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吹き替え版と字幕版、原語の違いについて(「アナと雪の女王」感想。ネタバレ)

2014-04-22 17:49:09 | 映画
*この記事は「アナと雪の女王」のネタバレを含みます。


前回の感想の続きです。
字幕版と吹き替え版の違いについて書いていこうと思います。
またしても長いです。すみません…orz



続きます↓

最初に吹き替え版で観たとき、私にはいくつか違和感がありました。
特に「Let it Go」のシーンでは、正直エルサの心情について行き切れませんでした。
あんなに長い長いあいだ辛い思いをしてきたのに、何故ああも急に前向きになれてるんだろう?私ならもっと黒くて直視したくないようなドロドロした気持ちになると思うのに、あんまり綺麗にすんなりとポジティブになっているように見えたのです。
私はこのシーンに感動する一方でエルサに置いて行かれたような気持ちになりました。

見終わってからもその違和感はずっと拭えずにいたので帰宅してネット上を彷徨っていたところ、原語と訳では違うところも多いと知り、「Let it Go」のミュージッククリップを言語別に何度も何度も聞き比べしてみました。

聞き比べたミュージッククリップ置いておきますね。

日本語吹き替え版


字幕版(上映字幕とは少し違う?)


英語字幕付き



聞き比べてみると歌詞が結構違うんです。
吹き替え版はかなり意訳してあって、本来はある歌詞がいくつか抜けていました。

私が特に気になったのは3箇所。


一つ目は、手袋を空へ放り投げるまでのシーン。

吹き替え版の歌詞ではこう歌っています。

「とまどい傷つき
 誰にも打ち明けずに悩んでた
 それももうやめよう」

なんだかエルサが勝手に悩んで勝手にやめてるみたいに聞こえるんですよね。
え?そんな簡単に?という感じなのです。

これが字幕と原語の歌詞だとこう。

「秘密を悟られないで
 いつも素直な娘で
 感情を抑えて隠さなければ
 でも知られてしまった」

「Don't let them in
 Don't let them see
 Be the good girl you always have to be
 Conceal Don't feel
 Don't let them know…
 Well, now they know!」

そう!エルサは必死に隠そうと努力したのに、でも知られちゃったんですよ!
もう何もかも水の泡となってどうしようもなくなっちゃった。

だからここから「これでいいの かまわない」「let it go,let it go」と続くんです。
(この部分の歌詞はまた別に気になるところがあるのですが、それは後述します)


二つ目は、王冠を投げ捨てるシーン。

吹き替え版ではこうです。

「輝いていたい もう決めたの」

すごく前向きな歌詞。キラキラし過ぎるくらいにポジティブ。
でも、ここ、表情と動作と歌詞がどうやっても合わなくて見てて眉間に皺寄っちゃうんです。

ここは字幕と原語はこうです。

「二度と戻らない
 過去はもう過ぎたこと」

「I'm never going back
 the past is in the past!」

あの表情と王冠投げ捨てる動作に納得!
もう戻るもんか!こんなものいらない!なんですよね。


三つ目は、変身したエルサが歩き出すシーン。

吹き替え版では。

「これでいいの 自分信じて」

ここは、特に違和感は感じませんでした。

でも、字幕と原語ではこうです。

「これでいいの かまわない
 理想の娘は もういない」

「Let it go, let it go
 That perfect girl is gone」

理想の娘なんて吹き替えじゃ一言も言ってない!
一つ目の箇所でも本来は素直な娘でいるようにと言われているのに、吹き替え版ではこの表現がそっくり抜け落ちているのです。ここ、あると無いとじゃ重みが全然違うと思うのです。
やっぱり、結構どす黒い感情もきちんと入っていました。


もちろん吹き替えにするには字幕以上に色々と制限が多いですから、ある程度は承知していたつもりでしたが、予想以上に違って驚きました。だってこれじゃ全然印象が違います。
吹き替え版では綺麗に柔らかくまとまっていたけれど、そんなんじゃない。そんな上澄みの綺麗なところばかりじゃなくて、この歌にはもっと深くて濃い思いが詰まってる。

だとしたら、この歌だけじゃないじゃいないか。他の歌は?他のシーンは?
そう考えたら居ても立ってもいられなくなりました。
もう一度、今度は字幕版が見たくて見たくてたまらなくなって、慌てて字幕版を観に行ったのでした。



