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早起きは三文の徳

吉宗、少年の心を開く

 休日の朝でも吉宗は悪をやっつける。けさの「暴れん坊将軍」のゲスト主役は子供たち。

 オレが毎回期待している若い美女優さんは出なかった。それでもおもしろかったよ。

 当時、江戸では阿芙蓉(あふよう。現在で言うアヘン)の抜け荷(密輸)がはびこっていた。吉宗や大岡忠助は密偵をしていたが、いまひとつ、手掛かりがつかめない。そんな中、この兄妹の父・仙吉(和崎俊哉)が関係していることがわかる。仙吉は密輸グループの一味だったが、アヘンを一部を盗んで逃げていたのだ。妹は病気でほぼ寝たきり。まだ幼い兄・佐吉(岩戸隼人)が家を支えていた。食べるために盗みもしたが、うな重を盗んで長屋に戻ると、自分は水をがぶ飲みし、「外で食べてきてこんなに腹が膨らんでいる。これはおまえが全部食べろ」と妹に渡すのだった。吉宗は家の外からそっと見ていた。

 ある日、仙吉は佐吉を神社に呼び出して、会う。

 吉宗はそれを見ていて、仙吉に真実を話すように諭すが、仙吉は逃げる。追おうとする吉宗に、佐吉は「追いかけないで。父ちゃんはいい人なんだ」と懇願する。

 御庭番の探索で密輸グループは、輸出入を取り締まる船奉行と、結託する札差であると突き止める。船奉行たちは、仙吉が持ち逃げしたアヘンを取り戻そうと、なんと病気で寝ている妹を誘拐して仙吉をおびき出そうとする。それに気付いた吉宗は、佐吉に「何か知っているんじゃないか」と優しく聞く。出会ったころは愛想の悪かった佐吉だが、訥々と父から預かったカギについて話し始め、何のカギかは知らないと言いながらカギを渡す。それでも、「父ちゃんが絶対、助けてくれる」と吉宗の介入を拒む。

 吉宗はそれを仙吉に渡し、「真人間に戻って子供たちの気持ちに応えろ」と訴える。

 仙吉はアヘンを隠した賽銭箱のカギを持って、船奉行の屋敷に乗り込み、娘との交換の取引を持ち掛けるが、悪どもはそんな取引に応じるわけはなく、カギを受け取った後に殺そうとするが、ここで吉宗登場。あっさりと成敗し、親子を助ける。兄と妹は幕府施設の小石川養生所に入り、仙吉は牢獄に1か月の罪となる。

 親子の平和な生活が戻る近い将来に期待する吉宗だった。


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