「暴れん坊将軍」、2人の女性の悲運が描かれていた。
おしま(日下由美)は今でいう台風であろう大波で九十九里で漁師をしていた家の船を失い、漁師だった恋人とその妹・おみつ(松原由佳)とともに江戸に出た。しかし、おしまは恋人を裏切って芸者となり、地元の勝浦藩の三男といい仲になる。
きなくさい、お家騒動をかぎつけた吉宗は三男はよくないと諭すが、不幸を背負ってきたおしまは聞かない。
一方、妹のおみつは不穏さに気付いており、別れることをおしまにお願いするが、
兄は応じない。とうとう三男は、藩主になるべく、長男を殺す刺客におしまの恋人を指名し、それを恋人は応じる。
しかし、おしまは、実行の日に恋人の前に飛び出して「やめて」と叫ぶ。三男は何のためらいもなく、おしまを斬り殺す。
そこに、吉宗登場。いつも少し遅いよね。しょうがないか。とっとと成敗。
兄妹はおしまの遺骨を抱いて九十九里に帰り、再び漁師になることになる。
二人ともキレイだったね。