まあ、慌ててとはいえ2週間後になりましたが…。
でも折角なので3D字幕版を観て来ました。

結論、すごく良かった。
吹き替え版でモヤモヤしてたところもくっきりして、キャラクターそれぞれの気持ちにぐっと近付けた気がします。


以下、吹き替え版と字幕版(原語)とで印象が違うところを挙げてみます。
細かい違いはたくさんあるのですが、私が残念に思った部分を中心にしています。
確認出来る部分はなるだけ確認していますが、ほとんどが記憶などを頼りにしているので、間違いがあれば教えて頂けると有難いです。字幕は覚えきれないので、サントラの対訳を参考にしている部分も多いです。


最初のアイスハーベスター達の歌「氷の心/Frozen Heart」
原語では「愛のために掘り出せ、恐怖のために掘り出すんだ。凍てついた心を解きほぐすんだ。凍てついた心に気をつけろ」といった気になる内容も歌っているのですが、吹き替えではその辺りが省かれているようです。
折角思わせぶりに始まるところなのに、ちょっと勿体無いですね。


「雪だるまつくろう/Do You Want to Build a Snowman?」
アナが壁の絵に話しかけるシーンで、吹き替えでは「がんばれジャンヌ!」と言うところが、字幕では「動くな!」になっています。元々の原語では「Hang in there,Joan」ですから、ここは吹き替えが近いです。一瞬の場面なので字幕では文字数的に入らなかったでしょうね。
ジャンヌを通して無意識に自分に対して「くじけないで!」と声をかけるアナのいじらしい場面なのに、残念。そしてジャンヌ・ダルクは異端審問で魔女として火あぶりにかけられた人物でもあると考えるとちょっと意味深です。考えすぎかな?

両親が亡くなったあとのシーンでアナの「みんなに「勇気を出して」と言われるからそう努力している」という歌詞が吹き替えで省かれています。
無くても大きな問題はありませんが、アナは根っからの明るい性格なだけでは無く、明るく振舞うように努力している部分もあるのだと思うと、より心にぐっと来ます。


「生まれてはじめて/For the First Time in Foever」
前半のアナの部分は細かく違うものの、そんなに気になるほどではありません。
ただやはり吹き替えで抜けている部分がいくつかあります。その中で「何年も空っぽだった広間」に絵ではなく「生きてる人がやってくる」という部分は、それまでアナがどれだけ寂しかったかが伺えます。「ロマンスを夢見るのはクレイジーだってわかっているけれど、生まれてはじめてのチャンスなのよ!」という部分が無いせいで、吹き替えのアナはより軽薄に見える気もしますね。

後半のエルサの歌詞はかなり違います。
吹き替えでは「ひとりでいたいのに、誰にも会いたくない」と歌っていますが、ここには実は「Let it Go」と同じ歌詞がそっくり入っているのです!
それが前述のこれです。
「Don't let them in
 Don't let them see
 Be the good girl you always have to be
 Conceal Don't feel」
この部分がこの歌だけで2回も繰り返されているのです。
しかもエルサは父親の肖像画を見ながらこの部分を歌います。実は「雪だるまつくろう」で父王に手袋を嵌めてもらう場面でも、父王と一緒に似たセリフを言っています。きっとずっとずっとこの言葉を言わされて来たし、自分に言い聞かせて来たのでしょう。
エルサがどれだけこの呪いと言えるほどの暗示に縛られて来たか。そして「Let it Go」でその暗示からどれだけ解放されたのか。だからこその激しい程の過去との決別であり「二度と戻らない。理想の娘はもういない」だったのか。
吹き替えではそういう部分がすべて抜け落ちているのが、私はとても残念でなりません。


「とびら開けて/Love Is an Open Door」
吹き替えではアナが「どこにも出口のない日々が…」と歌っていますが、本来は「これまでずっと目の前でドアを閉められて来たけれど…」という意味の歌詞です。もちろんそれはエルサに拒まれて来たということ。ところがハンス王子はドアを開けて受け入れてくれたんですよね。だから二人が思いを確かめ合うこの曲のタイトルは「Love Is an Open Door(愛は扉を開く)」
この映画は大事な部分は何度も繰り返されているのがよく解ります。「雪だるまつくろう」も「生まれてはじめて」も「誰にも見せてはいけない」も。この歌でも「Love Is an Open Door(愛は扉を開く)」の歌詞が原語では吹き替えの3倍くらい連呼されているのです。


