四大名輔~都に舞う侠の花~ (2015 全44話)
原作:温瑞安「四大名捕」 原題:少年四大名輔

中国で人気を誇る武侠小説のドラマ化です。
2008年にもドラマ化されています。
「ドラゴン・フォー」という映画にもなっています。
物語は明代。皇帝直属の「神侯府」に腕の立つ4人の捕吏がいました。
冷血、無情、追命、鉄手の4人。都の人からは「四大名捕」とよばれていました。
朝廷の大臣の殺害事件が起き、犯人は皇帝の異母弟・安世耿 。
同じころ、皇帝の側室候補の女性が逃亡し、楚映雪が捕まるが処刑されるのを哀れんだ名輔たちは、楚離陌という名前に変えて神侯府の下働きとすることに。
4人の武器は、冷血=剣 無情=扇 追命=走るのが早い 鉄手=鋼の手
無情の扇が優雅。







話としては安世耿の復讐劇と冷血の敵討ちなんですけれど、せっかくの名輔たちの捕り物があまりなくて・・。
4人の恋愛話のほうに軸が移ってる気がしないでもないです。
無情さんが不幸で可哀想ですけど。好きだった人に死なれ(実は生きていて安世耿の妻になってる)、離陌を好きになるけど冷血と離陌は想い合ってるので心に秘めてる。好きになろうとした人は、自分を守って死んでしまう。悲しい。
色々と突っ込めるドラマです。
戦闘シーンは迫力あるけれど、その他は「そうなんだ~」で済んでしまうので、見ていて面白いのですがもう少し何かあってもいいんじゃないかと思いました。
この原作では、名輔たちはイケメンと決まっていて、それについては配役に異議はないです。
このドラマで、4人は時代劇のF4と呼ばれているとか。
4人の中ではウィリアム・チャンがいいです。都会的なイケメンです。
もともと歌手なんで歌はうまいです。ダンスも得意とか。
酔麗花~エターナル・ラブ~ (2017 全56話) 原題:醉玲瓏
原作:シースーイェ(十四夜)「酔玲瓏」

ウィリアム・チャンとリウ・シーシー主演のラブストーリー。
ウィリアム・チャンは熾烈な皇位争いに巻き込まれる第4皇子元凌、リウ・シーシーは代々皇族を守る立場の巫族の聖巫女卿塵。
軍功が多く行動力のある元凌に脅威を感じた皇帝が、謀反の罪を着せ捕えようとします。崖から落ちた元凌を卿塵が助けます。
何とか宮中に帰ってきた元凌は、皇帝に退位を迫り皇帝になります。
卿塵は、巫族を抜けて元凌と結婚するために試練を受け突破します。
婚儀の日、第7皇子元湛の策略にはまり、父元安を刺してしまいます。
元凌を救うために、九転玲瓏陣(れいろうじん)を開き、全てをやり直そう とします。
九転玲瓏陣を開き、別の時空に飛んでやり直そうとするんですね。





第5皇子元汐 / ワン・ルオリン







中国のドラマには、時空もの、タイムスリップっていうのが結構あって、初回を見のがすと普通の古装劇だと思って見てしまいます。最後のほうで元の時代に戻るので、あれ?っとなります。
このドラマは、出てくる皇子様方がイケメンで見ていて麗しいです。
皇位継承争いが策略だらけで、元の次元と飛んだ次元では人の性格も違っていたりしておもしろかったです。
別の世界へ行って1からやり直すっていうのがすごい発想。次元を超えると、九転玲瓏陣で元の時空に戻るために必要な石を探して集めなければならない。大変です。
屋外ロケ地が、敦煌らしいです。
見ていて砂埃がすごそうで、俳優さんたちも大変だなぁとおもいました。
ウィリアム・チャンが歌ってます
聞いた話では、中国の俳優さんは下手な人でも1枚はCD出してるとか・・。
このドラマの俳優さんも歌手やってる人多いですね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます