Doggy's House

CATNAPにて助けられた命を預かりました。
この家でお迎えをお待ちしています。

被災地へ

2011-07-31 | ワタシのこと
しばらく、被災地を回ってきました。

一度はちゃんと行こう・・・
自分の目でちゃんと見ておこう・・・
どこかでそう思っていたので、
いい機会でした。

被災地で何かボランティアが出来ないか・・・
とマレーシアの友人親子が夏休みに一時帰国。
友人娘のクレちゃんは、マレーシア生まれのマレーシア育ち。
日本語より英語が得意な16歳。
私は姪っ子のように思っています。

マレーシアで、被災地の人たちの心配をして、
何か出来ないかと考える日々。
遠く離れたところにいる多くの人がそうでしょう・・・

仙台を拠点にして、本当にあちこち行きました。

ぶらり途中下車で降り立った塩釜。
観光客相手にお仕事されている方も、
九死に一生を得て、当日のことなどを聞かせてくれました。

翌日から車で、高田松原から気仙沼・陸前高田・大船渡、
南三陸町も女川も回りました。




夫が4月、防塵マスクなしでは出られない時期に
行っていた石巻ももちろん・・・

道を作ったり、瓦礫を集めて
一見きれいにしたのだと理解できるものの、
人が住める状況にない場所ばかり。
未だ異臭で車の窓も開けられない町も通りました。

色々出来たら・・・と思いつつ、
出来ないことばかりの現実。

でも、自分の足でその地に立ち、
自分の目で見たこと、見たもの。

忘れずに、今日これから生きていかないといけない。
これから自分が生きて生活する中で、
心に留めておくべきものを得ました。




今も避難所で身を寄せ合って暮らす人々。
我慢強い東北の人たちに会いました。
被害のなかった人などいないのです。

生きていてくれて有難う
心から思いました。