エルサが国民達の前で魔法を使ってしまった場面では、ウェーゼルトン公爵のセリフが大きく違います。
吹き替えでは「捕まえろ!」と言いますが、字幕では「化け物だ!」と言うのです。
この化け物扱いが吹き替えでは抜け落ちています。
この後のシーンでも、ウェーゼルトン公爵がアナに向かって「お前も化け物なのではないか?」と問いますし、アナは「私は普通の人間だし、姉さんは化け物じゃない」と答えます。
氷の城で公爵の側近を追い詰めるエルサにハンス王子が「化け物になってはいけない」と忠告します。このシーンのハンス王子は本当にかっこいい!(ハンス王子は鏡である、という解釈からすると、ここでハンス王子はエルサを映し出しているので、結局かっこいいのはエルサなんですけれど…)
この化け物(モンスター)という表現があることで、劇中、常にエルサは悪い魔女に堕ちるか堕ちないかのギリギリの淵を保っているのだという事がよくわかると思うのですが、何故吹き替えで省かれてしまったのでしょうか。勿体無い。


「生まれてはじめて(リプライズ)/For the First Time in Foever(Reprize)」
この歌も印象が変わってくる部分が多いです。
吹き替え→原語訳で箇条書きしてみます。

アナ「行かないで」→「ドアを閉めないで」
ここも「扉」がキーワードになっています。

逃げるエルサに対して「二人で山を下りよう。怖がらないで」のあと
アナ「独りだけ残して帰れない」→「はじめてこうしてここ(扉の内側)に私がいるのだから」

アナに「帰りなさい」と言ったあと
エルサ「(なし)」→「門を開け放ったらいい」

エルサ「私に近付かないで」→「私から離れていればあなたは安全なはず」
吹き替えはアナの安全を気遣う言葉がないので、アナの立場から聞くと、嫌われているとか民や国を統治することが嫌で逃げ出しただけだと誤解し損ねないと思うのですが、考えすぎでしょうか?

国中が凍り付いていると知ったエルサに対して
アナ「(なし)」→「いいのよ(It's okay)」
アナはやってしまったことは責めないんです。エルサを受け止めてる一言だと思います。

エルサ「ひどいわ悲しい何もかも無駄だったの」→「私はなんて馬鹿なの自由になんてなれるわけがない」
吹き替えには「自由」というキーワードが無い。

アナ「勇気を出して」→「怖がらないで」

エルサ「私に出来ることはなんにもない」→「魔力をコントロールできない」
エルサ「危険なだけ」→「あなたはここにいたら危ない」
エルサ「やめて」→「できない」
吹き替えのエルサはアナを拒否している感じですが、原語ではうろたえながらも何が問題なのか具体的に伝えていると思います。原語のエルサの方がコミュ力高い感じです。

全体的に吹き替えの方は、アナもエルサも自分の要求言いっぱなしな印象です。壮絶なすれ違い。
原語の方はお互いそれぞれ思いやっている部分もあるのにすれ違っている印象。


「愛さえあれば/Fixer Upper」
吹き替えでは「愛」とありますが、原語では「ちょっとばかりの愛(a little bit of love)」なんですよね。
「完璧じゃない」も原語では「改善すべきところがちょっとある(a bit of a fixer upper)」です。
また女トロールの「彼を変えられるという意味じゃないのよ」に相当する歌詞が吹き替えにはありません。
ちょっとした違いなんですが、私には大きく印象が違いました。
原語では「怒りや怯えに負けず、お互いにちょっとずつ愛を与えて支え合いなさい」と言っている歌に聞こえるのですが、吹き替え版では極端に言うと「あなたの愛が足りないのよ!」と言われている気分になるのです。これはさすがにかなり個人的な印象だとは思うのですが、同じように感じた方がいたら嬉しいです。


アナの体が融けた後、エルサがアナに「なぜ助けてくれたの?」と聞いた答えが、吹き替えでは「大切な姉さんだもの」(うろ覚え)ですが、原語では「I Love You」です。
家族だからとか、姉妹だからとかじゃない、ただシンプルに「あなたのことを愛しているから」と言い切ってしまう方が断然素敵に聞こえます。



どうでしょう?印象の違い、伝わったでしょうか?

