・「自分磨き」でgoogle検索してみると、なんと結果は約550万件。老若男女、自分を磨きまくっている
世相を反映しているのかもしれないが、磨き過ぎには思わぬ弊害があることをご存じだろうか?
5月21日に「M1・F1総研(R)」が発表した「F1の“婚活スパイラル”」と題した報告書によると、婚活を
意識しているF1層(20~34歳)の未婚女性はファッション、美容、習いごとにかける費用が他のF1層に
比較して高く、自分への投資に強い関心を抱いていることがわかった。さらに、彼女たちは男性が
結婚相手として求める条件に、「料理ができる」「家事ができる」「容姿」が重要視されていると考えており、
そのため、「料理スキル」や「美」を意識した自分磨きにまい進している傾向があると、同機関は報告。
ただし実際、M1層の未婚男性が結婚相手に求める条件として挙げているのは、上位から「安らぎを感じる」
「気配りできる」「健康である」。悲しいかな、微妙に食い違っているのである。
で、独女に聞いてみた。「習いごとは英会話、月にかける衣装代は平均4~5万円、ネイルサロンは月に
1回程度行っています」とは、M子さん(29歳)。
「英語のレッスンの一環として、ブログを英文で書くようにしたんですが、これは男性から不評でしたね(苦笑)。
ファッションもファストファッション系よりは高級品を選ぶし、ネイルも自分で見とれてしまうくらいきれい。
だけど、意外と男性ってそのあたりの違いに気がつかないんですよ。いちいち説明するのも馬鹿らしいけれど、
『このパンプス7万円で、わざわざ取り寄せたの』って言いたくなる時もあります」
言わないでいて正解。おそらく靴へのこだわりを話したら「金使いの荒い女性」との烙印を押され、
安らげない女になること必至だ
「だからこそ、男性にも自己投資してほしいと思いますね。やはり人格は靴に表れると言いますから、
ヨレヨレの革靴を履いている男性はそれだけでNG。できればスーツもパリっと仕立ててあって、シャツも
白無地よりもデザイン性が高いものを着ている人がいい。私の努力にも理解があって、ブログにさらっと
英文でレスをつけてくれるような人が理想です」
自分を磨くのはよいが、相手にも自分の理想を押し付けるとなると、恋愛の局面では厳しい展開が予想される。
前出の調査でも、婚活を意識して自分磨きに励んでいる未婚女性は、結婚相手に「頼りがい」「思いやり」
などの条件を上位に挙げる一方で、「高年収」「高身長」「高学歴」といった「3高」を重視する傾向が
その他女性よりもとくに強いのだとか。
自分を積極的に磨くのはまったく悪いことではない。ただ、それゆえに自己評価がむやみに高くなって
しまったり、男性を見る目が厳しくなってしまったりするのは、かえって女としてマイナスではないか。
そのまま年ばかりを重ねると、孤高の勘違い女になってしまうかもしれないよと、アラフォーの筆者は
ちょっぴり憂慮する。自分磨きは自己満足と割り切って、ほどほどにね。(以上、一部略)
世相を反映しているのかもしれないが、磨き過ぎには思わぬ弊害があることをご存じだろうか?
5月21日に「M1・F1総研(R)」が発表した「F1の“婚活スパイラル”」と題した報告書によると、婚活を
意識しているF1層(20~34歳)の未婚女性はファッション、美容、習いごとにかける費用が他のF1層に
比較して高く、自分への投資に強い関心を抱いていることがわかった。さらに、彼女たちは男性が
結婚相手として求める条件に、「料理ができる」「家事ができる」「容姿」が重要視されていると考えており、
そのため、「料理スキル」や「美」を意識した自分磨きにまい進している傾向があると、同機関は報告。
ただし実際、M1層の未婚男性が結婚相手に求める条件として挙げているのは、上位から「安らぎを感じる」
「気配りできる」「健康である」。悲しいかな、微妙に食い違っているのである。
で、独女に聞いてみた。「習いごとは英会話、月にかける衣装代は平均4~5万円、ネイルサロンは月に
1回程度行っています」とは、M子さん(29歳)。
「英語のレッスンの一環として、ブログを英文で書くようにしたんですが、これは男性から不評でしたね(苦笑)。
ファッションもファストファッション系よりは高級品を選ぶし、ネイルも自分で見とれてしまうくらいきれい。
だけど、意外と男性ってそのあたりの違いに気がつかないんですよ。いちいち説明するのも馬鹿らしいけれど、
『このパンプス7万円で、わざわざ取り寄せたの』って言いたくなる時もあります」
言わないでいて正解。おそらく靴へのこだわりを話したら「金使いの荒い女性」との烙印を押され、
安らげない女になること必至だ
「だからこそ、男性にも自己投資してほしいと思いますね。やはり人格は靴に表れると言いますから、
ヨレヨレの革靴を履いている男性はそれだけでNG。できればスーツもパリっと仕立ててあって、シャツも
白無地よりもデザイン性が高いものを着ている人がいい。私の努力にも理解があって、ブログにさらっと
英文でレスをつけてくれるような人が理想です」
自分を磨くのはよいが、相手にも自分の理想を押し付けるとなると、恋愛の局面では厳しい展開が予想される。
前出の調査でも、婚活を意識して自分磨きに励んでいる未婚女性は、結婚相手に「頼りがい」「思いやり」
などの条件を上位に挙げる一方で、「高年収」「高身長」「高学歴」といった「3高」を重視する傾向が
その他女性よりもとくに強いのだとか。
自分を積極的に磨くのはまったく悪いことではない。ただ、それゆえに自己評価がむやみに高くなって
しまったり、男性を見る目が厳しくなってしまったりするのは、かえって女としてマイナスではないか。
そのまま年ばかりを重ねると、孤高の勘違い女になってしまうかもしれないよと、アラフォーの筆者は
ちょっぴり憂慮する。自分磨きは自己満足と割り切って、ほどほどにね。(以上、一部略)