早起きは三文の徳

ここのテレワークはサボり認定

 テレワークって機能しているの? 2年くらい前か、イーロン・マスクが禁止してから、日本でも、コロナが5類になったりして、テレワークを禁止して原則出社に戻す、あるいはテレワークは育児や介護、健康上の理由など特段の事情がある人にしか認めない、というところが増えているという報道を見たこともある。

 オレの勤めているところでは、いまだに(?)テレワークはやり放題、所属部署のデスクを離れて別階の食堂のようなスペース(コックさんはいない)で“仕事をする”ことも広く許されている。本人宛の電話がかかってくればケータイに転送できる仕組みや社内LANのコードがたくさんあることから、利用者は多い。説明が逆になったが、テレワークをする者にはどんなもんか知らんがルーターが渡され、社内LANにつながるようになっているらしい。オレは非正規職員でテレワークの対象ではないから何もわからないがね。

 部署によっては半分以上がテレワークだ。下は出勤ボードの一部。もっとマグネが密な日もあるがね。

 そこの部署の知り合いに聞くと「ホントに仕事しているのかは分からないよ。電話を転送しても出ないことも多いしね」という。テレワーク全盛時には、常にパソコンカメラで仕事しているかどうか本社でわかるようにしているところも多かったようだが、今はどうなのかね。

 息子は、官庁勤務だが、義務で週一のテレワークがあるという。「結果、サボりと一緒だよね」と聞くと「そういうことだよね」だって。

 コンピュータソフトの開発とかイラストや動画の作成とか、別にどこでやろうが関係ない、あるいは一人でやったほうが能率が上がる職種の人にはいいだろうが、経理とか庶務とか、事業企画の人々とか、少しは社内・社外連絡が必要な人々までサボっているんじゃないかね。少なくともここは、さっき書いたようなクリエイティブな部署はないが、テレワークがはびこっている。

 でも、ルーターで社内LANに入って、出勤と退社のボタンを押せばそれで終わりなんだろうから、いいご身分だよね。


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