Doggy's House

CATNAPにて助けられた命を預かりました。
この家でお迎えをお待ちしています。

誉くん幸せに旅立ち

2011-11-28 | CATNAP
誉くんが亡くなりました。
誉くんを初めて見たのは引き出し当日。

5月16日
夜中に近いその時間、
小梅さんが診察を終えたレオ君をくれてきてくれました。

その時車に残って小梅さんが連れて帰るという誉くんを見ました。

病気や怪我、色んな子がいますね。
でもフィラリア強陽性って・・・
この小さな室内犬として生まれたこの子が、
一体どこでどのように生きてきたのか。
外に放置され何年もそのまま・・・?

あの夜、うちに来たレオ君は、元気でした。

いつも大変忙しい小梅さんが、
お世話の大変な子を預かる・・・
自分は何も出来ず、
本当に申し訳ない気持になりました。

それから日が経ち、先日誉くんを見たとき、
その毛艶や、ふっくらした身体。
あぁ今とても幸せなんだな・・・
今がきっと一番幸せなんだな。
そう思いました。

もちろんそれは見た目の話。本当に日々大変だったと思います。
繰り返し起こる発作、病院へ行くこと。
誉くんの好きなこと、嫌いなことを把握しお世話すること。
それをするのは家族です。

センターから出たあの晩、先生から言われた「あと一ヶ月・・・」
誉くんが願ったんだね、暖かい家族との時間を過ごすため。
あれから半年以上経っています。

頑張ったね 

最後はご飯を食べなくなって、
小梅さんはありとあらゆるお肉を買ったそうです。
何でもいい、プリンでも何でも食べてくれるなら
残されるであろう家族の辛く苦しい時間・・・

もう、もうダメかもしれない・・・

「とても辛い・・・」小梅さんがつぶやきました・・・

どんなに残酷なものを見ても、悲しいことがあっても、
死に立ち会うことに「慣れる」はありません。

ちゃんと面倒を見ない元飼い主のせいで、
誉くんは亡くなりました。
変えられない事実・・・

その最後は尊厳あるものであり、
最後の半年で誉くんのその一生が報われたと思います。

最後の日、いつも忙しい小梅宅。
なぜかその日は土曜日で、
なぜか小梅ママもパパさんも用事がなかったその日
(えっそんな日があるのと驚きました

誉くんは旅立ちました



そうだね、誉くんの最後の望み、
神様がちゃんとかなえてくれたのね。

誉くん、大好きな名前です。
最後についたという名字とも良く合っています。

えっ ロドリゲスなの

小梅さん、本当にお疲れ様でした。
少しゆっくり・・・いや、無理なのか~~っ



誉くんのような子を出さない日本に!
そしてどの子も幸せな再出発を!

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