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「最強コンビ」V宣言 東洋のエース柳田、セッター関田

2010-12-26 19:57:06 | 日記
【春の高校バレー】全日本選手権 東洋(東京・男子)

 高校バレー界が誇る最強コンビだ。全日本のユースでも活躍する東洋のエース柳田将洋(3年)とセッター関田誠大(2年)。1、2年生で臨んだ3月の「選抜大会」で初優勝したチームは、同じメンバーで戦う今大会も優勝候補筆頭で、再び「春高」制覇を狙う。

 主将の柳田は昨年夏の世界ユース選手権でベストスパイカー賞に選ばれた実績を持つ。選抜大会では多彩に打ち分ける柳田の攻撃が大爆発し、一気に頂点まで駆け上がった。快挙から約9カ月、北畠勝雄監督にチームの変化した点を問うと、「関田の成長が大きい」と真っ先に挙げた。

 関田は東京・駿台学園中時代に全国優勝した司令塔。父親同士が知り合いという縁で1つ年上の柳田から「一緒にプレーをしよう」と東洋に誘われ、1年からレギュラーで采配を振っている。

 昨年までは「下級生という面で遠慮があった」と北畠監督。だが5月、柳田を追いかけるように代表入りしたユース遠征を機に、プレーが一変した。“世界”を知った関田は「年下でも、自分から声を出すことの重要さを学んだ」と明かす。

 積極的に指示を出すようになった2年生の司令塔は、柳田が徹底マークを受けることを想定して、他の選手の生かし方を身につけた。今では柳田が「自分がいなくなるより、関田がいなくなる方が危ない」と話すほど、関田の成長でチームの攻撃の幅が増した。

 高校総体、国体で優勝を逃したことは発奮材料になっている。“集大成”となる舞台は有力校がめじろ押しで混戦が予想される。「全部がライバル校。一戦一戦勝ち上がって優勝を狙いたい」と口をそろえる2人は、気合十分に頂点を見据えている。(青山綾里)

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 主催 日本バレーボール協会、全国高体連、産経新聞社、サンケイスポーツ、フジテレビ、FNS28社

 後援 文部科学省、ニッポン放送、文化放送

 特別協賛 ジャパネットたかた

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