冬を越すという実績解除だ(Xbox360風and実話)。
皇紀弐千六百七拾壱年弐月壱拾七日(木)
友人が体調を崩し自宅療養を強いられている。
同じ釜ならぬ給食を食べた仲の自分は
彼のために何をして挙げられるだろうか？
社会的にも人間的にも何も無い自分。
自分さえ救えないのに…とすねている自分。
無い頭をフル回転して(常にオーバーヒート)
色々と模索してみた。
…
……
………
…………
……………!!
導き出した解答。
直接的には何もしてやれない。
だからこそ遠隔的にも彼の苦しみを救えたらと
神社やお寺に願掛けしてきた。
苦しい時の神(仏)頼み!?
「都合のいい時だけペコペコしやがって。」と
コレを読んでいるお方も
拝まれているほうの神様仏様も思うであろう。
…しかしだね!!
今の自分にはコレぐらいしか出来ん。
だが友が苦しんでいる姿を黙って見過ごす訳にはいかん。
思いたったら吉日、すぐに街へと飛び出した。
まず何処を巡ったらいいかと考えてみる。
そしてお互いの共通項を考えてみる。
……あった。此処だ。
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↑参考資料動画までに
彼がこよなく作品の劇場版。
劇場版アニメ『天地無用!inLOVE』にて
結界装置を設置したお寺に行こうと決意。
そう江戸の頃より庶民に愛された『五色不動』巡り。
キッカケなんて何でもいいんだ。
とにかく後方支援したいんだ、友人のさ。
平井に到着。
五色なのに六ヵ所あるのだ。
黄色が二ヶ所。
其の一つの目黄不動に初陣を。
映画だと…確か『美星』が来たんだっけ？
最も辺鄙な場所にあるのが此処だったので赴いた。
通り過ぎる事は多々あるが降り立つのは初めて。
ギャンブルやらないから余計だよね。
まあ、人生がギャンブル感覚だからコレ以上は(笑)。
それはそうと早速レッツらゴー。
少ない情報で向かう。
其のお寺の名は…『最勝寺』。
…早速、迷う。道に迷う。
いきなり仏罰かよっ(考え過ぎ)。
駅前の地図であんなに確認したのに路頭に迷う。
通りすがった小学校で公務員のオジサンに怪しまれる。
それでも何とか着いた模様。
不思議な造りの門ですな。
こんな造りの門は初めて見たかも。
平日だからなのかいつもなのか
人っ子一人いやしないが意を決して寺に飛び込む！
此のお堂の中に不動明王様が鎮座しているみたいだ。
しかしお堂は閉まりっぱなし。
隣の寺務所には張り紙がしてあり
お堂に上がるには声をかけてくださいと。
…こんな蜘蛛の糸さえ登れない人間に
ましてやマンツーマンで不動明王とご対面…。
圧倒されるどころか何処の馬の骨か分からぬ人間に
わざわざ開けてもらうのは申し訳ない。
という訳で静かに拝む。
しかし来ただけだと証拠にもならん。
どうしようかと考えていたら
先程の張り紙に一緒に書いてあった。
「ご朱印の方も～」。
寺務所に入りもらおうとするが関係者に言われ気付く。
「あ、ご朱印帳ないじゃん。」
買おうと思ったが大きい所じゃないと売ってないと(汗)。
しまった、思いつきで此処まで来たから
準備も何もしてないではないか。
それなのでお寺側の用意してある半紙に頂戴する。
友人にお守りを買おうとしたが此処は置いてないようだ。
とりあえず目黄不動、一つ目完了。
此の寺の歴史を紐解くと
元々、本所表町(現・墨田区東駒形)という場所にあったそうな。
大正二年に現在地に移ってきたみたい。
…移ってなかったら自宅から歩いて行ける距離だったのか。
もしかしたら自分のご先祖さんがお参りしてるという
可能性もなきにしもあらずという事だねぇ。
う～ん、変に世間って狭いんだな、色々な意味で。
ま、それはそれで。
次のお不動様に向かう。
距離的に一番近い場所…これまた目黄不動。
三ノ輪にある『永久寺』に向かう事に決定。
いざ三ノ輪へ!!
…すぐに道に迷う(ｵｲｯ)。
なにせ平井は初めてなもんですから。
とりあえず川の土手に上がって電車の鉄橋を目指す事に。
～続く～
