歌田年著「紙鑑定士の事件ファイル」を読んだ。
新聞広告に、どんな紙でも見分ける紙鑑定士と、伝説のプラモデル造形家が殺人事件を追う!とあったので、紙もプラモデルも好きな私は、広告を見たその日のお昼休み(貴重な昼寝の時間を犠牲にしてまで)に本屋に走ってしまった。
まず、本の作りがおもしろい。色々な種類の紙を使って作られており、キチンとその紙の解説もしてある。
内容的にも私の大好きな「安楽椅子探偵 . . . 本文を読む
米澤穂信の「満願」を買った。このミス2015で1位だったからだ。
第一話「夜警」を読んだが、そのなかで、自転車の書類入れの鍵をかけ忘れたことを、小細工で誤魔化そうとした新人警官が登場する。
そのとき主人公である上司はこう呟く「あれは、小心者だ。ただ単に叱られるのが怖かったのだ。子供のように。臆病者なら使い道がある。…(略)…臆病が転じて慎重な警官になるかもしれない。 . . . 本文を読む
薬の事について知ろうと思い「薬剤師は薬を飲まない」(宇多川久美子)を読み、依存症の事を知ろうと思い「図解でわかる依存症のからくり」(磯村毅)を読み、集中力を身につけようと思い、「脳が冴える15の習慣」(築山節)を読んだところ、3冊の本にある共通する「すべきこと」が書かれていた。
それは、「規則正しい生活をすること」である。
それにより、薬に頼らない体が作られ、依存状態になりにくい状態になり、集 . . . 本文を読む
薬剤師は薬を飲まない 宇多川久美子
タイトルに⁇ってなって購入。面白かった。自分が長年家族などに主張していた「薬は対症療法に過ぎないのだから薬は飲まず、自力で治すべし」と同じ理論で、安心した。
以下引用。
・体温が下がると免疫力が落ちる。日本人の平均体温は50年前と比べて0.7℃ほど下がっている。筋肉量の低下が原因(機械化などにより日常生活での負荷が低減している)
・「腸は第2の脳 . . . 本文を読む
「アゴを引けば身体が変わる」伊藤和磨を読んだ
私は姿勢が悪く頸を痛めやすいことを自覚しているので、この本を読んで改めて姿勢に対する意識を高めたい。
とても分かりやすく、具体的な体の動かし方や、靴、椅子についての知識なども得ることができ、満足している。
以下、各章まとめ
講義1 ツワモノはアゴを引く
1アゴを引くと相手に与える印象が変わる
2アゴを引くと骨盤が前傾して、姿勢を正すことができる
3ア . . . 本文を読む
伊藤真の「法学入門」を読んでいる。
今日読んだ部分でおー、なるへそって思ったことを以下に。
法とは、「こうあるべき」というもの。
時代や地域によって異なる。
たとえば、現代日本では盗みは悪いこととされているが、盗まれる方が悪いといった時代があったかもしれない。
一定の価値観を具体化するものが法なのだから、法を学ぶときには、それがどういう価値観に基づいて作られているのかをしっかり意識 . . . 本文を読む
わかりやすく、すらすら読めた。荘司先生の「難しいことを、簡単にわかりやすく表現する」という能力は本当にすごい。 特に面白いと思ったところは、借用書なしのお金の貸し借りの章。客観的証拠がなくとも、人間行動一般に照らして間接的に要件事実を認定する「推認」という作業の具体例が鮮やか。 その他、倒産しそうな企業を見抜くポイントの話も目からうろこ。
~まとめ~
ストーリは①客観材料②主観材料③人間 . . . 本文を読む
「官僚に学ぶ仕事術」 マイナビ新書 久保田崇 を読んだ。
以下、心に残ったところ引用
節約の努力と実際に節約できる金額は比例しない。 効果が大きいもの→家賃、保険、車 効果が小さいもの→食費、光熱費(電気、ガス、水道) ー 198ページ
一人の人生でできる経験は限 . . . 本文を読む
新書を読んでいる。普段漫画ばかり読んでいるので、なかなか進まない…。
以下、「へー」って感心した点。
・告訴と被害届の違い→
告訴(告発も含む)を受理した場合、警察は特に速やかに捜査する義務がある(犯罪捜査規範67条)。さらに、司法警察員は告訴告発を受けたときは、速やかにこれに関する書類及び証拠物を検察官に送付しなければならない(刑事訴訟法242 . . . 本文を読む