冷や汗

朝5時、波もなく、穏やかな海です。
いくぶん、霧がかかっていて
いつもの朝の光景と思い、カヤックを進めて行きます。



沖にでるところまで来ても、
ガスがかかっており、s害岩は見えないのです。



岸から離れると、今度は岸が見えなくなって
（波打ち際の音は良く聞こえます）
さらに方角も分からなくなりそうで、これはとても危険だなあと。

船の音が聞こえるのだけど、船の姿は見えず・・・
でも船が見えたと思ったら
かなり近くを通られていて、そんなに視界が悪いのか
雪山の吹雪なども、同じ感じなんでしょうか。

携帯のGPSを見るも、電波が入らないからか
現在位置もわかりません。
ソフトバンクは海の上では役に立たないのでしょうか。
ということで岸の近くで待機です。

そのうち、霧が晴れてきて、s害岩が見えてきたので、
ようやく海へ出ます。



s害岩に近づいたところで、
釣りを開始しますが、
少ししたところで、パドルがバキっ
折れた・・

これは、かなりまずい状況だと思い、
折れたパドルの長い方を使って、右、左と
一生懸命漕ぎます。
じっとしていたら潮に流される・・・
ここらへんになると、全く気持ちに余裕がないのです
少しづつ近づいて、一番近くの岸にたどり着きました。

相当の恐怖感です。
ガスがかかっていて、岸が妙に遠くに感じて、
今日は長潮で、ちょうど満潮の潮どまりの時で、
このタイミングがとても幸運だったと思います。
カヤックをなめてはいけないですね、反省です。

パドルは流されないようにと、船体に強くは
くくりつけてはいるものの、一年も経たずに、あっさり折れるとは・・・



サウスウインドさんに相談してみよう。