写真は桂湖にて
五箇山の昔、それこそ陸の孤島と形容されるほど隔絶していた。
周囲を1000mの山々と岐阜白鳥の分水嶺から発した庄川渓谷に囲まれている。

加賀藩はここで幕府に隠れて火薬の原料(硝石)を作ったり、藩の罪人を流したりしている。
更に遡れば平家の落人。(平村、上平村がある)

近年白川郷の合掌造りと相川集落・菅沼集落の合掌造りが一緒に世界遺産登録された。

均一化は便利さとともに進みどこに行っても金太郎飴のようになる。

でも幹線道路を走っていると、家の前で作業していたり、ご近所との談笑、涼んでいたりと原風景を彷彿させてくれる。
そうこうしていると谷合に早い夕闇が訪れ
暗闇はそうそうと流れる川の音を運ぶ。

分厚い厚揚げは旨く、固豆腐は適度な硬さと水分、木綿豆腐も美味かった。
在りし日の集落
