★★★★★不動産屋★★★★★         社員Mの地元発信つれづれ日記

地元の新鮮なネタや不動産情報を集め、お客様や地元の方々へ還元していく、つれづれなるまま語った営業マン日記

ハンコ

2009-11-21 | 豆知識
こんにちは

一年って早いですね

子供の頃は早く大人になりたかったのに…

今じゃ学生に戻りたい社員Mです


大人になって様々な出来事のたびに

必ず印鑑が必要になります

強引ですが今日は印鑑についてお話します


不動産購入または売却には必ず印鑑が必要です

まず印鑑(ハンコ)って詳しく知っていますか?

ハンコには

「実印」
「銀行印」
「認印」

と三種類の印がありますが

その違いは用途によって呼び名が変わるだけで

本質的にはどれも同じハンコです

「実印」=役所(市町村)に印鑑登録として届け出たもの
「銀行印」=銀行で口座開設の際に届け出たもの
「認印」(三文判)=どこにも登録・届出をしないもの

と呼ばれます

ただし、実印は

一辺が8ミリ以上25ミリ未満の正方形に収まる大きさ

条件となります

登録する先によって条件が違う場合があります

大半は機械掘りはNGです

大きさ・素材・作り方…

届け出先にきちんと確認してから作りましょう


ほとんどの方が印鑑をすでにお持ちだと思います

しかしこんな使われ方してませんか?

「実印 兼 銀行印 兼 認印」

なんていう使いまわしは

全財産を失うような犯罪被害にあう可能性もあるので

要注意が必要です

印影(ハンコの捺し型)から

ハンコ本体を偽造することは難しくないのです

同様の理由で、認印用の三文判を実印にするのも危険です

ハンコはその人の「分身」です

ハンコを押す

ということは

その書類の内容をあなたが認めた

ことになるのです

一度ハンコを押してしまうと取り消すことができません

特に実印は重要な契約時に押すことが多く

一歩間違うと

あなたの大切な財産をすべて失ってしまう

なんてことになりかねません

このため実印を押すときには

必ずその書類の内容にしっかりと目を通し

よく理解し納得したうえで

ハンコを押すようにしましょう

内容を確認していないような書類には

絶対にハンコを押してはいけません


必ずそれぞれの用途に応じた印を持ち
目的以外にむやみに使用しない事です



不動産売買に当たっては

手放す側=実印
手に入れる側=認印

となっています

売主は必ず実印が必要です

大事な資産を手放すのですから

本人の意思表明として実印が必要になります

買主はお金を払う側ですので

誰かが勝手に払ってくれる訳がありません

お金を出す時点で本人の意思表明にあたるので

認印でもOKです

ですがせっかくの大きな買い物です

契約書等も長く保管することでしょう

これから不動産を持つという強い意志表明のため

実印で押すのも結構です


簡単に説明しましたが

用途に分けて印鑑を持つこと
紛失しないこと(保管を徹底する)
他人に預けないこと
印影を漏えいしないこと

これを徹底しましょう

わかりきったことですが重要なんです

印鑑はあなたの意思でもあり

分身なんです!



私社員Mは最近疲れがとれません

影武者でもコピーロボットでも…

働いてくれる分身がほしいです




不動産ショップ㈱伊勢山