大きく削られているところは勿論ですが、ほんの些細に見える違いも、積もり積もるとかなり印象が変わってくるように私には感じられました。
吹き替え版が悪いと言っているつもりはないのです。
吹き替えの訳も素晴らしい部分がたくさんあるし、キャストの皆さんの演技も歌も本当にすごかった。
何より忙しくなくゆったり観られますから、私は吹き替えが大好きです。なのに吹き替えで観ると薄っぺらいお話に感じるので辛い。ジレンマです。
やっぱり違う言葉で作られたものをそのまま再現することは難しいのだな、という事を痛感しました。英語から直に理解出来ればまた違った印象になるのでしょうね。


もし私と同じように、吹き替え版ではモヤモヤすると感じた方がいたら、ぜひ字幕版も観てみて欲しいと思います。
うちの旦那様はモヤともしなかったようなので「字幕?別に興味無い」といった様子ですけれど。

上映はまだもう少し続くようなので、私は何とかもう一度劇場で字幕版を観たいと企んでいます。
DVDやブルーレイが早く出て欲しい!



…ものすごく長くなりました。読んで頂きありがとうございます!


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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (みちおほち)
2014-08-23 21:59:26
はじめまして。検索でたどり着きました。
確かに歌詞だけ見ると違和感を感じますが、
歌をセリフとしてとらえるとまた違った解釈がでてきますよ。

私見でもうしわけないんですが・・・・・。

なんか前向きな歌詞なんですが、エルサの表情がなんか眉をひそめてますよね。
つらそうな表情が所々に出てる。
前向きな歌詞を歌いつつ、コブシは握りしめ挑発的ではあるけどつらさを我慢しているような雰囲気。
「武士はくわねど高楊枝」って感じがします。本当は惨めなんだけど強がっているみたいな。
前向きで挑発的な行動、前向きな歌詞で前に進もうっていう気概も感じさせますが、
逆に前向きな歌詞が、眉をひそめている表情とギャップを感じさせ、無理した感じをひきたてて、痛々しさも同時に感じさせる造りになっているように思えます。
でも、確かに英語版を字幕で見ていると感じる印象は変わりますよね。
それとあんな速いテンポで空気をよんでねっていうのも無理があるのかもしれません。

で、おもうんですが、後ろ向きな感じもある英語バージョンの日本語訳をそのままあの前向きで感動的なメロディにのせたら、
よほどうまく工夫やらないと、しらけるような気がしています。
そういう歌の表現方法って日本にあまりないですよね。
制約がある訳詞では難しいかと。
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Unknown (ぽたじろう)
2014-10-26 22:17:51
はじめまして。友人からオラフについていい話を書いている人がいると紹介にあい、訪問しました!私もアナ雪大好きです!!

まずは、オラフの記事ありがとうございました。率直に感動しました。説得力があり、改めてエルサの抱える辛さを感じ、涙しました。
また、この記事もとても共感しました。私も字幕版とDVDでですが吹き替え版をみて、色々な違いがあるなぁと思っていました。日本語は英語と比べ同じ時間で伝えられる情報量が多く、そのかわり日本語には暗黙の了解という共通の前提があるため多くの輸入映画で同じような事がおこってしまうというのが私の考えなので仕方ない部分もあるとは思います。
細かいところですが私的にはアナが「one two treeee!!」と飛び降りる場面がどうしてもその笑いが日本語だと通じないのが残念でした…

ただ色々な違いも含め、字幕版も吹き替え版も大好きです!
見るたびに新しい発見があり、心が洗われます!

素敵な映画と素敵なブログ記事に出会えたことにありがとうです!また見に来ますね。更新楽しみにしてます☆★
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Unknown (永咲文葉(ナガサキアキヨ))
2014-12-04 17:43:17
>みちおほち さま
>ぽたじろう さま
コメントありがとうございます!
長い長い記事を読んでくださりコメントまで頂けたこと、本当に嬉しいです。
「one two treeee!!」も勿体ないところですよね~。
見る人によって色々に見えるアナ雪は本当に面白いです。私が見えたものに共感してもらえたり、私とは違って見えたり、興味は尽きません。
皆さんにはどんな風に見えたのか、もっともっとたくさん知りたいです。アナ雪のことを語るブログやツイートがもっと増えてくれたらな~と思っています(*・ω・*)ノ

年末の紅白ではイディナがLet it Goを歌ってくれるらしいので、そこからまた色々考える人が増えないかな?と期待している今日この頃です!

