#大和未生流 新着一覧

照葉を生ける・其一│花信
よしや君いかなる旅の末にても忘れ給ふな人の情を吉野秀雄校注:東洋文庫「良寛歌集」, p151, 平凡社, 2013

霜降に頂いた花を生ける・続
信宿凄々秋雨裡 凄々たり秋雨の裡信宿白衣家 信宿す 白衣の家一衲与一鉢 一衲...

霜降に頂いた花を生ける
是貞の親王の家の歌合の歌露ながら折りてかざさむ菊の花 老いせぬ秋のひさしかるべく ...

秋郊│花信
不求写得合時宜 求めず 写し得て時宜に合するを何管世間人不知 何ぞ管せん 世間 人...

浅茅原│花信
秋といへば契り置きてや結ぶらん 浅茅が原の今朝の白露 新古今和歌集・巻第五 秋...

浅茅生│花信
百首歌の中に跡もなき庭の浅茅にむすぼほれ 露の底なる松虫の声 新古今和歌集...

花野│花信
里はあれて人はふりにし宿なれや 庭もまがきも秋の野らなる 古今和歌集・巻第四 ...

ももくさの花│花信
題しらずももくさの花の紐とく秋の野に 思ひたはれむ人なとがめそ 古今和歌...

白露に頂いた花を生ける・続
是貞の親王の家の歌合によめる白露の色はひとつをいかにして 秋の木の葉をちぢに染む...

白露に頂いた花を生ける
題しらず秋の露色々ことに置けばこそ 山の木の葉のちくさなるらめ 古今和歌...

送り火│令和五年
鬼灯は実も葉も殻も紅葉哉 芭蕉庵小文庫 芭蕉