸いですねえ。徳子の機転で銀行への連絡がはやかったんで、小切手の現金化はまぬがれまし...
水たまりの中の青空 ~第三部~ (四百四十八)
前もって聞かされていた小夜子で、いくどか同席もした。恫喝してくる相手にたいして、五平...
水たまりの中の青空 ~第三部~ (四百四十七)
たまたま五平が留守をしていて、たまたま小夜子が出先からもどりひと息を吐いていたとき、そ...
水たまりの中の青空 ~第三部~ (四百四十六)
武蔵時代には、つねに開いていた社長室の扉が、不在時でもあいていたとびらが、いまは閉じら...
水たまりの中の青空 ~第三部~(四百四十五)
そもそもが、なぜ役員でもない社員たちがこの場にいるのか、佐多には理解できない。小夜子の...