あと、そうですね。この記事を書いたあとに色々考えたこともいつかまとめられるといいな~(*´Д`*)いいな~(願望)
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Unknown (ユキハルママ)
2014-12-22 19:27:09
はじめまして。
ネットでオラフの本を検索していて、偶然こちらにたどり着きました。

永咲さんの見解はとても深く(アナ雪の記事をすべて読ませていただきました)、これまで何度もアナ雪を見ていて感じていた違和感が、すっきり解消されました。
ウチの子どもたちの英語教育に・・・と、たまたま選んだ吹き替え版でしたが、私も、翻訳版とはずいぶんと意味が違いびっくり、そしてこれじゃ意味が伝わんないよ・・・と、欠落している台詞の多さにがっかりしました。
でも2歳と6歳の娘たちは、ぽたじろうさんの仰っている1,2,3!!のシーンで、ワン、ツー、木~~~!!と楽しそうに叫んでいます(^^)
きれいな映像と歌とお話を、深く考えずありのまま受け止めるのも、子どもならでは。老若男女問わず、色んな視点から楽しめるディズニーアニメは、やっぱり素晴らしいですね!!
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Unknown (くまうさ)
2015-03-22 01:06:04
子供と一緒に見るために吹き替えで何度も見ていて、「好きな内容のはずなのに、なんだかキャラたちに共感しきれない」と思っていました。
最近、ふとしたきっかけで字幕でアナ雪を見直したところ、驚愕!!
吹き替えでは感じににくい、屈折した複雑な心情を隠しふんばる女の子たちがそこにいました。
絶対、同じことを思っている人がいるはず!と「アナ雪 字幕で見たら全然違った」と検索してここにたどり着きましたw
永咲さんのアナ雪の見方素敵です!そういう風に見る永咲さんも素敵な人なんだろうなぁって想像してしまいました。

私がはじめに感じたのは雪だるま作ろうの子供の頃のアナがつぶやく最後の台詞です(おぼろげな記憶の字幕ですが)。
「ゆきだるまつくろう」→「なにか違うものでもいいから…」
吹き替えでは、最後までゆきだるまにこだわっているようにも見える子供のアナ。でも、ここで「雪だるまなんてどうでもいいの。扉を開けて欲しいの。」という気持ちがあるとぐっと切ない場面に見えました。

オラフの記事も、「ハンスは鏡」を紹介したブログも読ませていただきました。
・・・アナ雪…とことんディズニーらしい「ファンタジー」ですね。
5歳の娘が中2になったら字幕で見せてやりたいと思いますw

最後になりましたが、私の日記でURLを引用させて頂きたいのですがよろしいでしょうか?(長文失礼しました)
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Unknown (永咲文葉(ナガサキアキヨ))
2015-03-28 14:45:10
>ユキハルママ さま
>くまうさ さま
コメントありがとうございます!
本当みなさまこんな長い長い記事を読んでくださり嬉しいです(*´Д`*)
やっぱり吹き替えだけだとちょっとスカスカですよね~。
とはいえ、小さいお子さん達には字幕なんて読めないし、ましてや英語はそういう環境で育ってなければわからないし…ああん!もったいない!
もっといっぱいいっぱいグッと来るとこ、切ないとこあるのに…!
アナ雪大好きなチビッコたちが大きくなっていつか字幕で見てくれて、また新たな感動をしてくれたりすると嬉しいですね!(*´ω`*)

あ、URLの引用とかはどなたもご自由にどうぞです!
もし可能でしたら、事後で構いませんのでお知らせ頂けたらほくほくと読みにいきます~(*´ω`*)
返信する
Unknown (Henrietta)
2015-03-28 18:19:32
今度買って見るので凄く参考になりました!考え見比べ見てみます!(o´∀`o)ノ
お邪魔致しましたm(_ _)m
返信する
Unknown (永咲文葉(ナガサキアキヨ))
2015-04-02 18:17:50
>Henrietta さま
参考になったようで嬉しいです(*´ω`*)ノ
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